羽田二等点 986.6m 2026.1.24(土)
晴れ 単独 大柏木羽田地区より 行動時間:2H14M
@吾妻地区案内看板余地6:43→(12M)→A林道を離れる690m地点6:55→(52M)→B羽田二等点7:47〜54→(21M)→C19番鉄塔8:15→(14M)→D20番鉄塔8:29→(19M)→E大柏木諏訪神社8:48〜50→(7M)→F戻る8:57
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| @羽田地区の案内看板がある場所の余地からスタート。 | 大柏木諏訪神社は帰りに立ち寄る。 | A標高690m付近で林道を離れ沢沿いの道へ。二つの堰堤を越えたら道は終点。 | 古い杣道があり、薄い道形を伝う。715m付近。 |
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| 740m付近。凄い藤蔓があった。とぐろを巻いた竜のよう。 | 760m付近にも太い藤蔓。 | 780m付近。見える谷に降りて中央の地形を登った。 | 中央の尾根。最初は急峻。 |
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| 915m付近。下草が無く快適。 | 925m付近にクマの糞 | 975m付近。もうすぐ。 | B羽田二等点峰 |
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| B西側の防障石のみ小ぶり | B二等点。凍結しておりここまでしか掘れなかった。 | Bヤキソバパンと | B北側の展望。吾嬬山などが見えているのだろう。 |
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| BフジオカTK氏のリボンが見られた。 | 東側の尾根にはリボンが続いていた。 | 940mの高みにワイヤーが張られたままの木がある。 | 920m付近にクマのキジ場。大量。 |
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| 925mの肩は、境界標柱がこの通り。 | 930mの肩に不動産屋の看板がある。 | C19番鉄塔 | C北へ進む巡視路。南に下る。 |
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| 巡視路途中920mの展望地。北東側が開けている。 | ハッキリした道が続く。 | 860m付近で道形は東へ向く。巡視路はここから南西へ分かれる。 | 860m付近から降りてゆく巡視路のステップ。 |
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| D20番鉄塔 | 鉄塔から南に下り林道に乗る。 | 往路に林道を離れた場所。 | E大柏木諏訪神社に寄る。広い境内があり、綺麗に保たれていた。 |
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| F戻る |
東吾妻町の羽田二等点を目指す。旧大柏木村地内にあり、川原湯温泉側への大柏木トンネルができたので、大柏木の名を見知っている人は居るだろう。国道406号から少し逸れる場所で、トンネルができる以前はどん詰まりな山村で、トンネルが開通し大きく様子が変わったろう場所であった。羽田二等点の「点の記」は、明治のオリジナル品が見られ、かなり味わいがある表記になっていた。宿や食料や飲料水の入手詳細まで書かれているものだった。これを見て登らずにおれなくなった。山村なので、土地が在っても駐車場所を迷うが、運よく羽田地区に案内板が立てられた余地があり、そこを基点とすることにした。
5時に家を出る。この時はマイナス7℃。現地入りするとマイナス12℃まで下がっていた。欲張って標高の高いところで計画しなくてよかった。地形図に読める614高点の場所に広い余地があり、気兼ねなく停めることができる。川原湯側に向かう観光客用の絵図がある場所で、公的に用意された駐車余地のようだった。外に出るとさすがに冷える。グローブの耐寒温度が気になった。里山と思って低い温度のモノしか用意してこなかったのだった。
