神成山(龍王)        320.9m        吾妻山       328.1m (現地標柱より)                                                                                                                                                                                                                                                                       2020.10.11(日)


  晴れ     同行者あり     宮崎公園から縦走周回      行動時間:1H55M


@宮崎公園14:34→(6M)→A西中学校前登山口14:40→(10M)→B神成山(龍王)15:00〜02→(14M)→C宇気神社跡ピーク15:16→(20M)→D吾妻山15:36〜40→(6M)→E新堀神社14:46→(43M)→F宮崎公園16:29


   
@宮崎公園の駐車場は満車 Aコース入口 A西中学校前の入山口。 B神成山
       
B神成山から東側。一過の天気。 C宇気神社跡ピーク 打越の御岳祠ピーク D吾妻山
     
吾妻山のショートカット道は、崩落により封鎖中。 E新堀神社 大サボテンの家 F宮崎公園に戻る




 迷犬を土曜日に山に連れて行ってやることが出来ず、台風の影響で連日の雨でフラストレーションが溜まっている様子が見える。少し負荷のある散歩をと、選んだのが神成山九連峰。縦走して戻ると2時間くらいになり、緩やかな丘陵ではあるが、そこそこのアップダウンがあり負荷になり得る。気になる部分は大雨の後なので足許がぬかるんでいるんじゃないかと思う部分。さて・・・。


 午前中は小雨が続き、午後から晴れ間が見えだしてきた。かなりスロースタートで神成山を目指す。スタート地点の宮崎公園に着いた時には14時半だった。雨上がりでみな適当な場所と考えているのか、宮崎公園の駐車場は満車で、貯水槽側のスペースにも停めている車があるほどだった。

 
 14:34行動開始。やや雲が残るが、一過の秋空となっていた。西中学校の正門前を通過し山道に入って行く。不動明王前が少し笹がせり出しているが、それ以降は広い一級路で続く。ここは「日本一美しい登山道」と書かれた標識が続く。確かに、気にしてあら捜しするように見ても、ごみが落ちていない。標識に偽りなしだった。

 
 城址の場所は、半年前より食害防止のネットが広く張り巡らされていた。足許を気にして来たが、前回の埃まみれになるような地面でなく、しっとりとした路面で埃が立たなくていい。九連峰を歩く時は雨の後がいい。水たまりの場所も皆無。

 
 神成山に上がると、ここで初めてソロのハイカーとすれ違う。展望を楽しんでいると、さらにもう一人通過して行った。歩き易い場所であり、今日も賑わっていると思えた。東側が開け展望を楽しめる。西に下り、階段路を登ると宇気神社跡ピーク。ここにはご夫妻らしき男女が居り、女性がさらに西に進みたがっているのに対し、男性が引き返す判断をしていた。そして戻って行った。男性は「今日は早く帰るんだ」と言われていた。山に登り、早く帰ろうと私も常々思う。しかし同行者から「もっと歩きたい」などと言われたことが無く、私としてはもったいないと思えてしまった。犬が苦手なのは雰囲気から判り、迷犬には伏せをさせ待機させる。嫌犬家の人は、より低い位置に置いた方が安心できるだろうことが最近分かってきた。雰囲気が察知できる時は伏せをさせすれ違うことにしている。

 
 東側三連峰は同じような山容でアップダウンが繰り返される。打越の御岳祠ピーク登頂。前回は犬好きなマダムが待っていた場所である。迷犬も期待したようではあったが、人気は無く、以降でも人の姿は無かった。次の石板ピークから先は、2峰は端折って山腹路を進み、最後の吾妻山に乗り上げる。ここにはベンチがあり、上信電鉄を眺めながらの休憩にちょうど良かった。最終座も踏んでさて下山。掘れた参道を降りて行く。

 
 新堀神社まで降りる。東側は城址となるが、西側のこちらのルートは信仰色の強い登路で、それが為に参道と表記した。赤い社を参ってから集落へと降りて行く。大サボテンのお宅は、ロープが張られ、もう住まいしている方は居なくなったようであった。それでもサボテンはすくすくと伸びているようで、屋根の高さを超えていた。北を神成山丘陵で遮られ、北風がほとんど当たらない地域。サボテンがここまで育つほど温暖な気候と言えよう。ただし最近の夏の暑さにはどうだろうか。二進数ではないが、ゼロかイチで表すと、ここは北風ゼロ地域。

 
 のんびりと神成地区、そして神農原地区を歩いて戻って行く。蓮池はさすがに枯れた絵面だったが、そんな中でも訪れている家族がいた。旧家が多く、敷地には柿が植えられた家が多い。ただし生っても採りきれず食べきれない歳になっているのだろう、落ちて臭いを発している家が多かった。夕方に少し雨もあると予報されていたので気になっていたが、降られることなく宮崎公園に戻る。



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