離山        1256.0m          
         
                                  
                                 
                                                                                                      
  2022.10.8(土)


  くもり    同行者あり     南登山道から     行動時間:2H24M


@歴史民俗資料館P9:04→(59M)→A離山10:03〜19→(25M)→B洞窟10:44〜49→(47M)→C駐車場11:36

                                               


 
@歴史民俗資料館駐車場より。公式に登山用駐車場として使ってよくなった模様。 帰路はこの場所からショートカットした。 濡れてよく滑る木道。ただし滑り止めに足を載せるとウソのようにグリップする。 A到着
       
A標柱と三角点 A三等点 A下界側は見えないので紅葉を見る。 山頂の後は洞窟へ。2回目だけど、また迷ってしまった(笑)。
   
作業道を伝う。 B洞窟入口 B洞窟内部。子供は素直で、洞内が温かいので上着を脱いでいる。 図書館側から降りる。
       
C駐車場に戻る。




 6月の傘山に続く第二段。児童を連れての離山を計画した。登頂目的と言うよりは、洞窟探検の方に重きを置いた感じ。

 歴史民俗資料館の駐車場は、以前は登山者にも開放している感じであったが、現在は登山口駐車場としてアナウンスされていた。よって借りる感じは無くなり堂々と停められる場所となったよう。ただし、集合時間を9時としたために、満車になる可能性も考えられた。その場合の奥の手は、駐車場より北に上がると解決するのだが、ここには書かないでおこう。

 9時に現地に到着すると、中京からの一家が既に到着していた。すぐに準備をする。駐車場には8台置かれていた。ちょうどスタートしてゆく女性4名のパーティーもみられ、やはり登りやすい場所は人気なのが判る。ただ、西上州は晴れていたが、ここ軽井沢は濃いガスが垂れ込め生憎な状況だった。山頂の望遠鏡を児童らに楽しませてあげたいとも思っていたので、やや残念ではあった。

 9:04行動開始。賑やかに児童らの会話を聞きながら歩きだす。興味が持続するように、紅葉した木々の葉を拾いながら自然観察もしてゆく。湿気の多い林の中はやや暗く、児童には少し怖いようだった。この部分は大人だって少なからずそうであろう。途中で女性4名を追い越す。離山の山腹には、幾重にもルートがあり、ジモティーはそれらを伝って楽しんでいることを前回知った。確かに分岐してゆく道が多い。これらを全て地図に書くとごちゃごちゃし過ぎるので、端折ってあるのだろう。東と南ルートを公式ルートとしているが、西からも北からもアプローチできるだろう。マムシグサは青い実のものもあれば赤い実のものも見られる。同じエリアでありながら違うモノに見え児童らは聞いてきていた。なぜだろう説明できなかった。

 木道はツルツルで、滑り止めが貼られていて助かった。児童らはズックと言われる足許で、そんなにグリップしないと思えた。林道に乗り上げ、僅かに西に振って最後の急登階段。オヤッと思うのは、山頂がやけに静か・・・。駐車場の車はハイカーでは無かったのか・・・。

 離山登頂。誰も居ない静かな山頂が待っていた。相変わらず深いガスに覆われ展望は無い。浅間山を望ませ、その次は小浅間に連れ、だんだんと近づいてゆく様子を見せようとの思惑が・・・。小休止のあと東側へと降りてゆく。東側一帯も静かで、この日の入山者は少ないようであった。

 洞窟探索に入るのだが、2回目にして再び迷ってしまった。似たような地形があり迷ったのだが、だからってマーキングをするのはご法度が、ここでの暗黙のルール。歩き回りながら踏み跡を見つけ、アプローチ道と確信する。そして岩壁側にズレてゆく。ぽっかり空いた口に、男児は興味津々だが、女児は怖がっていた。中からは特異な臭いがする。おそらくはコウモリの糞と湿気からだろう。

 隠れ里洞窟に入る。外気温とかなり違うようで暖房を焚いているかのように温かい。獣でも居るかと恐る恐る入ったが、彼らの足跡は無かった。おそらく経路の人工物のせいもあるだろう。広く暗い空間に児童らは驚いてくれた。これで1座と1穴完了。穴を出て一般コースまで這い上がるまでが神経を使うが、男児はこんな場所が楽しかったよう。こんな男児の為に、本来は妙義に連れたいのだが、今は不通になってしまっている。

 林道を下降点まで戻り、滑る木道を小股で下ったら、木道の終わった場所から真っすぐ南に向かう道形を伝う。前回、ジモティーはみなここを伝っていた。かなりショートカットとなって南登山道に乗る。帰りもまた紅葉狩りな感じで紅葉した葉を拾いながら色を楽しんでゆく。山栗もあり自然の味も体験してもらう。

 最後は、図書館の方へ出て舗装路を下って駐車場に戻った。楽しみにしていた山頂展望は無かったが、楽しく歩けたので良しとする。 

   
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