小浅間山        1655.2m                                                                                                                                                 

 
 
2020.5.17(日)


  晴れ     同行者あり      峰の茶屋より     行動時間:1H36M


@峰の茶屋5:12→(41M)→A小浅間山5:53〜6:24→(24M)→B峰の茶屋 6:48


   
@峰の茶屋前から入山 馬返し 露岩側から上がって行く A小浅間山登頂
       
A広く居心地がいい A小浅間から浅間 Aこの標識はいつも倒れているよう。基部は石積み。 A東
     
A南東 A南西 A西 A北
       
A浅間牧場側 A朝食を終えて下山 駆け下る 枝道が多い
       
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 それこそ「朝飯前」に小浅間山に登る事とした。快晴予報の日であるが、碓氷バイパスを登って行くと、濃くガスが垂れ込め霧雨状態だった。ワイパーを動かさないと前が見えなくなるほどで、これは登山前にやや萎える要素であった。現地がこのままだったらと・・・。

 
 中軽井沢で18号を離れ146号に折れる。千ヶ滝通りを過ぎ万山望へと上がって行くと、周囲の白さが薄れ青空が見えてきた。そしてその青空の中に浅間山を見たときは、ラッキーとさえ思えた。今日は上から雲海が見渡せる。

 
 峰の茶屋に到着。駐車場は封鎖されていたので登山口脇の余地に停める。緊急事態宣言解除が影響なのか、バイカーの姿も多い。北軽井沢や草津方面と軽井沢を結ぶバイカー好みのルートだからかもしれない。高崎ナンバーのスクーターが東屋の前に置かれている。入山しているのかどうか・・・以前の通過時にもここに在ったような気がする。

 
 5:12出発。付近で飼い犬が居なくなったようで、所有者のケージとエサ入れが登山道上に置かれ貼り紙がされていた。登山道上には、白い花のような綿毛のようなものが沢山落ちていた。よく見ると小さな繭の集合体のようなものであった。前日の雨を含み、しっとりとした道を伝う。少し泥濘している予想もしていたが、足を汚すような場所は無く一級路のまま伝う事が出来ていた。

 
 馬返しまで進むと、ここからはザレた斜面を登る。前回はここを、NHK番組を制作するプロデューサーがサンダルで登っていた。山を嘗めているんじゃと思いつつ見ていたが、結果としてその姿で登下山したので力量がある人だったのかもしれない。風に飛ばされた帽子を拾う事が出来ず、私が駆け下って取ってきてあげたのだが・・・。迷犬は歩き辛いのかいつものような歩調でなくゆっくりと登っていた。

 
 小浅間山登頂。雲海を下に従え素晴らしい景色が待っていた。ピーカンで照らされる浅間山も美しい。そして誰も居ない。この条件は、贅沢過ぎて申し訳ないくらいであった。コーヒーを淹れ、握ってきたまだ温かいおにぎりをぼうばる。ここ何回はこの組み合わせではあるが、おにぎりにはコーヒーでなくお茶がいいと都度思う。外気温は13℃。風もなく日差しがあるので、暑くもなく寒くもなく滞在出来た。

 
 下山はザレ斜面をズリズリと踵を入れながら降りて行く。往路に対し少しショートカットするように枝道に入って行く。出た場所は「道32」とふられた標柱の場所。誰か上がってくるかと思ったが、会うことなく登山口に戻った。



 

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