大室山 1150m
2011.12.17(土)
晴れ時々小雪 単独 烏帽子岳登山道B登山口 行動時間:59M
@烏帽子岳登山道B標識9:38
→(37M)→A大室山10:15〜18→(14M)→B林道に降りる10:32→(5M)→C入山口10:37
「休暇村とうぶ」に向かって行く。 | 休暇村施設の南で農場の方へ向かう | 先ほどの分岐から150mほどで大学農園のフェンスが出てくる。そこを鋭角に入って行く。 | 林道に入り1.2キロほど進むと、烏帽子岳への道標が出てくる。ここから入山。 |
青ペンキの塗られたクヌギがあり、その二本の間を北に進む。 | 伝って来た道形の終点地。 | 斜面を適当に北西に上がって行く。 | 林道に乗る。これが地形図の破線の道のよう。 |
林道終点地。 | 下草が無く歩きやすそうだが、種子類が衣服に多量に付着する。 | A大室山東側から。 | A山頂から西側 |
最高所から少し西に進むと三等点あり。境界標柱のような扱い。ここは山頂に非ず。 | 三角点脇には「182」と書かれた境界標柱が打ち込まれている。 |
南側の展望。 | 境界標柱を拾いながら下って行く。 |
破線廃林道に乗り、途中でさらに不明瞭な道に入って降りて行く。 | B降り立った場所。 | C入山口に戻る。 |
忘年会明け、完全に守りの登山。信州は上小の里山へ行く。まずは大室山へ。
東部湯の丸インターを降りて、「大田区休養村とうぶ」を目指してゆく。なにかイベントをしていたようで、その施設周辺では路上駐車だらけであった。ガルバニューム鋼鈑構造の弧を描いたような施設があり、その南側に信州大学の農場への案内看板がある。これに従い右折する。そして170mほど進むと目の前にフェンスが現れ、そこが信州大学の敷地。そのフェンスに沿うように鋭角に道が付いている。切り替えしながら左折して行く。カーナビで山を見据えながら、取り付き点になりそうな場所を見て行く。ちらほらと山道が見え、山腹には複雑に入り乱れているように思えた。進んで行くと、驚いた事に烏帽子岳への登山道がここにあるようであった。AとBに分けているのか、こちらがBコースのようで、「烏帽子岳登山道B」と言う標識を見つけた。林道の調査のためにさらに先に進むも、地形図の実線通りに大室山から離れるように進んで行っていた。途中でユーターンし、先ほどのBコースの標識前まで戻る。
サッと準備して出発する。小雪が舞い寒い日だった。轍の深い林道で、ジムニーか軽トラなら通過可能な道であった。進んで行くと、左側に青ペンキの塗られたクヌギが二本見えた。その間に薄っすらと道がある。青ペンキは、道の存在を示す物なのだろう。薄っすらと残る道を追って進むと、あっけなく道形は消滅した。こうなると何処を歩いても大差なく、直登気味に山頂を目指す。すると、僅かに登った先に廃林道が現れた。地図を見ると、これが書かれている破線のルートのよう。再び道形に沿って進んで行くと、またまた終点地となった。野草が茂り、衣服に無数の種子が着く。粘性のある種子でかなり難儀する。ここから再度直登。針葉樹と広葉樹との間には境界標柱が埋められ、上に続いていた。ただしこの斜面も野草が茂り、場所を選ばないと種だらけになってしまう場所だった。ここからの斜面は、棚のような場所が2回ほどあり、その先に雑木林のような山頂が待っていた。
大室山山頂。山頂部の平らな、登頂感の薄いピークである。雪でも積もってれば面白いのであろうが、無積雪期はいまひとつ。南西にズレて行き三角点を探す。ここまでに見た境界標柱は、頭を赤く塗られ、それと判断していたのだが、それらと全く同じものが目に入った。まさか三角点ではない・・・と思って近づくと、それが三角点であった。その横には「182」と書かれた標柱も立ち。それにより、よりカムフラージュされた点に見えるのだった。
下山は境界標柱を追って降りて行く。そして林道終点地からは、その廃林道を調査。ススキを分けながら、しっかりと伝って進む。もうすぐ林道に出るという手前で、廃林道が南に分岐していた。ショートカットになりそうであり伝ってみるも、林道に降り難い場所に出てしまった。欲をかかずに忠実に林道を伝ったほうが良かったらしい。ふと見ると、すぐそばに猟師の姿があった。ここも猟場であるらしいので要注意。林道を南に進んで車に戻る。
「種」攻撃に遭うので、狙う場合は秋から冬は外したほうがいいだろう。もしくは雨具を着込むとか・・・。何せ酷い状態になった。