安房山 2220m
2004.8.1
曇り 同行者あり 安房峠から 行動時間:2H28M
@安房峠9:15→(73M)→A安房山三角点10:28〜30→(2M)→・安房山最高点10:32〜55→(35M)→B安房峠11:30
@安房峠からの上り口。 | 途中の縄梯子。かなり揺れる。 | はしごの場所から振り返る。 | 熊の糞もあり、野生動物の気配も感じられる。 |
次のハシゴ場。木の根も蔓延る。 | A安房山三角点。最高所はこの少し先。 | 国土交通省(当時)の施設。 | アンテナと風車が遠くからも目立っていた。 |
山頂付近から焼岳。間近にある。 | 山頂付近から霞沢岳。 | 山頂付近から穂高連峰。 | 最高所に赤い絶縁テープが縛られてあった。 |
下山途中から白谷山。 | 下山途中から十石山側。 | 途中から焼岳と手前に峠越えの道。 | 途中からアカンダナ山(左端)と白谷山。 |
峠のすぐ上にある安房トンネルの排気煙突。 | B安房峠に戻る。峠の碑。 | B峠から見る穂高。 |
白骨温泉と抱き合わせで安房山を予定をしてみた。出発したのは6時。通常に比べるとかなりのスロースタートである。それでも順調に走り9時に現地安房峠に着いた。何年ぶりだろうかここ2〜3年は来ていないはずで懐かしい峠であった。峠の茶屋はもう営業はしていなかった。人が住まないとたちまち荒廃が進むようで、かなり寂れた状態で茶屋がそこにあった。
9:15峠をスタート。すぐに送電線の鉄塔があり、その先に安房トンネルの空気抜きの煙突がある。周囲をぐるりとまわっても入口はない。高さ3mほどの煙突そのものである。同行者がスローペースを決め込んでおり少しここで時間を潰す。この先は道が無いように見えるが、県境上を左の方へ進んでゆくと切り開きが続いている。左側にトラバースし、鋭角に右にターン。ここから少し荒れた道になる。縄梯子があり、ロープも流してある。この先もっと荒れた箇所があり、同じように縄梯子が施してあった。ここは昔、十石山へ抜ける登山道があったが、数年前までは廃道状態となっていた。それが国土交通省の施設へ作業道(出来上がってからは巡視路)が出来た事により、安房山まで楽々登山が出来るようになった。
熊の糞も見え鈴を鳴らしながら歩く。樹林帯であまり遠望が利かないが、時折見える山々は既に踏破したものばかりで懐かしい。特に難しい所は無く三角点峰に立つ。ゆっくりと歩いたが、急げば40〜50分ほどで歩ける道のりである。最高所はさらに南側の場所にあり、その先に国土交通省の施設が見下ろせる。まだ重機が幾つも見え、工事途中の様子でもあった。鉄塔も2基ほどあり風力発電の為かプロペラ付きの風向計のようなものが見える。山頂に戻りしばし休憩。遠望は穂高方面側がいい。霞沢を手前に穂高連邦、その奥に笠が岳が見える。焼岳の噴煙も手に取るように見える。なかなか見られない景色であり、短時間の登山だが満足満足。
下山もハシゴの場所のみ注意すれば、特に問題箇所は無い。峠に降り立つとバイカーが屯していた。ここに居たバイカーは空ぶかしが多く大迷惑であった。折角の気持ちのよい山歩きが・・・。
帰りの温泉は白骨温泉の予定であったが。急遽変更し中房温泉に寄る。700円。焼岳から降りてきたらしい山屋が談笑しており、賑やかな湯壷であった。サッと汗を落とし松本へ向かう。帰りに予定していたカモシカ松本店に寄る。オープンセールで一階も二階も大賑わいであった。