小式部城山  1120.3m 
           

 2012.3.31(土)   


  雨     単独     富士浅間神社側より          行動時間:28M


@中の沢上部林道余地8:28→(2M)→A富士浅間神社8:30→(13M)→B小式部城山8:43〜45→(8M)→C富士浅間神社8:53→(3M)→D駐車場余地8:56


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中の沢の大きな堰堤を右に見ながら登って行く。 @駐車余地。ここまでに斜度25度の場所があり、雨の日でありドキドキの林道。 林道から神社への入口。 A富士浅間神社。周囲は綺麗に刈り払われている。
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尾根の様子。 山頂への最後は伐採した木々で歩き辛い。 B小式部山山頂。ベンチまである。 B太い標柱も文字は薄れ、現在はこれが代わりに・・・。
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B三等点。 B城址の解説碑。 B古式ヶ城標柱。  C富士浅間神社に戻る。
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林道に出る。  D駐車場余地の様子。足場が緩い。泥濘。 林道の注意点。往路はこの分岐を折り返さないで、撮影側の古い道の方へ進む。新しい方は堰堤工事用。   



 荒神山から、次は小式部城山を目指す。地形図を見ながら、最初は無量寺側の林道を入って行く。しかしお寺からの道は、軽四以下でないと通行は不可能であった。一旦本道まで出てから、一本南の林道に入る。ここは中の沢と言うらしく、過去に沢が荒れ水害が襲ったようだった。そのために現在は、大きな堰堤が造られていた。この堰堤が集落を守る砦の様であった。周辺は墓地と抱き合わせの公園になっており、非常に景観の良い場所であった。

 林道を登って行くと、鋭角に曲がる場所がある。一回では進めず、2度切り返して曲がるような道。その先にも分岐があり、同じように道が曲がる。切り替えして新しい方の道を行くと、残念ながら行き止まり。先ほどの分岐で、古い方の道を行かねばならなかったのだ。すぐに戻り、その道に入る。コンクリート舗装はされているが、落ち葉が乗り滑りやすい道。ましてや今日は雨。ちょっと慎重になる。さらには車の斜度計を見ていると、20度とか25度ほどある場所もある。上手にトラクションをかけていかないと、むやみに踏み込むとズルッと滑りそうな場所もあった。

 林道を進んで行くと、右側の谷が流れ止め工事がされている場所があり、そこに駐車余地があった。これ以上進んでもヒヤヒヤが増すだけと、ここで車を降りた。

 歩き出すと、林道は泥濘状態。足場を選びながら進んで行く。するとすぐに、富士浅間神社の解説板があり、わき道が上がっていた。そこに入ると、刈り払われた広い境内。その敷地の山手側に社が安置されていた。この場所にしてこの管理。地域の守り神なのか・・・。氏子衆が敬虔なのだろうと思えた。この社の裏に続く尾根斜面を登って行く。

 尾根には薄い踏み痕があり登り易い場所が続く。最初笹が茂るが、それは最初だけ。登って行くと、ちらほらとマーキングも残る。これは林用関係者の残した境界線の様子。そして最後の斜面。ここは伐採木が多く、それらを除けながら上がって行く。

 小式部城山に到着してビックリ。そこにはベンチがあった。という事は、別方面から登路があるって事になる。東西に細長い山頂であり、東に進むと、太い標柱があり、おそらくここに山名が記されていたのであろう。城があったらしく、城址としての解説文の碑が残っていた。その昔は「古式部・・・」であったよう。三等点も鎮座し、いろいろがニョキニョキと立っており、賑やかしい山頂とも思えた。

 下山は空堀のような場所を南に降りてみた。途中まで道形があったが、藪化して判らなくなり、西にトラバースするようにして往路の尾根に乗る。そして富士浅間神社にお参りしてから林道に出てゆく。依然雨が強い。少し回復するのかと思ったが、まだまだ降り続くよう。 

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