勝弦山    1129m  
                                             
                                      

   2018.1.13(土)


  晴れ     単独      勝弦峠から往復    行動時間:40M


@勝弦峠11:09→(18M)→A勝弦山11:27〜30→(19M)→C勝弦峠11:49


   
@勝弦峠より分岐する林道は、入口にチェーンが張られている。 チェーンゲートの先にも門扉がある。 配水所 アンテナ群が見えだしたら山頂は近い。
       
A勝弦山。右に古い櫓が見えている。 A岡谷防空監視哨跡の石碑。裏に解説書きがある。 A山頂からの景色 A西の別荘地側へも綺麗な道が降りていた。
     
別荘地の様子。 B勝弦峠に戻る。林道は冬季も使われているので駐車は注意したい。




 高尾山の後、塩嶺王城パークラインが冬季封鎖となっているために254号がすんなりと伝えなくなり、今日の勝弦山は止めようと決めた。頭を切り替え食事処へ行くと、11時のオープン時間なのに準備中と出ていた。これは「まだ飯には早い、もう一座登ってこい」と言う指示に思え、再び登山モードに戻る。

 

 20号から鳥居平やまびこ公園を経て勝弦峠に到着する。途中にはアイスバーンの場所が数か所あった。勝弦峠には公的な駐車スペースは無く、勝弦山に向かう林道入り口に停める。準備をしている中、冬季封鎖されている小野峠側からも車の往来があった。日差しは高くなってきているが、気温がなかなか上がらず、まだマイナス8℃であった。

 

 林道の入り口にはチェーンゲートがあり南京錠がされていた。ここから20mほど先には観音開きのフェンスゲートがされ、2重の入り口管理がされている場所で、この先に重要な場所があるのだろうと想像できた。背中側に254を走るエンジン音を聞きながら、速く温まるべく速足で小刻みに進んでゆく。

 

 左に配水施設を見た後、次は右にガス関連の施設があった。こんな高い場所にと思うのだが、西側の別荘地用なのかと判断していた。次に配水所の大本営的施設が左に見えてくる。暖色の外壁が少し暖かさを分けてくれていた。雪の上には真新しいスタッドレスタイヤの跡が残っている。猟師かとも思ったが、付近には狩猟禁止と出ていた。

 

JR0VFのレピーターが置かれていた。レピーターを見るのはどこ以来だろうか。見える周波数は以前使ったことがあるような気がするが、はっきりと記憶に残っていない。終始なだらかな林道で、西には植林帯の向こう側に屋根が見えている。かなり高い位置まで別荘が建っているようだ。向かう先にアンテナ塔が見えてくる。林道側をも見ている監視カメラが動いているのが判る。何かあった場合には疑われる対象になってしまうのだろう。

 

勝弦山には岡谷防空監視哨跡の碑が建っている。それとかなり朽ちた鉄製の櫓が残り、往時のものとして現存する唯一のものだろうと想像した。道の西側には真新しい電源施設があり、その北側の脇から立派な道が別荘地側に降りていた。ここからはやや樹木に邪魔されるが、諏訪湖側を見下ろすことができる。石碑の裏をフムフムと読みながら、寒かったろう往時を思う。この日もいい感じに寒いので、よりそれを思うのだった。

 

帰りながら別荘地を見ようと林道を逸れる。そのタイミングで軽トラが勝弦峠側から登ってきた。もしや監視カメラに反応してではないだろうが、塩尻峠側に進んで行った。別荘地の敷地は、その界にはリボンを縛った杭が打たれ刈り払いが続いていた。上の方の家はあまり使われている気配が無かった。まあ別荘と言うのはそんなもんなのだろうけど。

 

林道を戻って行く。前後から車が来ないかと気にしつつ。林道の入り口にはたしか「小鳥の森」と書かれており、この林道を示していた。歩いて伝っていいとは思うが、ゲートのある場所はちょっと気を使う。フェンスゲートには「関係者以外進入禁止」と書いてあった。車に対しての注意となろうが、それでも・・・。林道内で何かあった場合は、表示の有無の意味合いは大きい。入るなと書いてある場所に入ったのだから・・・となる。

 

林道入り口に戻り、この日の山旅はこれで終わり。






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