段山  542m 
           

 2011.10.27(日)   


  曇り     単独      西寒霞渓別荘地内          行動時間3M


@山頂南側車道10:19→(0.5M)→A段山10:20〜22→(0.5M)→B車道10:24


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別荘地への経路では、綺麗な紅葉が待っていた。 @山頂への入口 @西側 A段山山頂部。東側。
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A雑木林。この土地はまだ売れていない。買えば山頂をゲットできる。山頂を売りに出している場所。こんな場所は稀かも。 B降り立ち東側を見る。



 小豆島には段山と名の付く場所が2座ある。一座は釈迦ヶ鼻側の別荘地。もうひとつがここ、西寒霞渓と言われる小豆島ヴィラのある場所。地図を見て驚くのだが、山全体が別荘地。山頂まで別荘地の車道が横切っている地図を見るのはここが始めてかもしれない。そんな珍しい場所であり、出向いてみたくもなった。

 国道436号から池田大池の東側800mで、小豆島ヴィラの看板に従って入って行く。舗装された山道。その途中に廃棄物処理場などもあり、とても寂れた感じの場所であった。この先に別荘地が有るのは判ってはいるが、かなり荒んだ場所に思えていた。目の前を大きな角を持った鹿が走ってゆく。それを追いかけるように高度を上げて行く。途中で老齢なご夫妻の乗った車が中央側に突っ込んでくる。危うしだったが、人の気配がして少し安堵するのだった。

 小豆島ヴィラに到着。ここだけ切り取ると、栄えているホテルに見える。でもあるのは従業員の車が多そう。その施設の北側を通過するようにして西に向かって行く。ちらほらと別荘が建っている。週末だけでなく、平生からここに住まいしている人も居るように見えた。ナビを見ながら車を寄せてゆく。そして別荘地の道路が行き停まりになり左に曲がる。さらにまたその先で曲がり車は東を向く。これで段山の南側に居る。山の方向を見ると、売り地であることから、階段だけ付けられているのが見える。要するに段山はまだ売れていないことになる。なにか山頂を買えるなんて凄い場所。好事家なら買うのかも。

 車を降りて、山頂に向けて藪に入る。と言っても僅か。山頂部は意外と明るい場所。標識類はなく、そのまま雑木林。これでも登頂。落ち葉を踏みながら車道へ戻る。ホテルの方へ戻って行くと、住まいしている人の目が、「誰、あなた」と言っているようにこちらを向いていた。当然だろう。

 これを登山と言うのか・・・自問自答。


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