大高森   105.2m      

 2009.8.15(土)   


   晴れ     同行者あり       公衆トイレ側より          行動時間29M


@登山口14:27→(13M)→A大高森14:40〜45→(11M)→B下山14:56


tozanguchi.jpg  michi.jpg  sancyou.jpg  azumaya.jpg 
@登山口。 途中の分岐 A大高森山頂は賑やかに。 A東屋越しに石巻湾。
sankakuten.jpg  nobiru.jpg  tenbou.jpg  gezan.jpg 
A二等点がひっそりと北側にある。 A野蒜海岸。 A西側の眺望。 B登山口に戻る。


 

 お盆休みの旅も、三陸海岸を上の方から南下して来て松島に入った。ここでの予定は、松島四大観を登り、そこからの眺望を楽しむ事。まずは奥松島の大高森を目指す。色々調べると大鷹森と表記しているものも多く、この山頂を示す漢字は両者混在しているようであった。

 

 国道45号線を浅井の交差点で離れ、野蒜海岸に沿って南下して行く。ここは凄い数の海水浴客で、路肩駐車脇から出てくる子供に冷や冷やしながら通過して行く。その海岸線も終わり、潜ヶ浦水道を松ヶ島橋で渡ると、その先1.6キロほどで登山口となる。最初は行き過ぎてしまい、柳ノ浜側の登山口前に来たが、同行者の「楽な方から」の要望に、北に戻る。駐車スペースが広いわけでなく、路上駐車も多い。公衆トイレのある場所には車止めが施してあり、突っ込めないようになっていたが、そこは四駆、ちょっと無理をさせていただき停めさせてもらった。

 

 暑いジリジリとした太陽を受けながらスタートとなる。かなりの利用者が居るのだろう、道が光るほどによく踏まれている。これには訳があり、サンダル履きなどタウンユースの靴での利用が多いためであろう。フラットなソールで踏まれるので、ツルツルさが増しているように思えた。なだらかな道には、凄い往来の人、人、人。こんなに人気の場所なのかと、この先の四大観巡りに際し、混みようが気になった。家族連れ、カップル、外国からの方、みな汗をしながら上り下りしていた。

 

 途中にベンチがあり、そこから谷ルートのような道が一本分岐していたが、「現在は崩落により通行止め」と表示してあった。観光客の中には山屋らしい人もおり、「こんにちは」と声をかけてくる。ここは山なれど、観光地としての山であり、恥ずかしいがこの場所での挨拶に違和感を感じていた。それほどに無言ですれ違う観光客が多いのだった。

 

 最後は南から巻き上げるように山頂部に到着する。立派な東屋があり、その西側に展望台が設置してあった。そこから見る景色は、確かにすばらしい。午後の15時近い訪問であったが、夕日の頃、もしくは朝などは、さらに美しいように思えた。北を見ると白い弧を描いた野蒜海岸が見え、東を見ると石巻湾越しに金華山側の牡鹿半島が見えていた。人は多いのだが、意外に静か。展望の良さからなのか、それともここまで登った疲れからか。おそらく後者なのだろう。

 

三角点が無いなぁと思って探していたら、東屋の北側にそれはあった。四方を石に囲まれた状態で、嬉しい事に二等点であった。続々と観光客が上がってくる。長居する場所ではないと、往路を戻ってゆく。


chizu1.jpg

chizu2.jpg 
 
  

                                         戻る