かまど岩   1060m  
                                             
                                      

   2018.2.3(土)


  晴れ    単独     入山峠から    行動時間:35M


@入山峠18号非常停車帯9:08→(2M)→A入山峠9:10→(7M)→B1098高点9:17〜18→(7M)→Cかまど岩9:25〜26 →(13M)→D入山峠帰り9:39〜41→(2M)→E非常停車帯 9:43


   
@18号は碓氷バイパスの入山峠非常停車帯からスタート。 側道側に入ると「ぬた」の解説板が見える。 A入山峠よりの分岐。 A罠があるようだが、現物は見られなかった。
       
1070m付近 1080m付近で道形が見える。 B1098高点 B軽井沢町の図根点がある。展望のいい場所で碓氷パイパスが見下ろせる。
     
釜の一角に入った感じ。上州側が奇形に切り立っている。 Cかまど岩最高所 C北東側の尾根 C矢ヶ崎山側
       
C最高所の東 D入山峠には大きな碑が立つ。(Win10にしたら縦に貼り付かなくなってしまった。縦写真を選択しても横に入ってしまう) Dこれは県境踏破した方の標識だろう。「m」の字に特徴が見える。 D入山峠の石畳
       
側道と、フェンスの向こうが18号バイパス。 E非常停車帯に戻る。    




 本日の本題はかまど岩。軽井沢から上州側へと戻り18号バイパスの入山峠に到着する。いつも通過する時に駐車場があると認識していたスペースは、改めて見ると非常停車帯と堅苦しい名前の場所であった。Pのマークがあったので、通常の駐車場と思っていたが、非常時のスペースとのことで、それにより長時間停めておくのはよろしくない場所とも理解できた。この事があり、ササっと登ってくるよう意識した。

 

 国道から側道へはフェンスがあるので越えねばならなかった。側道を北に行くと、「ぬた」の説明をした立て札が見え、その先のカーブの場所から枝道が北に分岐していた。分岐点には罠の注意看板も立てられていた。がしかしそのものを見ることは無かった。道形を追ってゆくと、すぐに終点となり踏み跡さえも無い場所が先に続く。下草は無く歩き易いので適当に高度を稼いでゆく。すると、1080m付近で尾根の東寄りに道形が現れる。振り返り麓側を見るが、そこからの延長線上には道形は見えてこなかった。

 

 1098m高点には軽井沢町の図根点が埋設してあった。何か真鍮の鋲でもあるのかと思ったが、コンクリートがあるのみだった、冬季で凍っており上部の土が除去しきれなかったのだが、もしかしたら綺麗に除去したら何かあるのかもしれない。大きく下って行くと、東の上州側が荒々しくなってきて、落ちたら助からないような場所が現れてくる。釜と呼ぶのに相応しい景色を恐々見下ろしながら、その縁を伝ってゆく。怖いけど、怖いもの見たさが優先し、その際を伝うのだった。この雪で足を滑らせたら一巻の終わり・・・などとプレッシャーをかけながら。

 

 かまど岩到着。地形図での本当のその場所は、1060mピークの北側の地形となる。でも1060m峰でかまど岩としてもいいだろう。見える東側の景色が、かまどの中に居る雰囲気が十分にあり、その場所の頂部である。不思議なのは軽井沢の伝説の地名であるはずだが、上州地内に存在することである。まあここまで近接していれば軽井沢の範疇か。併せて雲場池にも行こうかとも思ったが、旧道側に出るのが面倒なのでここまでとする。

 

 入山峠側へと戻って行く。1098高点は西側を少し巻き込むようにして山頂を通らず通過してゆく。地形図に記載される破線路を追おうと探してみたが、やはり判らなかった。分岐まで戻り、そこで東側を注視すると往路に気が付かなかった大きな石碑を見つける。何も書いていないと思ったら、上州側に彫られていたので上州の方が設置したものと理解できる。そして北と南に刻まれた文字は読めるのだが、東に彫られた文字が達筆過ぎて読めないのだった。諦め戻ると、そのすぐ南に掘れた幅があり石畳が見えた。和美峠側からの峠道って事だろう。昔道に出会え、これには石碑に気づいてよかったことになる。

 

 フェンスを越えて碓氷バイパスに戻る。







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