高間山  1341.7m 
           

 2012.7.1(日)   


  雨    単独     林道吾嬬山線より          行動時間:28M


@登山口11:49→(16M)→A高間山12:05〜06→(11M)→B登山口12:17


bunki.jpg  tozanguchi.jpg  tozanguchi2.jpg  saisyo.jpg 
広池からの林道分岐。左が暮坂峠。右へ。この次の分岐には道標なし、東へ右折。 @登山口。撮影側に工事用飯場余地がある。 @林道吾嬬山線から入口の様子。 登山道の最初。
cyuukan.jpg  kouhan.jpg  sancyou.jpg hyoushiki.jpg 
中間点標柱まである。よく管理されているようではあるが、ルートを笹が覆う。 後半の様子。少し刃物を入れた方がいい。 A高間山。展望なし。 A立派な標識が揚がる。
nitou.jpg  urakara.jpg  oridashi.jpg  gezan.jpg 
A二等点。 A北側から見る山頂部。 下山開始。けっこうモシャモシャ。 B下山。
cyuusya.jpg       
B駐車余地  



 前日はパーティー登山で日向山。この日は朝から河川清掃。鋸や鎌を振るい夏向きの土手にする奉仕活動。大汗をかきヘロヘロに疲れたが、それでも出向く。ほとんど病気かも。

 目指す先は、六合村と長野原、そして東吾妻の三町村にかかる高間山とした。南にある王城山を狙った時に、抱き合わせで踏むつもりであったが、残雪のツボ足で疲れてしまい届かなかった場所。当時は藪化しつつある登山道を辿るしかなかったが、八ッ場ダム建設に伴う林道である「林道吾嬬山線」が敷設され、簡単にアプローチできる山となってしまった。玄人好みの山であったのだが一変した様子。それも群馬の名山として掲載された事も、後押しとなっているようであり登られる人が多いよう。ようはちょっと登るには適当な場所なのだった。林道作道の恩恵。

 往路は、大戸の関所跡から須賀尾峠を越えてゆく。北に降りてR145の様子が、来るたびに変わっている。ダム工事の関係からなのだろう。バイバス側から離れ、長野原の街中を経て六合村へのR292に入る。こちらも工事が進み、広池の入り口が変則路となってしまっていた。村内の道をクネクネと進んで行くと矢ノ下川沿いの道となる。最初の分岐は、暮坂峠への道を分けるY字分岐で、ここは「高間方面」の指す右に進む。しばらく進むと、右に生活している様子のある大きな農家が一軒見えてくる。ここを抜けるとその先で十字路となる。ここには道標が無い。まっすぐ進むと民家があるようであるが、勘を頼りに右折して東に進む。これで正解。この分岐から2.4キロほど進んだ先が高間山の登山口となる。現在のこの山は、歩きより現地入りの方が大変なのかも。

 登山口の場所には飯場が設けられ、工事用車両が置けるようになっていた。そこの一画を借りる。しっとりと降る中、雨具を着込み、いざ入山。王城山側への道も確認し、その反対側にある登路に入って行く。ここに至る途中にはカモシカなども居て、ガスのかかった彼らが出やすい条件の中、周囲にはよくよく気を使う。最初は足許を濡らす笹。中間点から先は胸から下を濡らすほどの笹となる。近年、刈り払いがされていないようで、やや自然に戻りつつあるようであった。雨具の防水をしたてであり、最初こそは調子が良かったが、多くの笹に撫でられると、すぐに浸透性が強くなってしまっていた。やや急峻、時折倒木が進路を塞ぐ。

 高間山山頂。展望の無い樹林の山頂で、やや暗い場所。ガスの濃さが、よりそんな雰囲気にさせていた。北側に二等点が鎮座しており、その前に行政の立派な標識が建っていた。この場所にやや相応しくないような立派さ。暮坂峠に進む尾根には、薄っすらと踏み跡が進んでいる。さて下山。

 雨ではあるが、意外にグリップのいいルート。滑るような場所も無く、一気に駆け下りる。片道600mという事だが、きっちり600mのような気もした。先のほうに舗装林道が見え、登山終了。短時間であるが、急いで登ったので雨具の中は大汗。足許はドロドロ。ひと山登り終えた感があるのであった。満足。

 下山後は、秘湯で知られる平治温泉の共同浴場へ向かう。今日はこっちの方が主目的だったり・・・。

chizu1.jpg

chizu2.jpg

                             戻る