二ツ岩四等点    1169.2m     

  


  2025.3.30(日)


  晴れ    単独     扇平より      行動時間:2H32M


@扇平林道(墓地)入口6:18→(21M)→A入山峠6:39〜44→(38M)→B二ツ岩7:22〜8:17→(33M )→C戻る8:50
                                                                                                                                                                                                                                                           


 
@扇平からの林道入口。林道は立入禁止なので、北側の墓地への道へ入る。 付近は捕獲等の実施中 道形は墓地までで、その先は大きな沢に行き当たる。沢を伝い林道に出る。 林道脇の石積みの枡
       
国道と並走。この手前にチェーンゲートあり。 国道を橋で越える。ここには国道に対する監視カメラがあり、橋を通過すると間違いなく映り込む。 A入山峠から群馬側。石畳の道が見える。 Aフェンスは南京錠が掛けられている。持ち上げて下から抜ける。
   
A国道から西へ取付く 降雪後の快適斜面。積雪量は60mmほど。 倒木も無く下草も邪魔しない 目的地が近づくと斜度が強くなる
   
二ツ岩東の分岐ピーク エビのしっぽが美しく、回廊のようになっていたので南に進んでみる。 南にある高みは、東を望む展望場。戻る。 二ツ岩は、二つの岩があるのではなく、いくつもの岩頭が並ぶ場所で、ゴジラの背のような場所。南を進む。
       
途中に岩の連なりが切れた場所がある。西に進んで戻り、ここを通過し北側へ 南から見る三角点埋設(標高点)岩頭。 二ツ岩岩頭群の西側 北側に回り込み進むと、最後は斜上する道形が在り、岩の下に三角点を示す木柱(写真中央)がある。
       
B二ツ岩に登頂し西側の岩頭。この上にも上がった。 B岩にはネジのようなボルトが打たれた場所が複数カ所見られた。 B山頂部は狭く2〜3名でいっぱい。 B岩の上から見る西側
       
B浅間山側 Bヤキソバパンと B時間をかけてあちこちの雪を退かしたが、三角点の金属は発見できなかった。 B古いマーキング
       
B岩の下の、三角点を示す木柱。 尾根の北斜面に道形が在った。 遊びながら北に戻ってゆく 軽磯線の鉄塔
       
沢沿いに、ここにして大きな濾過施設が見られた 最上部の別荘 振り返る。 神社前に戻る。本殿は石祠。
       
神社前の道祖神 C林道入口に戻る。




 夏日が出るほどに
暖かい日が続く中で、再び冬の寒さに戻った週末。金曜日の夜からは降雪もあり、小諸辺りは白く積もっていた。風も強く土曜日の山行は止めてあんずの花見観光にした。これは正解だった。帰路も県境付近では雪が降っており、日曜である明日も雪で遊べると判った。当初は川上村を予定していたが、降り続く予報もあり、積雪による苦行も予想できたので近場で遊ぶことにした。
 

 

上信国境の入山峠の南、軽井沢地内に二ツ岩がある。好事家が時折登っているようで、報告が読める。そしてその岩峰の上に四等点も埋設してある場所。その点の記を読むと和見峠側の南からアプローチしている。付近をストリートビューで見るが、その林道入口くらいしか駐車余地がない。以前に桜堂や愛宕山に登った時も、高速とのアクセス道となり交通量も多く駐車に苦労した。こうなると、北の入山峠から入った方が無難。入山峠には駐車帯があるが、あくまでも緊急用とされている。そして峠からだと如何せん負荷が少なすぎる。そこで、西麓の扇平から登ってみることにした。と言っても、そこは別荘地で駐車余地が限られる。地区のゴミステーションの場所か、神社北の林道入口に余地が見られ、どちらにするかは現地で判断とした。 

 

松井田から18号を登って行くと、降りてくる車は時折雪を載せていた。入山峠から下り、スノーステーションの先で左折する。ゴミステーションの場所は、ここからだと戻るような格好で、先に林道分岐点に行く。林道入口にはバリケードがされ「立入禁止」と掲げられていた。その前に広く余地があり脇に寄せて停める。幸いこの日は日曜日、作業は無いだろうと停めたが、土曜日だったらリスクはあったろうと思う。 

 

6:18行動開始。林道のバリケードに掲げられていた言葉を気にして、林道には入らず、その北側に分かれて行く道に入る。そこには鳥獣捕獲の注意書きも見られる。進んでゆくと六地蔵と書かれたものが見られ、その先にはゆったりとした墓地が広がっていた。道形はそこで終わり、藪化している道形が東に続いていた。ここからは雪に繋がりながら南東側に進むと、下った先には流れのある沢が南北に走り、その流れに沿って南に進み這い上がると林道だった。立入禁止の場所を避けたわけだが、それを知って入っているのだから同じことではある(笑) 

 

