亀山   235m      

 2009.8.15(土)   


   晴れ     単独       リフト頂上駅より          行動時間16M


@リフト頂上駅展望場4:58→(3M)→A亀山5:01〜12→(2M)→B下山5:14


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@リフト頂上駅前から階段を登って行く。 最初の折り返し場所で展望が開ける。 A亀山山頂。 A立派な展望台。
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A三角点。 A気仙沼湾を見下ろす。 A気仙沼港側。右手の山が安波山。 A山頂の東側の展望台。
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A東側からの眺望。  山頂大地のほぼ中央(山腹)にある愛宕神社。  B戻る。   


 

 島に渡って最高峰を踏むことを趣味している私としては、気仙沼大島にある亀山は、当然狙うべき場所となっていた。と言ってもここにはリフトがあり、さらには直下まで車道が上がっているので、登ると言うよりは僅かに歩くと言った方が適当かもしれない。

 

 夕方のフェリーを予約していたが、二艘のうち一艘が故障しており、一艘で気仙沼商港と大島をピストンしているので、かなりダイヤが乱れていた。おかげで予約時間より1時間遅れで出港となった。大島までは実質15分。僅かな海の旅だった。海に興味の無い人や、航路を知っている方は、そのまま車に乗ったまま降りてこなかった。

 

 さて大島に上陸し、すぐに休暇村に行く。と言うのは島で日帰り入浴できるのがここしかないからであった。しかも18時から20時の2時間しかない。フェリーの遅れにより、この時間に食い込んでしまい、急いで現地に向かい、気持ちよく沈没となった。そして風呂を上がると次は亀山に向かう。もうこの時間はリフトは動いていないので、車でリフト頂上駅まで上がってしまう。するとそこから見える夜景はすばらしい。夜景と言うと麓の明かりを指すのかもしれないが、空には真っ白い天の川の星の流れがあり、その星の多さたるや、驚くほど数が瞬いていた。このリフト頂上駅には自販機があるのだが、その明かりが無ければ、星を見るには最高の場所となっていた。嬉しい事に、本土側では花火大会をやっているようで、いくつもの大輪の花が咲いていた。

 山(亀山)を挟んだ反対側では陸前高田の花火大会をやっており、凄い数の破裂音が聞こえていた。ベンチに腰掛けて花火を見ながら宴会開始。すると事もあろうにパトカーがやってきた。このリフト頂上駅の場所は駐車禁止の場所であり、撤退を催促されるのかとドキドキしたが、そのまま黙って降りて行ってしまった。結局、飲むだけ飲んでここで車中泊。

 

 翌朝山頂を目指す。自販機脇のコンクリートの階段を登ると緩やかな道が先に続いていた。進んで行くと目の前の展望が開け、唐桑半島の根元辺りがよく展望できる場所となっていた。鋭角に折り返すように南に向かい、僅かで展望台のある山頂に到着。その前にはコンクリートで周囲を固められた三角点もあった。山頂部は東西に長く、東に進んで行くと、少し下がった場所に愛宕神社があった。さらに東に進んで行くと、山頂以上に立派な展望台があり、そこからは朝焼けしている海を見渡す事ができた。ここには東屋の他に、「涙の松 由来碑」があり、そこにある松の由来が書かれていた。

 

 東に戻ってゆくと、早朝ながら家族連れが上がって来ていた。皆、夏休みの行動は朝早いようであった。

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