深沢三等点       1629.8m                                                                                                                                                                                               2026.1.31(土)


  晴れ     単独     三滝駐車場から       行動時間:1H46M


@駐車場6:38→(6M)→A大禅の滝6:44〜53→(10M)→B深沢川1420m付近7:03→(33M)→C深沢三等点7:36〜40→(22M)→D大禅の滝・小禅の滝8:02〜17→(7M)→E戻る8:24 
                                                                                                                                                                                                                                                             


 
@三滝駐車場から。積雪は除雪されている。 階段路を行く。 A大禅の滝が現れる。 A見事な氷柱。外気温マイナス16℃でも、落ち口からの流れがあった。
       
Aお堂は新設したばかりのよう A上部に大きな岩窟あり B1420m付近で左岸に道形が出合う。ここで沢を離れ西側の尾根へ。 B振り返り左岸を見る。
   
1475m付近。快適尾根。 1490m付近で林道が横切る。西側に少し林道を伝う。 1500m付近の谷まで林道を伝い、ここから谷に入る。 途中で尾根に乗り上げ1570m付近。
     
東尾根の頂部1620mの高み。 C深沢三等点ポイント到着。 Cエッジの立った、綺麗な三等点。無傷。 C南から
       
南東に下ると、1550m付近で林道を跨ぐ。  D再び大禅の滝  D小禅の滝  E戻る 




 北相木村の三滝の場所は知っていたが、冬に氷瀑を楽しめる滝とは知らなかった。ごく最近になり冬季こそ見るべき場所と知り、滝見に出向いてみることにした。抱き合わせと言うかちょうどよく、その西側の高みに「深沢三等点」が埋設してあり、二兎を追うことにした。滝のある沢が深沢川で、点名はその名前で間違いない。その深沢川に沿うように破線路の山道が上がっている。その道が存在すれば、アプローチに省力になると思えた。 

 

 4時に家を出る。よく冷えた日で西上州でもマイナス8だった。上信国境を跨いで佐久の内山地区に上がるとマイナス11とさすがの冷え込み。国道141号を南下し小海から東側山中に入って行く。寒村な雰囲気はそのまま温度が示し、現地入ると車の温度計表示はマイナス16を表示していた。ちょっとここまでになると、人間はいいとして犬には酷かと躊躇した。判っていれば靴を持ってきたが、予想外に低い外気温だった。案内看板に従い、相木川沿いを逸れて、深沢川沿いの山道を進む。すれ違い余地が乏しく狭い道が続く。その先に大きな駐車場があり、そこはしっかりと除雪されていた。村として観光客を呼べる場所として管理されているようだった。夜明けをしばし待つ。 

 

 6:38行動開始。問答無用に寒い。迷犬の様子では、滝見だけで帰ろうかとも思っていた。最初のうちは、前足を上げて冷たいと訴えていたが、雪が楽しいのか階段路を駆けて登っていた。肝心の「大禅の滝」はどこに育っているかと気にしていたが、向かう先に噴泉塔のようになった氷柱が見えたときには、その自然美に嬉しくなった。近づいてみると確かにマツカサのよう。落ち口からも1.5mほどのツララが下がり、そこから毎秒0.5リッターほどの水が落ちてきていた。外気温マイナス16でも凍らない深沢川の流れがあり、この氷柱が出来るよう。まだ成長中であり、この寒さが続けば来週くらいには落ち口迄届くのではないかと思えた。 

 

 迷犬の調子が悪くないので上にあがって行く。上のお堂は最近改修されたようで白木の奇麗な姿で出迎えてくれた。ここから上ゆく進路は、積雪がありよく判らなかった。少し登ると、北の岩沿いの歩道があるのが判った。急登を進むと、大きな岩窟がある場所も見られた。ここから上はさらに急になる。雪が無ければ、どこかに九十九折が切られているのだろう。進路がよくわからず、周囲地形を見ながら適当に進む。北西進から北東進に変わる辺りが判れば、その先で、大禅の滝の落ち口脇に出て、そこからはか細い山道となる。右下に見える深沢川は、水線の書かれる場所でありながら無名沢のような雰囲気の場所が続いた。途中から山道も判らなくなり沢の中に入ると、これまで右岸を伝って来たのだが左岸に林道幅の道が現れた。ただし使われていないようで自然に還りつつある道形であった。 

 

 地形図からは右岸に破線路が切られているが、それと判る道形は左岸に続いていた。上流側へ道形を進むにも分けて進むような場所になり、ここで沢を離れることにした。標高は1420m付近で、真西に登る尾根があった。計画では町村界まで北に登る予定であったが、ここで尾根に取付いて西進することにした。ここも急峻だが、尾根に乗ってしまえば下草も無く分ける場所もなく快適だった。このまま1620mまでと思っていた中で、1490mで地形図に描かれない林道が横切った。跨いで尾根に取りつこうと思ったが、急峻そのまましばし林道を南西に進んだ。そして1500m付近が谷地形で、ここから谷に入り西進し、地形の緩やかな場所を選んで北に進み尾根に戻った。 

 

 1620mの東尾根の頂部に立つ。このピークにも杭が立つが、ここからの南に進む尾根上にも塩ビパイプの杭が並んでいた。三角点標柱がどんな状態か気にしていたが、向かう先の雪面から僅かに顔を出して待っていてくれた。深沢三等点は、角の立った加工の御影石で、まったくの無傷だった。石の色も良く美形と言える標石だった。西に木々の間から八ヶ岳が見える。南に御座山、東は上信国境の山並みが望めた。じっとしていると寒いので、記念撮影をしたら下山に入る。当初は北側を使っての往復を考えていたが、塩ビパイプが続いていたことから、尾根を南に下ってみることにした。あまり降りるとゲジゲジマークの地帯に入ってしまうが、そこまで降りずに1560m付近からの東への尾根を伝おうと考えた。 

 

 南に降りて行く。1610mからの尾根を間違えないよう注意して南東への尾根に入る。ここからは東斜面にある複数の尾根を見下ろしながら進むのだが、細かいヒダがあり、どれが目的の尾根なのか迷いつつ進んでいた。1560m付近まで尾根を伝ったら、東斜面へと下って行く。急峻だが雪が乗っているのでよくグリップしてくれた。雪が流れるような場所ではなかった。尾根を伝えない場所は谷を伝い。降りて行くと往路に伝い見覚えのある地形が現れた。そして自分のトレースに乗る。これで安心なわけだが、大禅の滝までは急峻が続くので、最後の最後まで足場注意しながら降りて行く。 

 

 大禅の滝に戻ると、三脚を担ぎ立派なカメラを持ったソロの方が登ってきていた。話をすると、南相木の立岩湖を撮ってからここに来たとのことだった。再び大禅の滝を観瀑したら、次は小禅の滝を観に行く。こちらは氷柱は無く、流れが凍った通常の氷瀑であった。大禅の方が立派過ぎるので、おまけにしてもちょっと物足りない印象を抱いてしまう。これで予定終了で降りて行く。他にも誰か滝見に上がってきているかと思ったが、駐車場には2台のみだった。 




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