神ノ峯  771.5m (772m)
           

 2012.10.7(日)   


  雨のち晴れ       単独       神之峰城址       行動時間:9M(登頂後は城址でのんびり)


@久堅神社前駐車スペース7:56→(4M)→A神ノ峯8:00〜02→(3M)→B駐車余地8:05


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@久堅神社前に駐車スペースは3台ほど。この階段を登っても山頂へ行ける。 神社を前にして左側に回りこみ矢立岩を見る。 車道幅がここで終わり、この先山道となる。 登り上げるとSBCのアンテナ塔がある。
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A山頂の展望場。 A三等点。おそらくここの標高が771.5m。最高点はここより1.5〜2mほど高い場所。 Aこの東屋がある場所が最高所。狭い場所に東屋がひっそりと建っている。 A展望場からの下界の景色。
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久堅神社裏の歌碑。 B本丸前に降り立つ。    



 道の駅遠山郷で夜が明ける。深夜からの雨で、屋根を叩くその音に寝たり起きたり。さて今日はどこに行こうか。雨は小ぶりだが、降り続いていることに違いなし。雨を気にするとは、自分も弱くなったと思わされるのだが、前日の行動での疲労がそんな思考にさせていた。カーナビを操作しながら、登れそうな場所を選び出す。卯月山。名前からして惹かれるところがある。衛星写真で林道の様子を把握すると、何とかしっかりした林道のよう。車で入れるか・・・と楽な気持ちで現地入りした。

 集落を抜け、その林道に入る分岐に「卯月山登山口」と書かれた標識があった。ここにあるということは歩かせる。無理して狭い林道を詰めて行くと、林道は草ぼうぼうに変わった。案の定。残り距離は1キロ以上あるか。サンダル履きでも登れそうな場所を選んだのだが・・・ここで撤退。かなり弱っちいのである。

 他に行けそうなところは無いかと探すと、神ノ峯が目に留まる。ここなら行けるか・・・。卯月山側から進んで行くと、「神之峰城址」と書かれた案内看板があり、その方向を導いていた。城址の麓には民家があり、その民家に直接、城址の案内が書かれている。ポツンとここに一軒しかないのがなんとも淋しい感じがする。道を上がって行くと、驚いた事に旅荘のような建物があった。既に営業はしていないようであるが、賑わった時もあったよう。山腹には郷土資料館があり、それを左に見て狭いコンクリート舗装路を上がると、久堅神社前に到着する。駐車スペースは3台ほど。

 神社への参道階段の前に周辺図があり、それを見て「矢立岩」側から山頂を目指す。その矢立岩側に進むと、そこからの展望がいいこと。そのためか屋根付きのベンチなどが設けられ、かなり居心地がいい。ここまでで車道幅が終わり、その先は山道となる。一級の登山道と言える良く踏まれた道。30mほどか、伝って行くとアンテナ塔の前に出て、その先が山頂部だった。

 神ノ峯山頂。三等点が鎮座し、その東側がまだ高くなっており、1.5mほど上がると東屋が設置されていた。なんとも不思議な楽しい場所。夏に蝉が似合う場所と思えた。三角点前からは麓側の展望がよく、城址の雰囲気がある。復路は来た道を戻らず、尾根の上を伝って行くと、久堅神社の裏手になる。そこに大岩があり文字が刻まれている。これが山名事典に書かれている文字。奥社の脇を東に抜けると、そこには鞍掛岩なる大岩もあった。本殿に参拝し車に戻る。

 こじんまりとしているが、内容の濃いいろいろが凝縮した山であった。なにせ居心地がいい。綺麗なトイレ舎もあり、必要最低限の全てが調っている場所。

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