孫岳   1271m
                                             
                                      

   2018.8.25(土)


  晴れ    単独     オンマ谷駐車場より    行動時間:55M


@オンマ谷駐車場8:07→(23M)→A孫岳分岐道標点8:30→(8M)→B孫岳8:38〜41→(21M)→C駐車場 9:02


   
@オンマ谷駐車場より 石の堆積する登山道を進む。 A孫岳への分岐点 A分岐道標
       
道標はあるが、道形は極薄。大岩の場所を経ての鞍部から。 手前の大岩を巻く。 直下 B孫岳
     
BG標。本日2枚目。 B孫岳より二ッ岳雄岳 B孫岳より二ッ岳雌岳 登山道に戻る。
       
C駐車場に戻る。雨上がりで蚋が舞っていた。




 本日最終座の孫岳に向かう。前年度末に入山したばかりなので、半年のスパンで同じ場所に入るのは敗退した場所ではないので極めて珍しい。2回登って、2回とも孫岳の分岐道標を見ているが、地形図にも山名事典にも掲載が無いので登頂はしていない。今日は渋川市の地形図に読めたので目指す(笑)。

 

 ヤセオネ峠からオンマ谷へと降りてゆく。今日の強風の影響か、緑々した落ち葉が多く、路面が濡れているのでスリップに注意しながらブレーキを踏みっぱなしで降りてゆく。誰か登山か観光か、入山者が居るかと思ったが、駐車場はガランとしていた。すぐに出発する。

 

 石畳のような登山道を登って行く。ここを伝うのはこれで3度目だった。伝うルートは出来上がっており、このルート途中の道標の場所から孫岳を目指す。雨は完全に上がり夏日になった。夏だから暑いのは当たり前だが、過ぎるのはちと困る。なるべく文句を言わない人生にしているのだが、年相応の小言も多くなる。”あー暑い”。

 

 1220m付近で「孫岳→」の道標を見る。だからってはっきりした道形があるわけではなく、大岩の転がる中を、岩穴に注意しながら進んで行く。登りに入っても、明確な踏み跡はなく、ここも伝う人の少なさが見えてくる。もしかしたらネーミングがいけないのかも。主峰側の雄と雌に対し、孫の結びつきがよくない感じがする。槍ヶ岳も似たような感じなので、違和感を抱く方が山慣れしていないってことにもなるか。

 

 大岩を右側から巻いて、その先の高みが孫岳であった。最高所からは雄岳のみ見え、東側の展望場からは雌岳の展望地で、雄岳側は樹木が邪魔していた。ここにもG標が掲げられており、一日に2座で見たのは初めてかもしれない。ここが二ッ岳だけではなく麓側の展望もあったら、もっと登頂者がいるのだろう。それが無いから今のマイナーなままのような気がした。

 

 西に下り、適当に斜面を伝って登山道に戻ろうと進んで行く。落ち葉が多かったり、岩穴が在ったり、最短距離で登山道に戻ったほうが精神的にもいい地形だった。ただ、ルートを外れてみると、大岩の基部にかなりの岩穴が在ることが見えた。何か出てくるような予想もでき、暑いながら少し緊張し周囲温度が下がった気がしていた。あくまでも気分的に。

 

 駐車場に戻る。本日全ての予定を終える。久しぶりの榛名であるが、榛名らしくて楽しかった。





 
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