殿城山 1193.4m
2011.12.17(土)
晴れ 単独 南側登山口より 行動時間:33M
@登山口11:10
→(16M)→A殿城山11:26〜34→(9M)→B登山口11:43
林道赤坂線に入る。 | @林道に入り3Kmほどで登山口到着。 | @登山口から植林帯の中へ。 | 緩やかに九十九折を繰り返す。 |
残り200m地点で、別の山道と合流、 | 合流点は変則四差路。左の道を上がって行く。 | 頂上直下。 | A山頂の様子。明るく気持ちのいい場所。 |
A北東側。奥に烏帽子岳。 | A三等点 | A「でんじょうやま」と読むらしいが・・・。 | Aこちらは立派な標識。 |
B登山口に降り立つ。駐車は林道路肩。 | 林道の途中には湧水地もある。 |
大室山の後、西にズレて殿城山を目指す。地形図を見ると、山腹に林道が入り、それを使ってのアプローチが順当に思えた。県道4号を真田町の中心部へ向かって進んで行くと、殿城地区に白山神社がある。その昔いっとう最初は、ここから取りついて登るものとして計画したことがあった。その神社への参道を右に見てしばらく進むと、右側に「林道赤坂線」と言うのがある。ここを入って行く。凍てついて路面がアイスバーンの場所もある。ゆっくりとダート林道を這い上がってゆく。途中には湧水地もあり、その上には祠もあり、なにか儀式をしたのか燃えカスも残っていた。水の流れの中にはクレソンが沢山生えていた。
何処から取り付こうか考えつつも、どうせなら一番高い場所まで上がってしまおうと思いハンドルを握っていた。そして峠のような場所が殿城山と1044高点を結ぶ尾根上にあり、狙うならここが適当と思えた。だがしかし、飽くなき探究心。先に進んでみる。大きな倒木などもあり、やや狭い通過点を経て緩やかに高度を下げてゆく。すると、先ほどの尾根の場所から300mほど進んだ場所に、なんと登山道があった。全く情報を持たずに来ているので、この登山道には驚かされた。しかもこんな場所に・・・。
駐車余地は路肩に縦列の恰好で4台ほどか。すぐに登山口道標の場所から植林地の中に入って行く。一級の作業道と言っていいだろう。登山道と言うよりは、立派な杣道。九十九折を3度ほど繰り返して高度を上げると、残り0.2キロの表示がある。ここが変則四差路になっていて、右折してすぐに左折する。麓側の道はタイガーロープで塞がれていた。伝えば尾根末端に出るのかと思えた。200mを足早に行く。
殿城山到着。大きな反射板を擁した山頂であった。そのために開けていて展望もいい。山名板もしっかりと上がり、人知れずの山でなく、管理する方の居る山のよう。そこで知ったのだが、山名のルビが「でんじょうやま」となっていた。音読みと訓読みの混合か・・・。「でんじょうざん」の方がスッキリするような。もっとも、山名事典では「とのしろやま」と訓読みで表記してある。はてさて、地元の呼びが優先されるか。そうそう三等点も鎮座している。山頂を北東側に進んでみると、そこに烏帽子岳までの距離5.6Kmと表示された標識が掛かっていた。
この山も種子の付着が酷い。このエリア全般にそうなのだろう。大室山のをやっと取ったと言うのに、またここでフリースの上着が種まみれになった。それを摘み捨てながら登山道を降りて行く。遠くでライフルの音がした。大室山からか・・・。
帰りは林道途中で水を汲んで帰る。おまけにクレソンも少々頂戴に・・・。美味しい辛いオランダガラシであった。
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