赤川三等点
1662.3
m
2025.4.19(土)
晴れ 単独 県道112号分岐から 行動時間:2H20M
@1430m分岐5:24→(11M)→A県道112号終点5:35→(39M)→B新川を跨ぐ6:14→(11M)→C赤川三等点6:25〜50→(41M)→D112号終点帰り7:31→(13M)→E分岐帰り7:44
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| @県道112号の終点手前の分岐。標高1430m付近。パルコール嬬恋リゾートへは左へ。 | A県道112号の終点地。この先で道は3方に分かれる。南西への道へと進む。 | 1480m付近。林道幅が存在する。 | 1500m付近。林道は荒れており最近では車は通っていないような印象。 |
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| 1590m付近 | 1620m付近。野地平の東側。 | 1625m付近。雪解けした場所に道形が見られる。 | 平原の向こうに浦倉山 |
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| B1630m付近で新川をスノーブリッジで跨ぐ。流れの太い場所もあるので注意。 | 1640m付近。新川左岸から四阿山側を望む。 | 1650m付近にマーキングが見られた。 | C赤川三等点の、国土地理院の杭が顔を出していた。 |
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| C雪の中から標石を掘り出す。 | C無傷の三等点。 | C南から | Cヤキソバパンと |
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| C赤川三等点から浦倉山 | C北から | C南東側に奇形の木 | C西側の立ち木に黄色い絶縁を残す。 |
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| 新川左岸帰り | 雪が無くなると、背丈以上の笹漕ぎの場所のよう。 | 新川は太く深い流れの場所もあり、無積雪期の渡渉点は場所を選ぶ。 | 防火帯を戻る |
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| D県道112号終点帰り。 | E分岐に戻る。終点側に雪のバリケードが造られていた。 |
四月にして夏日予想の日。当初予定では1400m付近で遊ぶ予定だったが、週中も暑かったので雪が腐るのが早いだろうと、少し高度を上げることにした。前週は残念ながら標石を拝めなかったので、今週は拝みたい。雪があり過ぎてもためだし、少なすぎても経路が辛くなる。雪の様子が体験できている前週と同じ嬬恋エリアに入ることにして、標高をやや上げて赤川三等点を目指すことにした。
嬬恋村は野地平の北に赤川三等点が埋設してある。野地平への散策路を使えばアプローチはし易い。しかしそこからの北進がネック。新川を衛星画像で見ると、川幅は広く流れも太い場所が見える。さらには大岩が見え、無積雪期では難儀しそうに見えた。ただ、そこに橋のようなものも見える。これは左俣で、その北側の右股の方には橋は見えない。右股の方が川幅があるように見える。一帯は湿原であり、そこをうまく北進できるかが不明。点の記に現地写真が見られるが、かなり深いササの中に標石があるようで、経路も濃いササの植生が待っていると予想できる。だからこその残雪期ではあるが、雪が緩ければ掘り出す労力もかからないだろうと思うのと、あまり緩ければ経路の歩行が大変。ここは二兎を追うことはできないが、何となくこの気象条件と今年の残雪量からは、結果を出せるんじゃないかと思えた。
点の記では、県道112号の終点地からアプローチしている。衛星画像を見ると、野地平側へと上がって行く道が見える。それが新川を跨いでいればいいが、右岸側には道形が見えるが左岸側には見えない。ここはうまくスノーブリッジで越えようという魂胆なのだが、雪の利を得られない場合はもう無積雪期でチャレンジしかない。点の記が、野地平を経由しないで県道112号からアプローチしているのには、何か理由があるはずとも思い県道112号側から入山することにした。
