東山 1429.5m
2008.12.20(土)
晴れ 単独 林道北側より 行動時間9M
@林道北側から入山14:16→(3M)→A東山14:19〜22→(3M
)→B林道14:25
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野外活動センターの先のゲートは開いていた。左に行止りの表示も立っている。 | @東山の北側の林道と尾根の接した場所から取付く。 | 尾根に乗るとすぐにこの看板があった。上に三角点表記があり、山頂にあったものと思われる。 | A東山山頂部。三角点を倒木が覆っていた。 |
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A西から東の様子。 | A倒木をどかし二等点が甦る。 | A山頂から南へ下る道。 | Bステンレスの標識がかかる。この標識は関西に非常に多い。 |
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林道までの斜面 | B林道に降り立つ |
東山には2度フラれている。と言うのは、私がこの山を狙う時はいつもこの時季であり、野外活動センターの先で2回ともゲートが閉じられていた。今回も殆どダメもとで塩尻峠に入ってゆく。しかし道路の雪の状態が、ちらほらどころか殆ど無い。これなら開いているかもと思ってしまった。以前に塩尻市に問いあわせたところ、野外活動センター先のゲートは、毎年決められた日に閉じられるのではなく降雪状況により封鎖するとの事であった。その事を聞いていた為に性懲りも無くこの時季に入って行った訳である。
野外活動センター過ぎ恐る恐る右へターンすると、見事にゲートは開いていた。しかし昨年からある、塩尻市の農林水産課が立てた「行き止り」の標識は残っていた。土煙を上げながらダート林道を上がって行く。勢いよく上がっていくもののすぐに雪が乗り、ソロリソロリと雪を噛み締めるように進んでゆく。林道周辺には非常に標識が多く、ぶらぶらと下がったそれらはかなり淫らに見えた。東山の東側から登山道が入っていたが、最短距離をと北側まで回りこんでアプローチする事にした。
北側から斜面に取付くと「東山」と書かれた看板があった。案内看板にしてはおかしな看板で、大きさからしておそらくこれは山頂にあった看板に思えた。「残り5分」と追記された文字もあり、誰かが下ろしてきてしまったようだ。薄くらい針葉樹の斜面を適当に登ってゆくと明るい山頂部に到達する。そしてススキの中に三角点を示す補助標柱を発見する。その前には倒木があり、なんと三角点はその下になっていた。この倒木は写真測量をする為に台座をくくりつけた木で、先端部にそれらの木材が残っていた。この木がいつ倒れたのか判らぬが、暫くの間、この山頂には登頂者が居なかった事が伺える。倒木をどかし、それに伴う枝も綺麗に排除し三角点復活。見事な二等点が甦った。南側には唯一山名を示すプレートもかかっていた。この三角点から少し西側にずれると南からの登山道が上がってきていた。往路を戻る。