新潟県で二番目に標高の低い山が船岡山。７号線のすぐ脇にあり、サッと登れると思って現地を気にしていた。道の駅加治川側から村落へ続く道を東に入る。進めば左手にその山が見えるはずなのだが、周囲の田んぼの中にはそれらしき場所が無い。そうこうしているとR３４３に当たってしまった。ユーターンして、今度はその場所を細心の注意を払いながら探して進む。

　そこは往路に見た工事現場のような場所。コンテナハウスが置かれ事務所のようになっている。その事務所の裏が標高点であった。周囲は雨のせいか湿地のようになっており、足場を選ばないと足許を濡らす地形であった。そのまま北に進み、この場所での一番高い場所がある。平らに均してあり台地のよう。とりあえず山頂とした。地形図を見ると周囲の田んぼとの標高差は２０ｍあるはず。現在は１ｍも無い。間違いなく削られてしまったものと思われる。個人の所有地だったのだろうか。

　地形図に載る不思議な山の場所のひとつとなるか。色んな場所もあるが、こんな場所も楽しかったりする。

　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戻る