三つ峰  1391.2m 
           

 2012.3.31(土)   


  雨     単独     北側林道峠より          行動時間:19M


@峠10:36→(11M)→A三つ峰10:47〜48→(7M)→B峠10:55


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松尾峠から西に進み、この分岐を右に。この先に崩落箇所あり、車高の低い車は注意。 @峠から入山。ハンターの通行があり、路肩に寄せたい。 尾根の様子。 郡界尾根分岐。尾根筋には登路あり。
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A三つ峰北から A三等点。 A南から B下山



 不動ヶ峰を南西に下りて、手良地区を経由して笠原でR361に乗る。そしてR152号に乗り杖突峠側に北上する。依然雨、後部座席をハンガーにかけられた雨具が濡らしている。湿気の多い室内に窓ガラスが曇る。

 林道日影入線は、長らくの間不通になっていたが、いつしか通れるようになった。藤沢地区のその入口のゲートは、バリケードがあるにはあるが、車が入れるようになっている。そこにハンドルを切る。日影では広範囲に雪がまだ残っている。雪というより氷なのだが、普通タイヤではまず通行できないだろう。春先でもウインタータイヤ、これは山屋の鉄則かも。途中右側に、守屋山への登山口がある。

 松尾峠を気にしていたが、峠名を書いたものは無く、高遠と箕輪の境を示した表示はあった。道が新しくなり、本来の峠の方は通行されないようになった様子。その峠と思しき場所から1.7キロ進むと、山手側に道が分岐している。こちらの道もアルファルト舗装の良い道。半信半疑だが、その枝道に入ってみる。この道は、倒木が道を覆っていたり、山側からの崩落もあり、路上には鋭利な小岩がゴロゴロとしている。まずここで、普通乗用車は通行不可であろうと判断した。それらの岩を除けながら先に進む。

 すると前から1台の四駆が来た。その先でさらにもう一台。猟師なのか・・・。すぐに無線機を入れて144Mhzをスキャンさせると、ドンピシャ、「いま、変な四駆がそっち行ったぞ」と話している。そっちという事は、まだ先にもう一台居るのか。あまり広くない林道であり、往来があるなら駐車場所を気にせねばならないと思えた。当然会話を聞いているとは思わないので、好き勝手な事を言っている。「こんな日に、なんだ、こんなところへ・・・」と、お互い様だろう。猟期は過ぎているので、撃つ行為は無いのだろうが・・・。

 さてこの林道の峠道に着く。路肩があるが、凹んだ場所で斜めになりながらの駐車。猟師も徘徊している事から、サッと往復してこよう。尾根道に足を踏み入れると、その顕著な事。杣道がこれほどにしっかりしたのだろうか、諏訪市と蓑輪町の市町界であることからの明瞭さなのか。雪も残るが緩やかな為に快適な道であった。

 最初の高みが尾根の合流点で、地形の破線ルートが東側に下りていた。山頂と言いたいほどに、境界の印類が設置されている。これらの多さから、山を大事に管理していることが感じ取れる。この先僅かで山頂。

 三つ峰山頂。先ほどのピークとほぼ同じ山頂の様子。同じような境界マークが残る場所であった。あるかと思った山名表示も見られない。そのために至極マイナーピークに思えるのだった。雨、長居は無用であり踵を返す。

 降りて行くと、峠の最後で、降り道は右に分かれる。昔の尾根通しの道が残るので、そちらの方へ行くと林道を見下ろすような場所となる。右へ下り峠に戻る。

 車に乗り無線機を点けると、先ほどの人らの会話があった。信号強度は弱く離れた山中に居るようであった。無線も有ると便利。

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