荒船山 (経塚山)       1422.7m  
   
                                                                                                                                                
                                                                                                            
    2020.5.2(土)


  晴れ     同行者あり     荒船不動より      行動時間:3H28M


@駐車場6:38→(5M)→A荒船不動6:41→(21M)→B星尾峠7:16→(10M)→C経塚入口7:32→(5M)→D経塚山7:41〜46→(8M)→E艫岩8:22〜52→(5M)→F経塚入口帰り9:20→(38M)→G星尾峠帰り9:33→(38M)→H駐車場10:06


   
@駐車場前 @駐車場は閉鎖中 @家に居ましょう A荒船不動
       
不動の先は一部崩落 B星尾峠 立岩側への道も崩落 C経塚入口分岐
     
D経塚山 D標識 D二等でいいのか、撫でられすぎて・・・。 D標柱は朽ちてきていた。
       
経塚入口再び 1356高点 南側の祠 北側の祠
       
E休憩・避難小屋 E小屋内部 E艫岩展望台 E犬は一切の怖さが無いよう
     
Eヤキソバパンと E内山牧場キャンプ場の広さが判る。この広さの何処でも自由にキャンプしていい。 石柱に立ち寄り F経塚入口で犬連れの方が休憩していた。遊ばせてもらう。
       
階段路を降りてゆく 傾き続けている。 G星尾峠帰り 渡渉点
       
荒船不動帰り H戻る     




 21年ぶりに荒船山に上がる。新型コロナの最中に県を跨ぐのは長野県に怒られそうであるが、最楽ルートが信州側にあるので短時間で遊ぼうと思う中では、荒船不動ルートを使わない手は無い。

 
 内山トンネルを潜って現地に到着すると、駐車場は封鎖され、「STAY HOME」と書かれた赤紙が貼られていた。谷側の路肩余地に停め準備をする。先行者はいないようで、経路の駐車している車は無かった。今日は我々だけか・・・とこの時は思った。

 
 6:38登りだす。コンクリート舗装路であるが、荒船不動までの最初がちと足に応える。荒船不動を参拝してから先に進むと、道幅の半分が崩落している場所があった。ここも19号のせいだろう。渡渉点から先は九十九折りの連続で、前後者の目視がしやすくパーティー向きなルートと言えるだろう。

 
 星尾峠に乗り上げると、その真正面に経塚山が聳えている。谷を右にしながら巻き込み進んで行くと、立岩への分岐点となるが、そこからの立岩ルートも大きく崩れていた。さてここからが階段路で、平たん路がしばらく続いたので腿上げが辛い。それが為か、階段脇が踏み跡になっている。経塚入口分岐に乗り上げ、まずは最高所を踏みに向かってゆく。

 
 経塚山到着。石祠があり、古いもののように見えるが、彫りこみを見ると平成七年とあり、最近のものであった。標識は縛らないタイプのものが二等点の上に置かれていた。「置き」タイプとしては八風山のモノも長寿である。一方標柱は、だいぶ朽ちてきていた。小休止の後、名物の艫岩に向かう。

 
 経塚入口から北側は山頂とは思えない平たん路で、その中で標高点をとっている1356高点で、地理院は経塚山と併せて荒船山とふっている。経塚山にも注連縄があったが、艫岩に向かう経路にある石祠にも全て注連縄が見られ、氏子の信心が見られる。相沢地区への下降点分岐が見えたら、わずか先が艫岩展望台。

 
 艫岩展望台に上がるのは、これで3度目。何度上がっても足が震える場所である。それが普通の反応で、震えない人の方が落ちてしまうのだろう。怖い場所を怖いと思わないのだから。幸い誰もおらず大休止としコーヒーを淹れる。北に在る内山牧場の全容が見え、ここから見るとその広さが良く判るのだった。としていたら、風に乗って人の声がしてきた。家にいない人が他にもいる様だった。

 
 3名のパーティーがやってきて、うち1名はしゃべり続ける殿方で、逃げるように艫岩展望台を撤退する。話するのは嫌いではないが、度を過ぎていた場合は・・・。帰路は石碑を拝んでから南進してゆく。向かってゆくと若者3名のパーティーがすれ違い、経塚分岐まで戻ると犬連れの方が休まれており迷犬が戯れる。新型コロナが無かったら、心地いい春の登山なのだが、あるがばかりになんとも息の詰まるような感じで接しなければならない。

 
 階段路を下って行く。意外な登山者数に、まだ他にも登ってくるかと思ったが、行き会ったのはここまでだった。夏のような暑さになり、各沢では迷犬が喉を潤していた。最後の渡渉点を跨ぎ荒船不動に挨拶してから駐車場に降りる。




 
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