大小山   313.6m            
       
        


 2011.4.11(月)   


  曇り    単独       阿夫利神社より          行動時間43M


@駐車場11:41→(19M)→A大小山12:00→(24M)→B駐車場12:24


tozanguchi.jpg  otokozaka.jpg  sengenjinjya.jpg  kakouten.jpg 
@阿夫利神社駐車場より 男坂・女坂分岐は、やはり男坂に。 通常は「浅間神社」と表記だが、「仙間」とは初めて。 女坂の下降点分岐。
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この山の象徴とも言える「大小」の文字看板。 「大小」の展望場からの展望。 現地での「大小山」 山部さんの標識もここにかかる。
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A地形図が示す大小山。現地では妙義山。 A品のいい綺麗な二等点。  A南側の展望。 A北側。
higashi.jpg  douketu.jpg  cyusya2.jpg  全て携帯画像につきご容赦を
A東側。 尾根からの下降点付近には深い洞穴もある。 B駐車場戻る。周囲は桜が見ごろ。


 

 週明け、栃木の佐野方面へ出張が入っており朝から出向く。北関東道が関越道と東北道とを繋ぎ便利になった。その初乗りでもあった。

  仕事を終了し、「大小山」に関して相手先業者の人に聞いてみた。と言うのも、付近を通ると妙義山にある「大」の字のように、大小山の山腹には「大小」の文字が見えたから。でもここらへんは趣味の範疇。地元でも登った事のない人も多く、ぼんやりとしか情報はもらえなかった。仕事を終えたのが、12時少し前。昼休みの運動とばかりに登ってみる事にした。地図も何も無く、勘で登山口を探ってゆく。尾根を見ながらルートがありそうな場所に車を向けてゆくと、登山口を示す道標が見え出して来た。ラッキー。

 
 行き着いた先は阿夫利神社の駐車場。ここが登山口となって、周回コースもあるよう。大きな案内看板もあり、それによりルートが良く判る。その前に、日中でありながらこの駐車場は満車状態。14台の車を数えた。平日にあまり山に行かない私としては驚いた。ポカポカ陽気であり、何も持たずにTシャツ1枚で上がって行く。コースは時計回りとした。

 
 神社のところでは、氏子衆が倉庫を建てているところであった。それを左に見ながら上がって行く。沢水もあり、水を得るにもいいところ。先を行くご夫妻らしきハイカーを抜き去り、グングンと上がって行く。男坂・女坂の分岐は、男坂の方へ行く。途中に仙間神社があり、深く頭を下げてから左にズレて行く。この表記の「仙間」は初めて見る。読みは「センゲン」でいいのだろうが「浅間」でないのは珍しい。さてこの先からちょっと岩場になってくる。ロープが流している場所もあり、少し変化があって楽しい場所。それらをクリアーすると、女坂の下降点がある。そこを見るとなだらかな道。男と女、いい表記。

 
 合流点から僅かに上がると稜線で、北に上がると「大小山」の標識がある。山辺さんの3D標識もあり、とりあえず自分の中で登った感が得られた。駐車場の地図には、この先のピークを妙義山としており、そこの方が高い。ここまで来たら行かねば勿体無い。少し下ってから登りあげ。周囲では春の匂い、ヒサカキの独特の香りがしている。やや急斜面を登りあげると、アンテナ塔のような一本棒の立つ、妙義山へ到着する。ここには二等点が鎮座し、円錐形の山頂部が、なかなか居心地の良い場所となっている。360度の展望があり、春霞ではあるが、気持ちの良い登頂となった。平日ハイカーも休憩しており、自分の過去に登った山談義を大声でしていた。私は過去の山の話は聞かれればするが、自分ではしない。人に言えるほど自慢できる部分なんて無いから・・・。自分の胸のうちに記憶しているだけでいい。でもこんな場所で話す事により、仲間が繋がる場合がある。賑やかしい山頂に、ニンマリしていた。

 
 あまり時間が無いので、留まらず下山。東側に降りて行く。足場に岩がゴツゴツしている場所も有り、雨の日は滑りやすいか・・・。尾根上の道で、時にトラバース道があったりし、展望もそこそこあり本当に気持ちが良いルート。周囲からは他のハイカーだろう、談笑しながら歩いている声が聞こえている。春のうららかな日、来て良かった。かなりリフレッシュしながら歩けていた。洞穴のある場所から尾根を離れて北西側に下りだす。ここもロープが流してある。そして土埃をあげながら駆け下りるように行くと、駐車場に到着した。

 
 沢山あるベンチの中から、日当たりの良い場所を選び、のんびりとランチをとる。たまにはこんな日もいい。その前をワラビを採りながら山を楽しむ人が通過して行く。少し放射能問題があるので私などは気にしてしまうが、目の前の光景が、震災が無かった以前からの光景。春になれば山菜を摘み・・・。やっぱり今は春。
 
 家に戻り、地形図を確認する。地元で言う妙義山の場所を指して大小山とあった。現地での「大小山」で下らずに良かった。地図を持たないといろんな事がある。とりあえず今回はセーフ。現地現称主義の地理院であるが、ここにおいてはちょっと複雑な様子。まー全て踏んだからヨシとしたい。

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