小浅間山        1655.2m                                                                                                                                                                                                          
  2024.1.27(土)


  晴れ    同行者あり   峰の茶屋より      行動時間:1H34M


@峰の茶屋10:23→(38M)→A小浅間山11:01〜11→(2M)→B三角点11:13〜17→(4M)→C西峰11:21→(36M)→D戻る11:57 
                                                                                                                                 


 
@峰の茶屋入山口は、ここまで駐車。 よく踏まれて歩き易いこの日。 雪不足て撤退してきたスキーヤーがすれ違う。 馬返しからの後半
       
スノーシューツアーの4名パーティーが先行している。 A小浅間山標識ピーク到達。 A標識は倒れていたのを定位置に。 A撮影用に東を向いている標識だが、登山道を思うと西を向いていた方がいいのだろう。
   
A南東 A峰の茶屋を俯瞰 Aお友達と B三角点ポイント
     
B掘ってあり顔を出していた。 C西峰 C西峰標識 登山口に戻る
       
Dこの日は東側の路上脇に停めた。      




 快晴の土曜日であるが、同行者が居り負荷の無い展望のいい場所を選ぶ。こんな時は、ほぼ小浅間山となる。東北の震災後、新型コロナもあり、今度は能登半島地震、遠出をしなくなってしまった。

 
 8:30に家を出る。望む浅間山は珍しく噴煙が東に靡いていないので、くっきりと山容が見えていた。ガトーショコラになる前の、スキーを楽しめる山肌に見えた。軽井沢から万山望を登って行く。先週の金曜日以降で、降雪は無いようで乾いた路面が続いていた。そして峰の茶屋に到着。狭い駐車スペースは埋まり、トイレ側の自販機前にも縦列駐車がされていた。これだけ天気が良ければ当然か・・・。道向かいの蕎麦屋の東側路上に停める。もうここしかなかった。

 
 準備していると、横に成田ナンバーの新型クラウンが停まった。クラウンで千葉からの登山かと思ったら、出てきた家族は中華圏の話し言葉であった。よく見れば「わ」ナンバー。成田に降り立った観光客で、すぐに雪と戯れていた。準備を終え車道を渡り入山口に行く。入り口の林道幅の場所にまで停まっているほどであった。

 
 登山道はよく踏まれ非常に歩き易くなっていた。降雪翌日の雨で解け、慣らされたところを踏み固められたからだろう。進んでゆくと先行者がアイゼンを着けており、横目に通過してゆく。こちら2人は長靴で犬連れ。正統派に対しお気楽なお散歩の風体で申し訳ないくらいだった。

 
 前方にスキーヤーが立ち止まっていた。もう浅間を滑り降りてきたのかと思い声を掛けると、「雪が少なくて撤退してきました」と言った。「本当ですか」と言ってしまったのだが、私には十分量あるように見えた。まあ板の傷を気にせず滑る者も居れば気にする人も居るだろう。融雪の足が速く、登りで既にガリガリと石を踏んでいたのかもしれない。現地に行った者しか判らない部分であった。

 
 馬返しに着くと、コーギー(ミックス)が居り飼い主ではない愛犬登山家が愛でているところであった。犬は17歳とのこと。言われなければそこまで高齢とは見えなかった。足が短いので雪が深ければ大変だろう。雪山でコーギーを見たのは初めてかもしれない。東進してゆくと、前方にスノーシューの4名が立ち止まっていた。リーダーが居り、間違いなく御仁はガイドで、見える風景を解説しているところだった。その横を通過して行く。犬が通るので、参加者はみなガイドの指し示す方を無視し犬の方を注視してしまっていた。高価な利器を履いている横を、またしても長靴で通過してゆく。北側斜面には、西峰を回ったトレースが刻まれていた。

 
 小浅間山標識ピーク登頂。北風だったので南に少し下り展望を楽しむ。いい天気、いい展望。若干日差しを雲が遮り、その時は寒いが、1月の雪山なのだから・・・。続々と登頂者が到着し、先ほどのコーギーも到着し、記念撮影のカメラマンを担う。賑わってきたので北にズレて行く。

 三角点ポイントは誰も居らず静かでいい。展望は西の一方向しかないが・・・。トレースに伝い西峰側へと進む。そして西峰からは、前回は西に尾根を下ったが、今回は南の掘れた場所を降りて行く。その途中、パッともブッとも聞こえる音で、ショルダーストラップの下側が切れた。そろそろ寿命と感じており、既に上側が切れ補修して使っていた。適当に下側と繋ぐも、短くなってしまい腕が通らない。やむなく片側のみで担いで降りて行く。道具はメンテが必要だが、こればかりは・・・気づいて早めにストラップ交換を依頼すればよかったことになるが、そこまでしている人はそう多くないだろう。そもそもストラップが切れるほど使っている人の方が少ないはずである。そんなことはいいとして、切れたことで、とても嫌な気分になる。以前にも切れたことを体験しているが、その時も同じ心境であった。「切れる」=不吉な予感がするのだった。

 
 馬返しを経て、ゆっくりのんびり下って行く。峰の茶屋周辺の余地はほぼ満車。車に向かっていると、また横に停まった車があった。車に戻るとそれは品川ナンバー。それも「わ」ナンバーで、出てきた彼らはまたまた中華な言葉であった。どれだけ中華圏の人にここが人気なのか・・・。

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