海岸寺山 1124.4m
2009.9.27(日)
晴れ 単独 林道比志海岸寺線分岐より 行動時間58M
@林道比志海岸寺線入口10:41→(16M)→A海岸寺山10:57〜11:19→(4M)→B林道に降り立つ11:23→(10M)→C分岐に戻る11:33
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
林道途中の「笠無」への登山口。ここも一度は辿ってみたい。 | @林道比志海岸寺線の入口分岐。車の前辺りから取り付く。 | 伐採木の多い尾根斜面。 | 直下はかなり急登。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
A山頂到着。けっこう広く明るい。ただ展望は無い。 | A三等点。 | A登ってきた西側。 | A降りて行く南側。 |
![]() |
![]() |
![]() |
|
B林道に降り立った場所。斜面に踏み跡が上がっている。 | 林道に居たセンチコガネと遊びながら・・・。 | C分岐点到着。 |
雨竜山を終えて、今日最後の目的地の海岸寺山を狙う。こんな山中に「海岸」とは如何にと、清里通過時にいつも思っていたのだが、海岸寺と言うお寺さんがすぐ近くにあるのだった。林道を戻ってゆくと、再び「笠無」(1475.7m)の登山口を右に見てどんどん進む。そして浅川地区と桑原地区を結ぶ主要道に戻る。ここは海岸寺の北に位置する。目指す山はここから東にあり、本来は山腹を巻いている林道比志海岸寺線を300mほど東に入った位置から入るのが近いようだが、山腹を見ると野草が密生しており、入りずらそうに見えた。よってこちらまでずれてきたのだが、この尾根末端の西側も伐採木が多く、なかなかいやらしい場所となっていた。
伐採時の作業者の踏み跡を利用して駆け上がってゆく。北側に寄ろうかと少し進むが、ここは明るい南の伐採木を避けながら進んだ方が歩きやすいようであった。伐採されてしばし経過しているようであるが、殆どが切られてそのままになっている。途中から尾根にしっかり乗ると、割と大きな石が距離にして15mほど点在する場所がある。苔むしたものもあり、何か石碑でもあるのかと思えるような場所となっていた。この先から急登で、柔らかい地面に足を取られないよう踏ん張って上がって行く。
山頂到着。西側の今伝ってきた道への下降点にはピンクのリボンが縛られていた。反対に東側に行く場所へは、針金や荷紐が見られた。割と広い山頂で、視界こそ無いが明るく気持ちが良い。しかし耳からは、オフロードバイクの爆音や、車の通過音が頻繁に聞こえてきていた。里山であるからこれらはしょうがないのだが、山に居ても下界の喧騒が聞こえるのは、ちと・・・。
下山は往路を辿らずに南に下ってみた。こちらにも薄っすらと道形はある。尾根上は伐採された刃物跡も残る。伝ってゆくと、尾根形状通りに緩やかに西に巻くように進み、林道に降り立つ。林道を挟んで麓側にも、そのまま道形は降りて行っていた。
比志海岸寺線を西に戻る。林道から谷側を見ると、夥しい不法投棄されたものが見える。嫌なものを見てしまったと、あまり周囲を見ないで黙々と戻る。アスファルトの上に光る甲虫を発見。センチコガネか、手に取ってしばし戯れながら戻ってゆく。
林道の分岐点に戻り、今日の全ての山行を終えた。程よい疲労感。のんびりと清里の静けさと爽やかさを楽しませていただいた。