少し進むと北側からの谷地形があり、そこには大きな石積みの枡が見られ雪が載り幾何学的な構造物に見えていた。この場所から先に4分ほど歩くと、チェーンゲートがあり林道は塞がれていた。ここからは国道18号に沿うような道でまっすぐ進む。そして橋でその18号を跨ぐのだが、ここには監視カメラがある。用途は国道通過を監視しているようではあるが、同時に橋通過も映る位置で設置されていた。東に緩く登ると入山峠で、そこからの上州側への石畳は古道を感じさせる。国道への蛇腹のゲートは南京錠で施錠されており開けられない。かまど岩の時は犬連れではなかったので乗り越えたが、今回は犬がいる。上に持ち上げて下を通過させた。そして自分も持ち上げつつ潜って国道に出る。そして道向かいの場所から取付く。 

 

ここでの積雪量は、新雪が60mmほど積もっている感じ。雪があるから歩きやすいのではなく、そもそもがここはなだらかで歩きやすいよう。矢ヶ崎山への経路に比べると、こちらはかなり伝いやすい。進む先に谷部が現れるが、南東に進まずに南西側に進むと起伏が避けられる。ここからやっと負荷のある登りに入り、登りあげたらもう二ツ岩への分岐峰で、ちょっと短時間過ぎるのでさらに南に進んでみる。と言うのも、降雪と寒さによるエビのしっぽが美しく、尾根がその回廊のようになっており誘っていた。下り込む手前のピークまで行って戻るのだが、この場所は東側の展望がとてもよかった。妙義側の展望台であった。 

 

戻り二ツ岩側へと進んでゆく。向かう先に鋏のように二つの突峰が見えてくる。これが名前の由来かと思ったら、その先にも岩峰が続き、鋸歯のように並んでいた。これだと二ツ岩岩峰群と言っていいほどであった。その岩の連なりの南側を沿うように進んでゆく。途中には切れ間もあり、北に抜ける場所もあった。岩は妙義のようにグリップのよさそうなごつごつした仕様で、優しい岩登りで上に行けるのだが、さすがに御犬様は無理であった。岩峰群の西端まで進み、トレースを戻って切れ間から北に出る。そして再び西に進むと、斜上するバンドがあり、登って行くとその途中に三角点の場所を示す木柱が立っていた。これが見えたとき、もう見つかったも同然と思っていた。 

 

上に進み二ツ岩登頂。岩の上の雪を退かしながら四等点の金属標を探す。なかなか出てこないので、土が乗ったのかと土の場所を掘ってみるも、こぶし大の石が出てくるばかり。西の岩頭の上なのかと上がって探すも無い。だんだんドキドキしてきた。同行の迷犬は、またか・・・というような顔をしている。最近、三角点探しで待たされることが続いている。飼い主は探すのに夢中で時間の経過など気にしないが、待つ方は暇でしょうがないはずである。 

 

見つからないのでスマホで地形図を表示させるも、その場所にいるが見えてこない。雪がカモフラージュになっていることは間違いないのだが、それでも設置してあるだろう平面的な場所を探すのだが、ちから及ばす出てこなかった。おそらくは雪が解けてしまえば、だこんな場所に在ったのかとすぐに見つかるだろう。もう一度訪れる理由が出来、楽しみな場所となった。ここは浅間山に対する展望台で、西側から北側にかけて遮るものがない。その展望に、また訪れたい場所なのだった。迷犬とヤキソバパンを分かち合ったら帰路に。そうそう、三角点の岩場には、ネジのようなボルトがたくさん打たれ、それには針金が巻かれていた。何かを支持していたようではあった 

 

往路は尾根の南に居たので気が付かなかったが、尾根の北側斜面に道形が存在した。進んでゆくと県境の尾根に乗り、そこからは有耶無耶になっていた。1060m付近で県境ラインを離れ、北西側へと降りて行く。進む先に送電線鉄塔が見えてくる。これには「軽磯線」と書かれており、軽井沢と磯部を結ぶラインと判る。軽井沢が通電の上流側なのでこのネーミングなのだろう。そして後者が松井田でも安中でもなく磯部と言う部分に興味が湧く。新旧のリゾート地を結ぶ線と言うことになる。ここで深い道形に出合う。北西に降りて行くと、西の谷の中に大ぶりな建物が見えてくる。何があるのかと近づくと、それは濾過槽施設で、以前はこの沢水を別荘地内で使っていたようであった。現在は廃墟のようになっていた。、この下流2分ほどで最奥の別荘が現れる。住まいされているお宅は無く、避暑やレジャー用途で建てられた家ばかりのようであった。しばらく除雪されていない、轍の無い道を降りて行く。 

 

道形が判らなくなり、地形図を見ると実線路は西に折れていたようで、既に道の無い雪原を歩いていた。西に並ぶ一軒では、住まいするお宅であろう、女性が家の東側を除雪していた。スポーティーな服でも作業着でもなく、ブランド品のようなカラフルな派手な服で雪の白さに映えていた。軽井沢らしいブルジョワ層を感じさせていた。小川を跨ぎ進んでゆくと鳥居が見えてくる。その東側の緩い起伏の場所には、石祠が点在していた。出発地点にちょうど戻れたようだ。鳥居の北側には道祖神のように二体が寄り添うように彫られた石像があった。入山峠の峠越えの道がここを通っていたってことなのだろう。 

 






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