北嶺  282m      南嶺  292.1m            


 2011.4.1(金)   


  曇り(小雨)    単独       屋島          行動時間1H12M


@南嶺駐車場8:47→(22M)→A北嶺9:09→(20M)→B南嶺駐車場9:29→(3M)→C屋島寺9:32〜36→(11M)→D南嶺9:47〜48→(6M)→E屋島寺再び9:54〜57→(2M)→F駐車場9:59


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@今日はレンタカーで行動。 @判りやすい案内看板が立つ。 談古嶺の所で左の道へ進む。 281高点の分岐。
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千間堂跡付近で、適当に東側にずれてゆく。 中央の散策路を行くと、途中で「282高点」側に道が入っている。 A北嶺。標高点は北の藪の中。標高も変わらないことから、暫定的にここで山頂とした。マーキングあり。 A西側の様子。
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A東側の様子。 東の散策路に出て、そこから見下ろす壇ノ浦。 「北嶺」の標柱は談古嶺に近い辺りに建っている。 B駐車場に戻り、次は南嶺へ。
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屋島寺へ向かう。  C屋島寺参拝。  観古亭の所からの展望。生憎の靄。  東側周遊道のこの休憩舎の所から、細い切り開きが山頂に向かっている。 
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切り開きの入口。マーキングも続く。  周遊道路を折り返し、西側の道路を戻って行く。  東側を注意していると、最高点側に広く開けている。  D南嶺山頂。 
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Dなんと一等点であった。新ハイの標識が唯一。  三角点から見る配水塔。 E屋島寺を通って戻って行く。  F駐車場到着。 


 

 高松に出張が入った。運よくと言おうか時間に余裕のある出張で、当然のように山を絡めて行く。ただし前日は羽田から遅い便での高松入りで、ホテルには22時半ほどにチェックイン。そこから夕飯を食べたり、明日の資料を作っていたら、すぐに御前様となった。そしていつものように3時ごろ起きてしまうので、なんとも調子が狂うのだった。

 

レンタカーは8時に予約してあるので、その少し前にホテルをチェックアウト。高松駅前でレンタカーを借りて屋島に向かう。高松市内の踏み切りの多さたるや・・・鉄道網が蔓延っているのが判る。朝の仕事初めの時間であり、渋滞に揉まれながら東に進んで行く。道標はしっかりあるので、屋島へはナビ要らず。相引川を渡ってゆくと、その先から有料道路が始まり、ブースへ600円を払う。ここからの屋島ドライブウェイは、完全なる展望ルート。壇ノ浦を眼下に見ながら、緩やかな勾配で突き上げて行く感じ。そしてトンネルを潜り、180度方向を変えて南峰駐車場に到着。広い駐車場で、平日の閑散とした様子に、より広さを感じるようであった。その西側では重機が入り、大きな建物を壊している最中。ここも時代の流れがある様子。

 

まずは北嶺から。困った事に雨が降ってきた。ここだけの予定なら良いが、主たる用事はここではなく、気にしなければならない部分。戻ろうかとも思ったが、運よくフード付きのコートを持ってきたので便利に使う。進んで行くと談古峰の所で道が分岐する。下って行く左側の道を選ぶ。雨と風でどんどん冷され手が悴んでゆく。先は長いので、やはり行動を中止しようか悩むのだった。

 

281高点のところで、また道は分岐。そのまま真っ直ぐ進む。この辺りが千間堂と言われる付近。適当な所から東側に入り、大きな池の脇を通過して、ひとつ東側の散策路に乗る。そろそろ282高点。周囲ではヒサカキの独特の匂いがしている。最高点は進んでいる道の東側に位置し、気にしつつ北に向かっていた。すると分岐発見。道標も何も無いが、そこに足を踏み入れる。この道は、東側の外周路へのバイパス道路な位置付けの様子。その途中に最高点がある。本来の最高点はそこから僅か北の雑木の中だが、標高も同じであろうから、この道の上で最高点とさせてもらった。ここにはピンクのリボンが縛ってあった。もしかしたら標高点への取付き用のマーキングだったのだろう。

 

東の周遊歩道に出て、東に広がる展望を楽しみながら戻って行く。幸いにも雨は上がってくれたが、吹きさらしの場所で風は冷たかった。平日でもあり、他の散策者もまばら。ウォーキングに興じている人がほとんどで、観光客らしい姿は無かった。その為の静けさはあり、五感で現地を感じつつ、少し早足に進むのだった。

 

南嶺駐車場に戻り、次は南嶺へ。その前にここに来たからには屋島寺を参拝。境内に入って行くと、嬉しい事にお遍路さんの姿もあった。それにより、ここが四国なんだと強く思う。その白装束が周囲の景色に解けこみ、異質な感じがしないのがいい。心が和むとはこのこと。

 参拝を終えたら、血の池を左に見ながら観古亭の方へ抜ける。そこにはゴミ屋敷のような廃墟があるが、もう少し掃除をした方が・・・。それらを見ないよう通過し、ズンズンと南へ向かって行く。すると途中にコンクリート構造の大きな東屋があった。そろそろ南嶺かと思い。西側を注意していたのだが、この東屋の前付近から山頂へ向かっている切り開きがあった。少し分け入るようなルートで、入るにはかなり躊躇した(恰好が恰好なので)。南嶺と大々的に言っているくらいなので、道はこれだけではないだろうと予想を立てた。他に無ければここに戻ればよいと・・・。

 

さらに南に進み、この先の分岐から西側の周遊道に入る。そして僅かに進むと、右側に広く開かれている場所が出てきた。ここが南嶺への取付き点。足跡も多く、登っている人も多い様子。革靴に泥を着けないようにと、山頂部の配水塔に向けてソロリソロリと足を運んでゆく。

 

南嶺山頂。驚いた事に一等点が待っていた。日頃あまりお目にかかれない大きな基石で、それが目の前にありこんなに嬉しい事は無い。その横に、新ハイ別府の標識が立つ。それとは別に、南側の立木に白いプラスチックのプレートや、赤い絶縁テープに「丸米」と書かれたもの、さらには小さな瓢箪も下げられていた。展望こそ無いが一等点の価値は高い。満足。ここから東を見ると、やはり先ほどの切り開きがここに到達していた。もうひとつ、南東側に続く道形もあり、3箇所からアプローチできるよう。一応これでここでの2座完了。もう一度屋島寺を通って駐車場に戻って行く。

 

山の目的は果たしたが、観光地としての屋島は、楽しむ・学ぶ部分では少し時間が短かった。もう一度訪問しよう。もっと歩き回ってみたい。 

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