机山  610.4m 
           

 2012.11.23(金)   


  小雨     単独      マレットゴルフ場側から        行動時間:16M


@マレットゴルフ場11:43→(2M)→A峠11:45→(2M)→B机山11:47〜50→(2M)→C峠再び11:52→(1M)→D机山社11:53〜57
→(2M)→E駐車スペース11:59


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@マレットゴルフ場を背にしてスタート。右に見える高みが山頂。 A峠に突き上げる。 A九十九谷自然公園の案内図。 この場所で散策路は藪化している。植林帯の際を登って行く。
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B机山の山頂部は、机の上のように平。 B三角点は藪の中。 B割られた二等点。 B三角点の場所からみる南側。
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B周囲の紅葉は綺麗。 C峠再び。 D机山社。珍しい様式の社。 D奥社もある。こちらの最高点。
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ドウダンツツジを愛でながら戻る。 綺麗なトイレもあったり。 E到着。  




 なんてへんてこな名前の山か・・・。おそらく、よほどのマニアしか目指さない場所であろう。そんなところへ、マニアなので目指してみる。

 

 南麓には九十九谷森林公園なるものがある。どうも机山を含むような園地のようだが、全容はよく見えてこない。現地で判断する事にする。山の北側には車道が近接し、そこから狙うこととした。

 

 北側の道は、南信州フルーツライン。この峠部に以前は「アスティたかぎ」と言う温泉施設が在ったよう。2009年に閉鎖しさら地となり、その跡地がマレットゴルフ場になっている。駐車場はここを利用したかった。しかし、現地では農家の車が並び通行不能。やむなくマレットゴルフ場の南側に1台分のスペースがあり、そこに突っ込む。目指すピークは目と鼻の先。

 

 舗装路を歩いて行くと、すぐに立派なトイレが目に入る。「こんな場所に・・・」さらに進むと峠のような場所となり、そこに九十九谷森林公園全体図が掲げられていた。右(西)側に階段が上がっており、そこを伝って行く。しかしすぐに植林地の中に道形は埋もれてしまっていた。トラバースする道は、雑草で覆われている。山頂へは、その植林地の際に添って尾根を登って行く。林業作業者の踏み跡だろう筋があるので、急峻であるが伝いやすい。

 

 山頂部も植林帯。東西に長い山頂部で、その広い大地に杉が植えられている。地形図からはこの山頂には三角点があり、宝探し決行。その場所は北東側に在るはずである。進んで行くと白い表中が現れ、その西側にそれは在った。ただし驚いた。こんな場所の三角点ではあるが、無残に割られていた。酷すぎる・・・。目指しやすい、アプローチしやすい場所だからだろうか。やや残念な気持ちとなる。

 

 下山は周囲の紅葉を愛でながら降りて行く。峠から反対側の高みに上がると机山社がある。鳥居があるので神社でいいのだろうが、その構えは独特。石室の形状をしている。こぢんまりとした境内も趣がある。さらに上に上がると、奥社があり、こちらも山頂としての形をしている。ここから南側に下ると、崖の上となり、下側の眺めが良い。深い谷に紅葉が見え、その中に池の鏡のような黒さも見える。スリルを伴う良い景観であった。

 

 アスファルトの上を駐車ポイントまで戻って行く。


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