観音山   308m         

  
  
2018.2.3(土)


  晴れ     単独    泉龍院Pより周回   行動時間:59M


@泉龍院駐車場6:12→(17M)→A涅槃像(三角点)6:29〜30→(10M)→B観音山6:40〜42→(3M)→C雷電山6:45→(8M)→Dガッチン山6:53→(9M)→E文昌寺前7:02→(9M)→F泉龍院駐車場7:11


   
@駐車場から泉龍院への舗装路を進む。 途中の登山口 見晴台 A中尾根と名付けられている涅槃像の場所。
       
A三等点 A涅槃像と 獣除けの鐘 観音山への最後の急登。
     
B観音山 B標識 B月が見事だった B西側
       
C雷電山 C雷電山標識 分岐は文昌寺側へ Dガッチン山
       
Dガッチン山から観音山 ルートは管理をしないと笹が覆う場所。 住宅最上部 E文昌寺前通過
     
F駐車場に戻る




 金曜日に西上州も今年2回目の降雪。低温状態も続き、路面が凍ることを考慮したい。峠越えのルートは避け、関東平野側へと目を向ける。足利・佐野エリアにしようかとも思ったが、まず上州をと桐生の未踏座を選ぶ。7年ぶりに榛名湖の氷上に乗れることとなった。それまでが暖か過ぎたのかもしれないが、寒いとなかなか高い場所に目が向かなくなるのであった。

 

 1:00家を出て50号をひた走り、桐生の市街地に到着する。住宅地をナビに従い進み泉龍院の大きな駐車場に到着する。夜明けまではあと3時間ほどある。この場所に挑むにはちょっと家を出る時間が早すぎた。深夜便を聞きながら白むまで待機する。ちなみにだが、夜明け時間と日の出時間は違う。

 

 6:12行動開始。泉龍院側に進むとすぐにハイキングコースの入り口があり、広く快適な遊歩道的な道が先に延びていた。快適も快適、とても緩やかなコースなのだった。進んでゆくと途中に見晴台があり、そこには桐生フジなどと書いてあるのだが、どれを指しているのかが見える展望から判断できなかった。展望台ではあるが、すっきりした展望の場所ではなくなっていた。植生がここまでではなかった以前は、もっと見えたであろう。

 

 薄っすらと乗った雪の上を進んでゆくと中尾根のピークに到着する。顕著な高みであり、長い場所を表現する尾根と名前がついていることにやや違和感を抱く。涅槃像の前に三等点があり、釈迦に説法されている小僧の様な位置取りであった。こんな場所も珍しい。残念なことにその角が割られていた。ここから観音山側へは、レールのように丸太が這わせてありコースとなっている。階段にしなかったのがいいのか悪いのか、深く抉れてしまっている場所が多くなっていた。

 

 観音山の東側は、意外と急登で、設置された柵を掴んで登って行く。ただしだんだん古くなってきている様で、木が雪を吸って掴む場所全てで凍っていた。ここも階段状にしてあれば歩き易いと思うが、そうしないこんな場所もあっていい。この日はダメだったが、たぶん雪がもっとあれば下りに使えばシリセードできるであろう。山頂が近くなると、その上に綺麗な月が見えていた。あって当たり前のような月に対し、綺麗だと見上げる時はそう多くない。

 

 観音山到着。名前からして何か安置されていると予想してきたが、簡素な山頂であった。簡素と言っても桐生市の立派なコース案内は立っていて、その詳細な表記に地図を持たずとも十分なほどであった。30分ほどで来てしまったが、雪が無かったら25分で着いてしまうかもしれない場所であった。先に進む。

 

 途中の肩に雷電山があるのだが、山と言うには微妙な地形に思えた。祠の裏に切り株があり、案内看板を読むと立派な松が生えていたようだ。西に下り、分岐からは文昌寺側の道を選ぶ。そしてその途中からガッチン山にも寄って行く。こちらは顕著なピークであった。

 

 ガッチン山には標識類も無ければ人工物は皆無であった。展望は市街が見下ろせ悪くない場所であった。降りてゆくのだが、笹の植生の中に切られた道で、頻繁に管理しないと分けて進まねばならないような場所でもあった。住宅地の最上部に出るのだが、伝ってきた道は西側に進ませている感じがするが、進む選択肢は住宅側。生活している中を通過するのは気が引けるのだが、なるべく静かに降りてゆく。こちらには観音山を示す道標は一つも見られなかった。

 

 車道に出て少し進むと文昌寺が見えた。菱小学校と菱中学校の間を抜けて進んでゆく。ちょうど出勤時間なのだろう、家から出かけてゆく方の姿が見られる。間違いなく住宅地なのだった。泉龍院の駐車場に戻る。

 






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