有明山  2268.3m          

 
  2004.7.4  


   快晴    単独    有明荘裏からピストン   行動時間:4H32M


@有明荘裏登山口4:12→(138M)→A鳥居6:30→(2M)→B有明山6:32〜7:06→(98M)→C下山8:44


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@有明荘裏の登山口 山頂へ1.7キロの道標。 山頂の鳥居 A北岳の社
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A二等三角点 A奥社 A奥社の脇に屋根が落ちていた。 山頂から見る2283高点。
enzansou.jpg  okusyagoshini.jpg  okusyanooku.jpg  kane.jpg 
A燕山荘も肉眼で見える。 A奥社越に東沢岳側。 A奥社のさらに南側にある社。 A鐘を打ち鳴らし下山となる。
9gou.jpg  8gou.jpg  supure1.jpg  1.5.jpg 
9合目の標柱  8合目の標柱  沢山あるスプレー書きの標識  足の速い人はここから1.5時間で上がれるとある。 
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味わいのあるスプレー標識。  B下山完了     


 

 ここも気になりつつ、なかなか足が向かなかった場所である。その理由はコースタイムである。紹介誌には登り5時間とあり、だいぶ構えていた。しかし実際は3時間ほどで歩けるらしい。となると簡単な山に思えてきた。

 
家を1時出発。快調に走り3時には中房温泉に向かう林道に入る。林道は長く狭いので、かえって深夜走行の方が対向車に対して危険回避が出来る。有明荘のへリポートには、3時40分到着。夜も明け始めたが、しばらく体力復活の為に仮眠を取る。

 4:12出発。まだ薄暗く、ヘッドライトを照らしながらの歩行となる。道が悪いとも聞いていたが、何も問題は無かった。しばらく両側は笹の藪である。じきに三段の滝への分岐を通過。この先からトラバース道がアップダウンする。その次には急登が待っている。木の根を掴みながら身体を持ち上げる。丁寧にロープも流してあるので、このあたりも問題は無い。笹の樹林帯を抜けると石楠花が待っていた。なかなか大きな花弁の石楠花で、終わりに近いのかかなり地面に落ちていた。ここを過ぎるとちょっとした岩場になる。と言っても全て巻き道で巻いてしまうので問題は無い。危険箇所には、適宜鎖が流してある。ちょうど1時間ほど歩いた所に「ここから1時間30分 ただし足の早い人」と書かれた標識がある。これを信じると山頂まで2時間半で着いてしまう。期待して標識の文字を信じて駆け上がる。

 

 8合目の標柱を過ぎると、空が明るくなった。稜線に出たのである。稜線は右に進み、軽いアップダウンをこなす。しばらく行くと目の前に鳥居が現れ、そこが北岳。そのまま南に進無と中岳となった。木橋を渡り大岩を下り、奥社到着。奥社の裏側には、屋根が落ちていた。葺き替えた前の屋根のようである。いいのかこんな所に放置しておいて・・・。さらに南に足を進めるともう一つ社があった。奥社のところに戻ると、昔の社殿跡か腰掛にちょうど良い積み石がある。大岩もあり食事休憩には最適な場所となっていた。自然とここで朝食をとる。日ごろの行いからか、天気予報がはずれ快晴になり展望も申し分は無い。周囲を見ながら腹を満たし、少し長居となった。トランシーバを握ると松本市内の知人から声が掛かった。

 

 7:00下山。8合目を過ぎると、今日始めて出合う二人のパーティーが休んでいた。「速いですね」と言われながら軽い挨拶を交わし先を急ぐ。と言っても急峻の為、スピードは出ない。結局総勢7名とすれ違い、登山口に降り立つ。地図を見ながら構えていた期間が長かった為か、思いのほか楽に登れてしまった。

 

 この後、次に予定している雨引山に登るべく松川村の馬羅尾高原に向かう。

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