鎌取山        747.0m                                                                                                                                                  

 
 
2020.4.18(土)


  雨     単独     西から      行動時間:12M


@西側倭組管理地分岐8:28→(5M)→A鎌取山8:33〜34→(6M)→B戻る8:40


   
@西側680m付近で通行止め(工事中) 西尾根が切られ枝道が出来ている。枝道に入って行く。 工事している林道は、高畑線。 道形の終点の広みから尾根側へハッキリした道形が登っている。
       
尾根道は明瞭 A鎌取山 A何本もの丸太が立てかけられている。 A唯一の標識。
     
A二等点 南麓には道形が通る。 西尾根に乗る手前で道形は終点。 尾根から高畑線の駐車風景。
       
枝道と広みは倭組の管理地のよう。 B戻る おまけ。桜山公園は新型コロナの影響で閉園中。




 藤岡市の寂峰である鎌取山を計画する。藤岡市が整備した「鎌取ハイキングコース」なるものがあるようだが、それは伝わずに新型コロナの騒ぎの中であり雨でもあり、端折りに端折ってササっと踏んで来ようと言う魂胆であった。

 
 ザーザー降りの日であった。前年度に旧ルーデンスカントリークラブ経由で道祖神峠まで行っているので、同じようにしてアプローチしようと思った。しかし上がって行くと、千手院の先の直線路の途中で道幅全てが大崩落していた。これを見て「今日は帰れ」と言われているようでもあり諦めようと思ったが、折角ここまで来てと思い、次は桜山経由でアプローチする。

 
 桜山は新型コロナで閉園していた。せっかくの開花時期なのだが、舗装路上に積もった花弁が寂しく冷たく雨に濡れていた。西進して行き琴辻地区で北に突き上げてゆく。稜線に上がったら東側に進むダートに入って行く。登りから下りに転じると、バリケードが置かれ通行止めになっていた。ここは降りて行けばりんどう峠である。車を停めたいが、林道幅にあまり余裕がなく余地が無い。土曜日だから工事があるだろうと思うと、邪魔になるような駐車はできない。枝道もあるが管理地のようで勝手な駐車は憚れる。降りたり登ったり右往左往したが、コンクリート舗装されている場所がやや広く山際に寄せて停めた。教習所で習った、峠付近の停めてはいけない場所ではあった。

 
 銘板を見ると、今伝って来た林道は「高畑線」と言うらしい。8:28雨具を着こみ行動開始。倭組の管理看板が掲げられている道に入って行く。進んだ先40m付近が広みになり、敷地手前には車止めがされていた。敷地からどう取り付こうかと探っていると、その場所から尾根に上がって行く明瞭な道形が存在した。そこを伝うと、尾根上にはさらに明瞭な道形があり、よく踏まれており伝う利用者が多いことが伺えた。登って行くと山頂手前で南側に降りて行く道も見られ、帰路は南を伝ってみることにする。

 
 行動開始から5分で登頂。雨での暗さもあるが、一帯は針葉樹なので降っていなくても暗いと思えた。二等点が奇麗な状態で埋まっており、その横にオブジェのように何本もの丸太が立てかけられた場所がある。その下側に山名板が縛られ、これが唯一山名を示しているものであった。道形は尾根通して東側に続いていた。

 
 山頂から南に降りて行くと、尾根筋より15mほど下に明瞭な水平道が走っていた。何処に連れて行ってくれるのかと西進して行く。往路に上から見下ろした道形の分岐点も確認できた。この分岐からわずかに西に進むと、意外やそこで終点であった。すぐ先が西尾根の場所であるが、尾根道とこの道は繋がっていないように見えた。ただし皆伝っているようで、獣道にもならないような細い踏み跡があり、それを進み尾根に乗る。

 
 倭組の敷地への枝道が無かった当時は、尾根続きでりんどう峠まで行けたのだろう。今は切通のようになってしまっているので、その手前で北側に降りて倭組の管理地を通過するような踏み跡になっているようだ。8時半を過ぎ、作業があるなら工事の音がしてもいい時間であるが、一帯は静かなままであった。車に戻る。




 
                戻る