青山   1130m      

 2009.11.15(日)   


   晴れ     同行者あり                 行動時間:−−−−−


@パルコール嬬恋ゴルフコース南東余地→(2M)→A青山→(2M)→B下山


aoyama.jpg  aoyamakara2.jpg  aoyamasankaku.jpg  aoyamakara.jpg 
A山頂に近接して造園業者宅の展望台がある。 A以前は浅間がばっちり見えたのだが、今は少し遮られ・・。 A三等点 A先ほど居た小浅間山。



 小浅間山の山頂で、下野からはるばる来られたSJJ氏と合流した。氏も凄いハイカーであり、日に43座(全て異なった山)を踏んだ前人未到の記録を持つ方である。本人は地図も読めない、コンパスも使えないと仰られるが、凄い結果を出したことは事実。賞賛に値する。氏は恥ずかしそうに「GPS登山が主です」と言うが、ある意味、昨今では一番安全な登山と言えるかも知れない。小浅間山に来るまでにも、榛名山系の山を3座踏んでから2時間ほどかけて移動してきていた。熱い真摯な方なのであった。

 折角なのでと、私が計画していた「馬見塚」と「天狗塚」に同行してもらい、最後の仕上げにこの青山に案内をした。私が青山に登ったのは10年前、当時は南東側が宅地分譲して売り出している時で、のぼり旗が賑やかに並べられているような様子であった。しかしなかなか売れなかったのか、現在は造園業者が一帯を買い取り、個人宅のようになっている。一応、そこに入ってみるが、やはり他人様の庭先に居るようで、そこに車を置いて登る事はできない。すぐ上に山頂があるのにちと歯痒いのであった。

 235号側に戻ると、道を挟んで向かい側に小路が入っており、その脇に大きく広見があり、そこに駐車。そこから造園業社宅を見ると、背丈17mほどの松の木の先端部を、ブームを伸ばしたクレーンで剪定をしているところであった。あんな高いところを剪定しているのを見るのは初めて。でもそこでの作業はプロの作業、高い低い関係なく、枝ぶりがいいように剪定バサミが入れられていた。それを右に見ながら車道を北西に進み、敷地の際から雑木林の中を山頂に向け突き上げてゆく。造園業社宅の敷地境界には、岩(溶岩石?)が詰まれた壁になっており、これもまた豪勢というか凄い。持っている人は違うと思えてしまう。

 登りあげると一番に造園業者の造った展望台が目に入る。四隅を強固な一本丸太を使い、基本木材構成の櫓で、その横に鉄骨での螺旋階段が付いている。なんともアンバランスな絵なのだが、それが事実そこにあり、嫌な事に浅間側の眺望を邪魔していた。と言う事はその展望台に登れば、邪魔するもの無く浅間が見える事になる。青山が登山対象の山であるならば、これらの建設は微妙なのだろうが、好事家しか登らない山であるから、問題視はされないのだろう。

 三角点は、雑草の中に顔を覗かせ四方を石に守られていた。その西側には、頭を黄色く塗られた木柱も埋め込まれていた。今回SJJ氏が来なければ二度と登る事はない場所であったが、おかげで再び上に立つ事が出来たのだった。

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