3時40分に西上州を出発する。外気温は12℃だった。軽井沢と峰の茶屋は同じ外気温は9℃だった。大笹に下り嬬恋橋の所から県道112号に入って行く。まだこの時季なので、残雪により止められる予想もあったが、終点近くのパルコール嬬恋との分岐点まで難なく進むことができた。途中の両脇にはまだまだ雪が残り、一週早かったら、二週早かったら進めなかったかもしれない。分岐からの北進する道の入り口には、除雪の壁が出来ており、これ以上進むことはできなかった。道幅は広く雪の壁の手前に駐車する。ここには立入禁止のバリケードも置かれているが、今はその役目を雪がしていた。ここでの外気温は8℃だった。
5:24行動開始。この場所にしてセンターラインがある片側一車線の道を行く。おそらくは、野地平への道として拓いたように思う。でないと通常の倍ほどに道幅を作る意味が分からない。進んでゆくと峠のような場所で舗装は終わり、その先は緩い下りのダートとなり、その向こう側に進入禁止表示のあるチェーンゲートが見える。ここが県道112号の終点であった。ここからは北と北東と、鋭角に南西に進む道が分かれていた。高度を上げて行くであろう南西に進む道を伝うことにする。残雪はやや沈むものの踏み抜くような状態ではなかった。ハッキリとした林道幅があるが、先に進むと荒れた様子があり、最近は通過していないだろう予想ができた。
標高1600m付近から広い緩斜面になり、道の場所が分かりづらいが、この付近にはマーキングが見られた。適当に進むと雪解けした湿地となり、やはり湿地内は歩きづらく雪を拾うように進んでゆく。野地平の東側のこの辺り、広く平らで至極心地がいい。視界が無かったら怖い場所になるが、なにか尾瀬ヶ原の中に居るかのような印象だった。道形を追っていたので、点の記の渡渉点よりだいぶ西に進んでしまっていた。あまり西進し過ぎると、地形図の湿地記号の場所になってしまうので、慌てて北進に変える。
新川は流れの音がしており、その上をスノーブリッジが覆っている。硬そうな狭い場所を見繕い左岸へ移る。そのまま北進してゆくが、やはりこの付近は笹の植生が旺盛で、雪の乗っていない場所では背丈ほどの高さで、分け進むには辛そうな密度をしていた。それらを見ながら雪に繋がり進むと、1650m付近には北に続くピンクのマーキングが見られた。三角点の場所を案内しているのかと思ったが、以北では見られなかった。北に緩く登って行くと、それらしい場所が現れ、雪解けして笹が出ている場所も見られた。そこに、国土地理院の三角点の場所を示す白い標柱が出ていた。
赤川点到着。標柱が見えているので”見つけたも同然”と思い最初はその北側と東側の雪を掘り返す。しかし一向に出てこないのでドキドキする。雪の下にはササがあり、その笹の下になっているのかと、笹を引っ張り上げたりし、これはかなり辛い作業だった。でも出てこない。標柱の南側に防障石のような石があり、それが囲んでいる側が北や東でないとなると、囲う側が違うのかと次は南側を掘ってみる。すると難なく掘り出せた。到着から16分の格闘だった。雪が柔らかいから作業性はいいのだが、スコップが携帯用の小さいモノなので至極作業性が悪かった。雪を掻きまわしている感じで、なかなか除去できないのだった。これはこの先に対する課題で、スコップの面積を大きくすれば携帯の負荷が出るし、どこかは我慢せねばならない。
それでも結果オーライで、無事に三等点標石を拝むことができた。角Rの強い無傷の標石であった。この場所の南東側には奇形の木があり目印になるだろう。南西側の細い立ち木に黄色の絶縁テープを巻いたが、無積雪期に目印になるかどうかは不明。広い笹原の中の難点を無事発見し、迷犬とヤキソバパンを分かち合う。若干木々が邪魔をするが、浦倉山を望むことができる。もっといい展望が、新川を挟んだ両岸に控えているので、ここでの不満はない。
帰路はトレースを追いながら戻って行く。新川はギャンブルはせず同じ場所で渡る。ここから少し下流側に行くと、雪の溶けたそこは川幅が8mほどあり、かなり深いようにも見えた。こんな場所だったら、それを見ただけで引き返しただろう。衛星画像で見えていた流れは、これだけ太いから写っていたのだろうと判った。危険個所は無くなったので、時折上信国境を振り返りながら野地平の地形を楽しむ。こんないい場所なら、また訪れたい。雪の時期に・・・。
時間とともに、やはり雪が緩くなってきていた。伝って来た林道の途中には、防火帯だろう伐採された場所が見られた。直線的に進めるので林道を伝うより快適だった。進む先で道形に出合い、その道を南に進むと、県道112号の終点地であった。防火帯を伝う場合は、現地に複数あるので注意されたし。あとはダートを経ての舗装路で戻ったも同然。河内晩柑で水分補給しながら戻って行く。通行する車の少なさからだろう、笹が両側からせり出し覆い、現状は一車線の一般的な林道幅になっていた。何年も管理されていない印象だった。分岐に戻る。
