ずべ山  160m            


 2011.3.26(土)   


  雪     単独       御所第二配水場経由          行動時間29M


@御所第二配水場入口ゲート6:17→(3M)→A第二配水場6:20→(12M)→Bずべ山6:32〜33→(13M)→Cゲート前6:46


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@御所第二配水場への入口。 A御所第二配水場。北側の尾根に踏み跡がある。ここからの住宅地内の展望がいい。 道形を追って行くと、切通しのような場所も多い。 道形があるが、植生が濃く、漕ぐ箇所も多々ある。
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山頂手前で道形が横切る。三叉路? Bずべ山南側。 Bずべ山北側。 ずべ山西側の道形の様子。雪が多く残る場所もある。
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今日はつぼ足で。 民家前に降り立った場所。この降りた尾根にはマーキングが残っていた。 降り立った場所から、住宅地内の本道がある側を見ている。 C周回完了。


 

 台ノ峯からこちらにずれて来た。「ずべ山」、なんて変な名前の山が事典に掲載されたのか・・・と思っていたのだが、その昔この一帯は歩いた事があった。そんな懐かしい場所。歩いたのはこの住宅地が出来上がる前の雑木林の頃。その点では懐かしい場所となる。

 

 地形図を見ると、周辺に破線ルートが通っており、道形がある事が判る。ただし、少し大回り気味に切られた道で、住宅地からの直登コースではない模様。となると、里山の管理用に切られた道か。軽トラの通れる道幅があるのだろう。そんな予想とも立てられた。住宅地に入ると、高級な家に高級な車が並ぶ。そういう団地である事が判る。そんな中をガラガラとディーゼル音をさせながら入って行く。路上駐車は皆無。まあこれらは家や車を見ているので頷ける部分。さて何処に停めようか。ほとんど人の目を気にして停めなければならない場所ばかり、一挙手一投足を外から見られている状態。そして丘陵に上がっている実線の入口、ここにはゲートもあり、歩行者専用のブルーの標識も立っていた。申し訳ないが、その前に路上駐車。風紀委員に怒られそう。

 

 もう急いで行ってくるしかない。弱い雪が降る中、スタートとなる。舗装路を登りあげると。円柱の貯水施設がある。その施設を西から巻き込むように進むと尾根となり、そこに辛うじて判る程度の踏み跡があった。尾根通しで行くのかと思ったら、すぐに尾根を右に見た、北側を通過して行くような道。取付きこそ歩道幅しかなかったが、北側に入ったら一車1台分の幅となった。斜面が切り崩され、そこに道をつけたような様相。この辺りでは膝上くらいの笹が進路の邪魔をしていた。悩む事無くガツガツとそれらを濃いで進むのだが、途中から嫌に植生が濃くなる。それほどに人が歩いていないと言うことになるか。そんな場所は、尾根側に乗り上げて進む。その方が楽であった。道形を気にしつつ進み、途中で尾根から降りて再び道形に乗る。すると、やや広い場所になり、その先で三叉路となった。右側に進む道は地形図に載らず、左側の道が破線のルートか。ここから全ての道を離れ、正面の藪の中に這い上がる。そして僅かで山頂部。前夜のアルコールが汗として出ている。こんな短時間でこれほどで汗をかくとは・・・飲みすぎか。

 

 ずべ山の山頂は南北に細長く、北の端で山頂とした。展望は無いが、山頂から南を見下ろすと、雪の乗った顕著なピークが見えた。もし雪が無かったら、こうは見えなかっただろう。雪が陰影を濃くしてくれ、見栄えをよくしているのであった。本日2座目。大満足。復路は先ほどの分岐から、西側の道へ進んでみた。こちらもこれまで同様の植生で、あまり歩き易くない。さらには、途中で道形を見失ってしまった。まあ標高が低いので、どうにでもなるが、見失ったのは事実。これが里山の怖さ。あと、下は住宅地であり、降りる場所を選ばないと、住民に迷惑をかけてしまう。こんな雪の日に怪しいこと限りなし・・・。

 

 降りるのに選んだ尾根には、赤いマーキングがつけられていた。おそらく、151.8m三角点があるので、そこへのものだろう。そういう私も三角点は気になっていたが、この日の降雪に、見に行く意欲は減退。端折って降りてしまった。そして下の方に民家が見えてきた。避けるように空き地の方へ向かい、最後は竹林の中を抜けて歩道に降り立つ。周囲の各家からは、ボイラーのスイッチが入った唸り音がしていた。朝飯の支度か・・・。私も食べないと・・・。住宅地の中を戻って行くと、散歩している人が怪訝な表情で見る。「誰だ、見たこと無いなー」その人の顔にこんな言葉が書いてあった。こんな時は大きな声で挨拶をする。すると、大きな声で返して来た。それにより怪しさは払拭されたよう。

 車に戻り雨具を脱いで今日の山行動は終わり、そして平地の民となる。急いで市内のホテルへ。まだチェックアウトもせずに行動をしていたのだった。温泉に浸かり、さっぱりしてから小用現地へ・・・。

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