御鹿山 931m
2008.8.25(土)
曇り 単独 長手地区から入り林道ゲートからスタート 行動時間:57M
@林道ゲート13:49→(15M)→A黒姫表コース分岐14:04→(9M)→Bカーブミラー取付き点14:13→(5M)→C御鹿山14:18〜26→(10M)→D黒姫表コース分岐帰り14:36→(10M)→E林道ゲート14:46
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長手地区内。この十字路は右折。 | ここは直進(右の道へ)。 | ゲートまでに一度表コースが林道を横切る。 | @御鹿池からの林道との変則三叉路。ここで双方の道ともゲートされている。 |
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Aゲートの先で再び表コースが林道を横切る。帰りはここに出てきた。 | Bカーブミラーのある取付き点。(西側から撮影) | B取付き点。(東側から撮影) | 入ってすぐの歩き易い雑木林。 |
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C御鹿山山頂。東から西を見ている。 | C御鹿山山頂。西から東側。 | Cスギが林立し、このような切り株が多い。 | Cフェンスの支柱が数本並んでいた。 |
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南側斜面にあったムラサキシキブ。 | 下った谷の様子。左側に微かな踏み跡の筋が見える。 | D表コースと合流する。(山側から撮影) | D表コースから見た歩いてきた谷への入口。往路に使う場合はここを右へ。(中央の木に青いテープが巻かれている) |
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D林道に出る。 | Eゲートに到着。 |
笹ヶ峰から下ってきて、まだ少し日が高いのでもう一座目指すことにした。簡単に登れそうな黒姫山の東にある御鹿山に目を付ける。ここは林道が直下を通っており、ほんの数分で山頂に立てる場所にも見えた。
最初に黒姫牧場側から南進し黒姫童話館からの道が伝えるかと思って入ってみるが、童話館から先はバリケードがされて進む事ができなかった。この童話館の駐車場に車を置いて御鹿池経由でアプローチしても良かったが、林道が入れるものと思っているので、北側に回り込んで長手地区から林道に向かう。途中にラベンダー畑に導く看板があり、それに伝って769高点の交差点を北に向かい、再度あるラベンダー畑の看板は左にやり過ごしそのまま直進し、その先でダート林道に入る。すぐに黒姫山への表コースが林道を横切り、どこまで林道が進めるものかとワクワクしながらハンドルを握るが、この先ほんの少しの場所でゲートされており、そこまでであった。ちょうど御鹿池からの道が北側から上がってきている場所で、変則三叉路となっていた。こうなると先ほどの童話館からから歩いた方が近いことになる。まずった・・・。そう思ってももう遅く、戻るのも馬鹿らしいのでここから歩くことにした。
ゲート前には適当な路肩余地がありそこに車を置いて歩き出す。ゲートのチェーンには、侵入に際しての注意書きがあるが、主に車や植物採集に関しての文言が書かれていた。歩き出してすぐに左に折り返すようにターンし、そこから700mほど進むと今度は右に折り返す。そしてここで再び黒姫山への表コースが横切る。左(北)側の山側には新たな林道と山道があり、その双方に表コースの黄色い登山道の看板が付けられていた。少し偵察しこれまでの林道を足を進めてゆく。この林道はとても気持ちいいのだが、それには訳があり、林道脇の雑木が綺麗に剪定してあるのである。そのためにすっきりとした雰囲気の林道となっていた。
そろそろ本峰へ取りつかねばと思っていると、ちょうどそこにカーブミラーが立っており、その先の北側斜面は至極なだらかな下草のない場所となっていた。ここから南側に突き上げてゆく。登るというよりは歩いて行くというのが適当なほどの勾配であった。邪魔に思うのはクモの巣くらいで、掻き分け進むという部分は皆無。そして全く労せず山頂に到着。そこには面白い風景が待っていた。杉が林立しているのだが、その中の数本はベンチほどの高さで切られ、椅子のような感じで残っていた。苔むしているものもあり、山頂ではあるものの、なにか公園のような雰囲気もあった。そして人工物と言えば、青と黄色のビニール袋が縛られ、何かそれが最高点を示しているようでもあった。それからかなり古いフェンスの支柱が3本のみ確認できた。北側には牧場があるが、もしかしたら昔はここまでも放牧されていたのかもしれない。展望は無いが長居しても飽きない山頂であった。
帰りは往路を戻らずに真南に向かって斜面を下って行く。こちらもさほど邪魔になるような植生はなく、途中で谷部に入るとやや野草が覆っている程度であった。雨の場合のみ少し流れがあるのか湿っている場所もあるが、そこに薄らと踏み跡があり、それに伝って下って行く。そして出た先は、往路に表コースが横切り左に入って行った場所で、林道から見ると山道(表コースの林道でない方)に入って25mほど先の右側であった。実は往路にもここからアプローチできると思って偵察に入ったのだが、踏み跡もありおおよそは予想通りであった。あとは林道歩きでゲートに向かう。
途中で本日合流するO氏から電話が入る。現在斑尾山山頂との事であった。私の獣避けの鈴の音が聞こえているようで、開口一番「歩いてますね」と言われる。鈴の音から察知されているのは判っていても、どこからか見られているのではないかとキョロキョロしてしまう。各人付近に集結し、てんでんに山を登っているようであった。まだまだ登っている方が居る中で、ここをこの日最後の山としている自分が居るのだが、もう一座がんばらねばと少し感化されてしまう。しかし何事も腹八分が適当であり、地図を見直して次の山を探す事はなかった。
ゲートに着き、朝6時に履いた登山靴をやっと脱ぎ車に乗り込む。宿に向かう途中にイモリ池に立ち寄るが、残念ながら浚渫作業中で景観がよろしくなかった。少し時間があったので足湯などと思っていたが、工事が終わった頃に出直すことにして宿に直行した。