6:43行動開始。西に向かうとすぐに北に折れて行く道がある。その先に一軒住まいするお宅がある。諏訪沢を諏訪沢2号橋で渡って行く。再び西進になると、もう一棟お宅が見えてくる。その手前を北に右折してゆくと、左側に大柏木諏訪神社が見えてくる。通年点灯しているようで、うす暗い中に御神灯が灯っているのが見えた。沢沿いを登って行くと、690m付近で林道は右カーブとなる。ここには沢沿いに進むコンクリート舗装路が分かれており、この道を使ってみることにした。わずかに登ると舗装はすぐに終わり、二つの堰堤を左に見て進むと、広い扇状の地形で道形は終わっていた。ここは二つの谷地形の出合で、西側の谷筋に入って行ってみる。標高700m。この辺りまではテムレスを嵌めていたが、ジンジン痺れて限界だった。ウール製に切り替えると格段に変わる。毛の力は凄い。
沢の左岸斜面には杣道と言えよう薄い道形が在り拾いながら登って行く。時折見失うが、何となく進むとその先に繋がっていた。こんな様子なので、現在は全く使われていないようだった。しかし進んで行くと驚く出迎えがあった。まず735m付近に、直径300mmほどになった竜のような藤蔓が見られた。さらに760m付近、770m付近にも特異な形の藤蔓があり、その奇形さに目を楽しませてもらった。道形は780m付近で見えなくなった。進む先に二股が見える。沢の中に降り凍った上を伝って行き股の場所となる。迷犬は凍った上は苦手なようで歩き辛そうにしていた。頻繁に爪切りをしているので爪が立てられないのだった。ここで沢伝いは止め中央の尾根を登ることにした。
790mからの尾根は急峻だが、下草の無い斜面が続き見通しはいい。925m付近にはクマの糞が見られた。シカの糞も多い場所で、2頭の小鹿が撥ねて行く姿も見られた。北に進んでゆくと西寄りに高みがあり進んで行きたくなるが、埋設してあるのは東側の肩地形で、乗り上げたら東に進んでゆく。進む先に防障石を伴った標石が見えていた。
羽田二等点到着。なぜか西のみ小さな防障石になっていた。そして標石はほぼ土に埋まり、掘ろうと思ったら、凍てつき硬く「二」が見えるまでで諦めた。北には白き峰々があり、その手前に吾嬬山だろう円錐形の山容が見える。東に榛名山系があるが、ここからはあまり見栄えはしなかった。標石の南西に黄色い荷ひもが縛られていた。これはフジオカTK氏のもので、何か書かれているが判読は出来なかった。迷犬とヤキソバパンを分かち合ったら東に進んでゆく。
ここからの尾根上にはマーキングが続いていた。好事家が狙う場合、東の実線路(林道)に絡めてアプローチする人が多いのだろう。940mの肩には立木にワイヤーが縛られたままになっていた。針葉樹マークは南斜面なので、伐採時に使ったものだろう。さらに東に進むと、920m付近に大量の熊の糞が見られた。ここは熊のキジ場なのだろう。こちらも全く下草が無い。925m付近の高みには、境界標柱が抜けた状態で横たわっていた。東の送電線が見える頃、930m付近には、なぜか不動産屋の看板が立てられていた。所有地を示すものなのだろうけど、設置した作業負荷に対し見る人はごく僅かだろう。所有地エリアに対し注意を促す意味合いで立てられているのかもしれない。
紅白の送電線鉄塔の下を東に進んでゆく。巡視路標柱からは、この鉄塔は19番鉄塔と判る。鉄塔下から北に巡視路が降りて行っていた。実線路に繋がる道だろう。帰路方角と異なるので、北に背を向け南に下る巡視路を降りて行く。わずかに九十九を切ると、歩道幅ほどの道形があった。落ち葉が乗っておりカモフラージュされているが、落ち葉の無い場所ではとても明瞭な道形であった。しばらく南進してゆく道だが、860m付近で東を向く。872高点側に向かうのでどうしようかと迷っていたら、南西の斜面に巡視路のステップが並んでいた。この場所は巡視路標柱が立っていて欲しい場所だった。
階段路を降りて行くと、先ほどの分岐点から4分ほどで20号鉄塔の場所となる。19番は紅白に塗られていたが、こちらはドブ付けメッキ仕様であった。鉄塔下からは、たぶん巡視路は東に切られていたようだが、ここは適当に南に下る。すると下に林道が見えてきた。ちょうどカーブミラーの場所で林道に降り立つ。伝って降りて行くと、往路に林道から離れた場所に戻った。ここで逆回りだったらどうだろうと思ったのだが、たぶんその場合は、あの藤蔓を見ることはできなかったと思えた。あれが見られたことで、今回の進路で良かったと思えた。
麓にある大柏木諏訪神社に立ち寄る。距離こそ短いが、参道両側に立派なスギの大木が並ぶ。そして点灯している御神灯を左右に見ると境内で、そこに立つ社や舞台は、とてもきれいに保たれていた。そうそう、ここは神社となっているが狛犬の姿は無い。蔵もあり、山村らしい地域の鎮守な位置取りの造りであった。社の北東にはご神木も見られた。無事の下山をお参りして麓に降りて行く。大戸と川原湯を結ぶ道は往来する車両は多い。その音以外は全くしない村落で、道ができる以前は本当に静かな場所だったろうと思えた。