大室山  1468m 
           

 2012.7.7(土)   


  曇り        単独       富士風穴散策路入口から       行動時間:2H30M


@入口11:18→(2M)→Aゲート11:20→(10M)→B二つ目のゲート11:30→(2M)→C山梨森林百選標識11:32→(50M)→D大室山12:22〜27 →(29M)→E山梨森林百選標識帰り12:56→(18M)→F大室洞穴13:14〜17→(16M)→G富士風穴13:33〜41→(7M)→H戻る13:48 


iriguchi.jpg  ge-to.jpg  hutatumeno.jpg  bunabayashihyoushiki.jpg 
@西側の駐車余地が満車で、東側に停めてスタート。 A最初のゲート。ゲートの中へ進む。ゲート前の道は本栖風穴への道。 B二つ目のゲート C山梨森林百選の標識。
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深く掘れた脇を登って行く。 美しいブナ林。虫の研究者が先行していた。 進路を南西に変えて登る。広い地形であり、進路に注意。  炭焼きの跡も多い。
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笹が出てくると山頂も近い。 D大室山。展望なし。 D標識は達筆。 Dこの日10座目。ご褒美にヤキソバパン。 
sansakuronimodoru.jpg  oomurodouketu.jpg  hujihuuketu.jpg  modoru.jpg 
E散策路に戻る。ケービングツアーの人らが休憩中。 F大室洞穴は、見るものが無かった。 G富士風穴の方は見事。  H車に戻る。 



 最後は大室山。車で少し移動する。富士林道から大和田林道に入り、別荘地内の道を勘で降りて行く。一旦R139に出て、富士風穴を目指すように進む。現地入りするが、駐車余地は満車状態。付近の路肩は、西側入口の場所に1台分。そこに入れる。

 

歩き出すとすぐにゲートがある。ゲート前を通過する道は本栖風穴に向かう道。ゲート内に入って行く。僅かに進むと富士風穴の標柱があり、多くのハイカーか、向かっている後姿があった。ヘルメットを持っているのでケービングのツアーのようにも見えた。次ぎにもう一つゲートがあり、その先で広見になっており、ここが散策路を離れる場所。進路を南に変える。

最初は掘れた斜面を横にしながら登って行く。ちらほらとリボンも下がってゆく。ふと人の気配を感じ、前方を見ると長い物を持った男性がいた。以前見たことがあり、採集する網のケースであることは知っていた。追いつき、「虫ですか」と声を掛けると、「はい」と返ってきた。周辺は見事なブナ林。すばらしく緑色が綺麗な場所であった。先に進み、適当な場所から進路を南西に変えて行く。

 

周辺は広い地形。自分がはたしてどの辺りを登っているのか見当がつかなかった。途中途中には炭焼きの釜跡も見える。炭焼きがされなくなってどのくらい経つのか、綺麗に見えるここも、本当はもっと間伐すべき所なのかと思う。上の方に笹が見えてきた。山頂は近い。

 

ササの中に踏み跡があるのだが、やや北側を意識しているとそれに出会える。下に無かった緑のマーキングが出てきて、それが入口のように見えた。伝って行くと一本の大木のある場所に出る。そこが大室山。

 

大室山には達筆の標識が下がっていた。雨も上がり、逆に日差しが暑いほど。視界のない山頂を、その夏の日差しで明るくしていた。ヤキソバパンを齧り、最終座を踏んだ事のご褒美。下山。

 

予想していた通り、斜面が広く、往路の場所は判らない。時折見かける奇形の木などが僅かな把握材料であった。1250mの谷部まで降りると、5名のパーティーがきのこ採りでもしているようであった。往路に気配が無かったので、東の神座風穴の方から来たのかもしれない。北西に下り散策路に合流すると、先ほど富士風穴の場所で見たパーティー20名ほどが休憩していた。ガイドが快活に挨拶してくる。それに対し周囲は無言。どうやら山屋でなく、ケービングのツアー客のようだ。前を通過し大室洞穴を目指す。

 

散策路は奥に続き、途中で道標があり本道を逸れる。しかしその先に道標がなく、また散策路に戻ってしまった。途中に分岐が在ったのか・・・。注意しながら戻ると、先ほどの分岐の僅かに入った先の左手に、微かな踏み跡があった。これでは判らない。伝って行くと、入り口が塞がれた状態の大室洞穴があった。こういうことで入る人が居ないのか・・・知らなかった。このことで、神座風穴に行く気力が失せてしまった。往路を戻る。

 

そして富士風穴。こちらはすばらしかった。先ほどが先ほどであったからかもしれないが、冷気が漂い寒いくらい。穴の中には階段が在り、降りて行ける。暑い夏にして涼やかな観光地。これは楽しい。夏に賑わう場所でもあろう。散策路に戻り往路を戻って行く。

 

ゲートに到着すると、真っ赤なつなぎを着たカップルがオレンジ色のつなぎの女性に説明を受けていた。手にはヘルメット。ケービングツアーであることに間違いない。楽しそう。後でそんな遊びもしてみようか。山歩きより楽しければ・・・。車に到着する。10座登頂。キリもよく大満足。

 


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