花戸屋  1241.5m 
           

 2012.3.31(土)   


  暴風雨     単独     県営総合射撃場から          行動時間:55M


@県営総合射撃場駐車場6:42→(6M)→A尾根に乗る6:48→(15M)→B花戸屋7:03→(30M)→Cクレー射撃場前7:33→(4M)→D駐車場7:37


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射撃場へは、これら看板に伝わないと、経路が難しい。 @この日、3月31日まで封鎖中。チェーンがされて駐車場へは入れない。 射撃場敷地の案内図。 最奥のクレー射撃場。プレハブ小屋の左から取り付き。
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A尾根に乗る。 山腹にもクレーが落ちていた。 分岐がある。右に進む。左の方も顕著。 斜面の様子。雨でかなり滑る。緩い土質。
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手前峰への登り。 B花戸屋山頂。 Bmlqのいたずら書きが残る。  B三等点が鎮座。
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Cクレー射撃場に降り立つ。  D駐車場へ戻る。風に落ち葉が舞い。雨粒がアスファルトの上を高く跳ねる。     



 荒れた予報の土曜日となった。どんな行動にしようかと迷ったが、今回はショットガン登山とすることにした。低山(里山)のハシゴ登山なのだが、いくつか登って、天候も含め嫌になったところで止めればいいくらいに計画をする。

 まずは花戸屋を目指す。ここは南の箕輪町からのアプローチが多いようだが、北側の射撃場からが最短に見える。「登りたい」+「蒸れたくない」=「最短コース」の選択となった。ただし下調べはしないと・・・。検索すると、射撃場は奇しくも3月31日まで冬季封鎖期間で、その最終日であった。不法侵入するつもりではないのだが、通らしてもらうに際し、銃を撃っている状況と休止している状況では、ハイカーにとっては後者がいいに決まっている。

 野辺山を越えて八ヶ岳南麓道路を通って茅野に出て、有賀峠側から回りこむようにして辰野町に入る。気にしていると射撃場の道標が現れ導かれる。各分岐に道標が続くが、これが無ければ迷うような分岐の多い経路であった。突き上げてゆく一本道を行くと、旧地名の看板がいくつも目に入る。雨はかなり強い降りになり、豪雨状態。何せ風が強かった。射撃場に到着すると、駐車場前に車止めがされ入れないようになっていた。狭い林道途中で車を反転させ、その車止め前に脇に寄せて駐車。開業1日前。準備の人が来ると思ったのだった。

 雨具を着て長靴履きで歩き出す。寒く冷たい雨。顔を叩く雨粒が痛い。駐車場には敷地内の絵図があり、各施設の場所が示されている。
それを見てラビット射撃場の方へ登って行く。そこに着くと、場内には堆くオレンジ色のクレーが積まれていた。こんな場所に来るのは初めてであり、興味津々。山手側にプレハブ小屋があり、その脇から入山する。斜面には踏み跡が登っており、伝うと尾根に乗る。その途中にもクレーが飛散していた。こんなところまで・・・。

 尾根に乗ったら南に向かうのだが、尾根道があるようで、「歩道1号」と書かれた道標が立っていた。谷側に降りる道と尾根道とここで分かれる。下るのは嫌なので尾根道を行く。雨で濡れた斜面はよく滑る。冷たい濡れた風の音を聞きながら登って行くのだが、雨具の中が蒸れて冷たい。暖機運転をせずにトップギヤに入れたので、汗が噴出していた。1210mの高みから東に巻き込むように高みを目指す。手前峰があり、その先に最高点が待っていた。

 花戸屋到着。しっかりとMLQのいたずら書きが残る。そして足許には三等点が顔を出していた。さっと撮影したらすぐさま往路を戻る。

 帰りは1210m地点で方向を間違えて北西に下りる尾根に乗ってしまった。ちょっと考え事をしていて、東に行かねばならないところを見過ごしてしまった。1150m付近まで降りて間違いに気づき、トラバースしながら北に修正して行く。残雪も残り、非常に滑りやすい斜面のトラバースとなった。凍った箇所も多く、普通に尾根に戻って修正すればよかったと後悔。

 射撃場が眼下に見えてきたら有刺鉄線を潜った先から下降する。そして射撃場の敷地に降り立ち、場内を戻って行く。アスファルトの上を沢山の落ち葉が横切ってゆく。依然雨も強い。車に到着し、次の小式部城山を目指す。

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