長者山    1159.8m  
                                             
                                      

   2018.10.27(土)


  小雨     単独      長者山公園より    行動時間:26M


@長者山公園5:50→(12M)→A山道入口6:02→(2M)→B長者山6:04〜06→(10M)→C長者山公園6:16


   
@長者山公園より。雨とガス。 @分岐道標 ルートを知らず尾根に取り付く。 再び林道に乗る
       
A倒木が林道を覆う A倒木でこの道標が隠れてしまっている。 A倒木を抜けると山道の入口。 B長者山山頂
     
B標柱 B三等点  B北から南 林道に戻る。倒木の場所。
       
C公園手前の分岐 C長者山こうえんの広み。 C長者山森林学校。施錠してある。   




 大滝村で藪漕ぎの予定をしていたが、濃い場所を漕ぐには不都合な天気予想が出ていた。日曜日はいいようだが、日曜は日曜で用事があり土曜日での山旅としたい。降雨日用にとっておいた信州新町と旧美麻村の山を三座目指す。

 

 まず最初は長者山。メインの登山道は南麓からのようだが、長者山高原として東から林道が使えるようで、一応この2ルートを頭に置き現地へ向かう。

 

 1:15家を出る。18号で更埴まで進み、新町街道で久米路橋に出て19号に乗る。川口交差点で不動温泉側へと折れて、まず最初は東麓に進んでみる。雨が続きガスも濃いままで、林道が伝えるなら上がってしまおうと言う魂胆であった。

 

当信川沿いの村落内の林道を進んで行く。長者山高原を示す道標があり、林道に入ってゆく分岐を見誤ることはなかった。林道側に入っても住まいしている民家がちらほら見える。就寝中を気にし静かに登って行く。林道は途中でダートになるものと思っていたが、終始舗装路を伝え、気にするのは濡れた落ち葉がその上に乗っていることくらいであった。凍る時期はガードレールのない林道なので、無理して上げない方がいいようだ。ハイビームにすると全く見えないようなガスの中、進んで行くと長者山公園の表示が見え、左側に広い地形が広がっていた。どんな地形で存在するのか、この時は全く判らず、入り口にわずか入って車を停めた。ラジオを聞きながら夜明けを待つ(4:00)。

 

前週行動開始した時刻になっても暗いままであった。うすら明るくなると、何となく広みが見渡せ、大きな小屋が白く浮き上がって見えた。まだヘッドライトを焚きたいほどの暗さであったが、かえって見えなくなるので我慢する。公園北側の分岐点にはハッキリと判る道標があり山頂への道を右へと示していた。

 

分岐からの林道を5分ほど進むと取り付き点らしきマーキングが見られた。地形図からの破線は尾根通しのルートだったので、これが正解路と思い林道を離れ尾根側に乗る。しかし踏み跡があるものの薄い。最初のピークを乗越し進むと再び林道に降り立った。なんだ林道を進めばよかったんだ・・・。それでも途中の林道のつづら折りはショートカット出来たようであった。

 

林道を進むと麓側斜面よりの倒木が林道を覆っていた。ここを過ぎると山手側への分岐路がある。周囲をよく見ると、倒木に隠される位置に道標があり、分岐する道が山頂への道と示していた。ここからやっと山道になる。残り100mと書いてあるが、若干それより短い印象であった。

 

長者山には東屋があり、その脇に朽ちた道標が転がっていた。三等点があり山頂標識があり、山頂らしい山頂ではあったが、残念ながら展望はガスに覆われていた。北側への進路がまだあるようだが、今日はここまでで往路を戻る。

 

戻りながら地形図に読める破線路位置を探そうと思ったが、それらしき筋は今一つ判らなかった。林道に出て、倒木を潜って進み、やや泥濘とした路面を場所を選びながら戻ってゆく。

 

長者山公園に戻ると、南側に大きな鉄塔があることが判った。白い三角の小屋は森林学校と名前が付けられ、しっかり施錠がされていた。この北側の植林帯は、小学校の学校林とのことで解説がされていた。

 

次は尼子山を目指す。小島信濃木崎停車場線を使ったのだが、ややドキドキする道で、あまり利用者が居ない様子が伺えた。





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