茶臼山     26m                
   

 2011.2.2(水)   


   晴れ     単独           行動時間:不明


 天王寺駅前のホテルからテクテク散歩


  
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天王寺公園西側入口。 入口には案内看板も。 長い連絡通路。 ここが9時半まで閉ざされている。(帰りに撮影)
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北側の門扉から茶臼山 西側最短距離から見上げる。 西側から 途中から通天閣。



 聖天山から今度は天王寺公園内の茶臼山を目指す。先ほどの聖天山に比べたら標高も高いので、少し期待して歩いてゆく。関西本線の下を潜り、ジャンジャン通りを抜けて行く。抜け出ると目の前の高い位置に通天閣が見える。なんとも大阪に来た気分を強くしてくれるアイテム。そして動物の鳴き声に導かれ東に向かい、動物園入口に辿り着く。そこではダンボールに包まった方が居られ、そのすぐ脇で私がカメラを構えてスナップショット。なんともシュールな空気感。とりあえず朝の挨拶をするが、静かに目で挨拶をしてくれるだけであった。

 夜が明けだし、少し歩き易くなった。正面に市立美術館の大きな建物を見ながら、連絡通路をその方向へ進んで行く。しかし、行き着いたそこは、ゲートが閉じられていた。そして猫も入れないようにその一帯はフェンスが張られていた。なにか嫌な予感。北に進路を変え、そのフェンスを右にしながら歩いて行く。フェンスの支柱の上には、赤外線での感知なのか、センサーが多数付けられていた。完璧な看視防犯体制。フェンスの上にはギザギザした物が取り付けられており、乗り越える事を阻止している。だんだんと頭の中が繋がってきた。夜半は路上生活者が入れないようにしているのだと・・・。

 歩いてゆくと私立美術館への入口に警備員が居て、少し会話をする。「何時から開門ですか?」。「9時半からだよ」。「えっと、この美術館への道に入っていいですか?」。「そこは一般者は進入禁止」。もうこの時点で登頂は不可能と判断できた。今日の予定からして、9時半以降に再びここに来る事は不可能だし・・・。それでも諦めないのが私。北側に巻き込むようにフェンスの脇を行く。北側にもゲートがあり、そこからはほんの2分ほどで登頂出来るかのように山容が見えていた。フェンスには何処にも隙間はなく、お金のある大阪市のフェンスは強固なのであった。河底池を東から見るような場所まで行ってみたが、状況変わらず。「完敗」。往路を戻って沈床花壇側を通って天王寺駅の方へ戻って行った。

 残念。でも決まりだからしょうがない。大概は狙うと踏めてしまう昨今、言うなれば「敗退」であり、手強い山が現れたと少し嬉しかったりする。また来よう。

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