一夜山   851m     
  
                       

 2012.5.19(木)   


  晴れ    単独       長谷寺より         行動時間:43M


@長谷寺P11:35→(1M)→A登山口11:36→(6M)→B三角点11:42→(14M)→C一夜山11:56→(5M)→D白馬五竜スキー場12:01→(17M)→E長谷寺に戻る12:18


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@長谷寺から見る一夜山。 A登山口は、案内看板が見辛い状況。 快適な尾根道 祠があったり。
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B三角点 B四等 新緑の中を行く。 城址の祠
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城址解説板 C山頂を示す標柱がある。ただし、最高所はさらに南側 C樹林に遮られ展望はなし。この表示看板も暗い中に。 C山頂標識から30〜40m南に最高所がある。何も表示なし。
idoato.jpg  detabasyo.jpg  skyjyou.jpg  annnaikanban.jpg 
井戸跡だが、井戸の場所は判らず・・・。 D白馬五竜スキー場に出る。 Dこちらからの案内看板は無い。さらに一夜山林道に降りて行く道が見つからず。 スキー場側には長谷寺を示す表示があり、林道を伝う。
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途中に在った碑。一夜と二十三夜? 長谷寺へ戻って行く。流れがあり広く気持ちがいい場所。 E駐車場も広い。



 またまた鑓温泉ルートで計画失敗。失敗を次の糧に・・・。と言っても、やはりこのままでは山無しで終わってしまう。そこで前週に目をつけた一夜山に登る事にした。

 十郎の湯の脇を通過し、村落内に入って行く。民宿などもあり、のんびりとした山村風景が広がる。進む先にこんもりとした高みがあり、その場所はすぐに判る。しかし登山口を見つけたが、駐車余地が無い。そこで地域の人に声をかけると、長谷寺の駐車場を勧められた。少し進んで、その広い駐車場をお借りする。立派なお寺さんで、見るものが沢山あり、出掛けに足踏みとなってしまった。

 登山口の標識は地表に横たわっており、探さないと見つからない感じであった。寂れた印象を受けるが、一旦登山道に踏み入れると、一本道のエスカレーターに乗っているかのような尾根道が続いていた。新緑で気持ちがいい。ハリギリやコシアブラなどの山菜も見られる。足許では蛙やバッタが跳ねる。春を感じる場所であった。

 5分ほど上がると右手に祠があり、その僅か先に三角点が埋められていた。なぜにこの場所なのだろう。周辺三角点との等配位置からなのだろうが、ちょっと違和感のある場所。上が開けているようでも無し・・・。ズンズンと南に進んで行く。ウグイスガ鳴く、コゲラが偵察に降りてきたり・・・。

 途中でルートが無くなったのかと思ったら、2mほどガレ場を登るような場所がある。ちゃんとチェーンも流してある場所。そこを這い上がると城址となる。当初はここが山頂かと思っていた。やや大きめな祠があり、城址の案内看板も設置されている。ここから南に1分ほどの場所に最高所の標柱が建てられていた。同定盤と言うか、現在地を示す日本地図が設置されている。展望のない場所で、白馬側の展望台と聞いていただけに少し残念な現状。木々の間からは、何とか見えるのだが・・・。

 南に縦走して行く。先ほどの場所が最高所と思っていたが、標柱の場所から1分ほど進んだ場所に最高所があった。ここには標識類は皆無。三角点、城址、山頂標柱設置箇所、最高所、なんと言うか拘る人には気になる現地であった。進んで行くと井戸跡の表示があり、その先で五竜スキー場に出た。こちら側には一夜山への表示は皆無。大型バスの駐車場の影になり、塞がれているようにも見えた。そして地形図に記される林道への下降路は見つからず、本道に沿うようにして林道を戻って行く。
 
 歩き易い林道で車通りもなく快適。終始日影となっており、暑い時期にも涼やかに歩けるように思えた。こちらにはタラノメがちらほらと目に入る。村落が見えてくると、周囲に水の流れが出てくる。雪解け水なのだろう、小川のせせらぎ。これが長谷寺の方へ引水されている。八重桜がまだ見ごろ。新緑と残雪があり、空は澱みのない青。周囲は最高の景色。朝方の主稜線近くの天気がうそのよう。長谷寺の駐車場に到着。

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