二ノ窪三等点    1584.6m     育成四等点    1487m     

  

  2025.4.5(土)


  晴れ    単独    北麓の貯水施設より      行動時間:2H42M


@1320m地点5:48→(3M)→Aゲート5:51→(4M)→B1343高点5:55→(19M)→C1450m破線路入口6:14→(28M)→D1626高点峰6:42〜45→(22M )→E二ノ窪三等点7:07〜14→(36M )→F育成四等点7:50〜56→(13M )→G1495m鞍部帰り8:09→(17M )→Hゲート帰り8:26→(4M )→I戻る8:30
                                                                                                                                                                                                                                                           


 
大きな鮮やかな貯水施設。敷地内は駐車し辛く、すぐ南の路肩余地に停める。 @貯水施設南の1320m付近からスタート 畑の南端。農地用の簡易トイレ在り。 Aゲートはあるが、紐で縛られているだけで、誰でも開閉できる。注意文言もない。
       
B1343高点。東からの道形が合流する。 屋根の低い大きな施設。 旧のべやまキャンプ場。林道を挟んでキャンプサイトがあり、沢の右岸側にも見られる。 キャンプ場のところにもゲートがあるが、バーは取り払われ鍵はこの通り。
   
山手からの、大量の土砂の押出がある C1450mの林道カーブの場所から、沢沿いの破線路に入る。この手前の谷から西に上がってもいい。 1500m付近で右岸の道は沢沿いから離れる。そのまま沢を詰める。 1550m付近。雪の詰まった沢を伝う。足の下からは流れの音がしている。
   
1580m付近。沢の左岸を登ってゆくと、東からの道形に出合う。 直下1620m付近 D1626高点。スキー場トップ。スキー場は今年の営業を終えている。 D頂上駅から八ヶ岳
       
1605m付近。膝丈ほどの笹の植生。 1600m付近に4坪ほどの池がある。雪解け時季限定かも。 1565m鞍部から見る東の谷。ここを登ってきても良かったよう。 尾根上には赤い杭が続く。途中で青に。
       
1590m峰に現れた同軸と支柱。 東側に進むとアンテナが立っていた。シャトレーゼCCの宿泊棟の受信用だろう。ここから北進。 1560m付近。これまでより植生が密になる。 E二ノ窪三等点峰到着
       
E三角点の様子 E大ぶりな標石の三等点 E二つの角が割られていた。 E北から見る南側
       
E八ヶ岳側 Eヤキソバパンと 1570m付近 1540m付近から、尾根上に有刺鉄線の張られた支柱が並ぶ。
       
1550m峰 1510m峰。進路方角が変わる場所であり、西への尾根が広いので注意。 この付近は濃いシカ道がある。 1480m峰は植生の薄い明るい高み。ここの方が休憩適地。
       
F育成四等点峰 F三角点の様子 F無傷の四等点 F三角点と
       
F南側 F北側 F八ヶ岳を望む Fハイキングコースでも在ったのか、朽ちた標識が倒れていた。
       
G1495m鞍部帰り。ここから東への尾根を使う。 尾根上1420m付近。やや灌木が増える。  尾根から離れ南へ下る。1395m付近。深い場所で腰丈ほどの笹の植生。  Hゲート帰り 
       
畑の南端から。遮るものが無く景色がいい。男山と天狗山。  I駐車余地に戻る    




 
川上村はシャトレーゼスキーバレー野辺山の、リフト頂上駅からの北尾根上に二ノ窪三等点がある。そこの点の記を読むと、そのスキー場ゲレンデがある西側よりアプローチしている。シャトレーゼが所有する以前は、八ヶ岳ザイラーバレースキー場だったが、この頃ならまだ入山し易かったが、宿泊施設を含めた全てをシャトレーゼが保有し、現在は勝手な入山はし辛くなっている。既にスキー場は運営を終えて、ゲレンデを登れば楽なのだが、隣接するホテルが運営中であり、無断侵入を咎められそうで伝う勇気はない。
 

 

 次に、リードなしで犬連れキャンプができる五光牧場が北西にある。ここにはキャンプサイトを見降ろせる展望台があり、そこから主尾根に上がるコース取りもできる。しかしこれはキャンプ利用でなく駐車させてもらう形であり、交渉が必要となるのでちょっと引っかかる部分もあった。 

 

 そして最後に、尾根の東側からのアプローチ。埋沢沿いの林道を詰めて、後半は破線路を伝って1626高点に上がる方法。ネックと言えば、川上村の真骨頂とも言える獣除けのフェンスが切れ間なく麓に張り巡らされている事。こに関しては西麓はそれがないのでいいのだが、東麓はあるので開閉できる場所がない場合は、その場所までフェンス沿いを延々と歩かねばならない。林道がフェンスで閉じている可能性もある。門扉があっても施錠されている場合がある。こちらはこちらでリスクはあるが、人と合わない可能性が高いのは東麓での行動であり、東麓から入山することにした。 

 

 3時に家を出る。西上州は4だったが、川上村に入るとマイナス7となっていた。五十日だからだろうか、経路ではいつもの何倍も交通量があり、国道は昼間のような賑わいだった。森山を左に見ながら広い道を選び南進してゆくと、自然と目的の道に入った。尾根を右にして進んでゆくと、異国の寺院のようにも見える大きな空色の貯水施設が右に現れる。敷地内に余地はあるのだが、農業用の給水場にもなっており、勝手に置いたら邪魔になるのが判った。この施設の南は路肩が広くある。ここに突っ込む。地面は70mmほどの霜柱があり、今はいいが帰りは相応の覚悟が必要だった。 

 

 5:48行動開始。南に進むと畑の南端の場所に仮設トイレが置かれていた。一帯にはあちこちにこれらが見られる。畑ならどこでも・・・と思いたいが、外国人などを使う場合はそうはいかないのだろう。この場所から既に向かう先にゲートがあるのが見えていた。施錠されていたら万事休す。そのゲートまで進み観音開きの中央部分を見る。固定にはクレモナロープを使い、それで縛っているだけであった。あと、よく見る川上村としての注意書きがない。普通なら立入禁止とかの抑制される表示があるのだが、珍しいことにこの林道にはそれらが無かった。紐を解いてゲートを抜ける。この先3分で、1343高点の場所となり、東側に地形図に描かれる道が見えていた。 

 

 1343高点から7分ほどの場所に、低い屋根の大きな施設があった。その先にも建物が見え、てっきり入り口は南側にあるものと進んでいったら、その平屋設備に入る入り口は無かった。結局何の施設かは判らなかった。そしてその南にある施設はキャンプ場であった。正確には廃キャンプ場なのだが、建物に「のべやまキャンプ場」と書かれていた。キャンプ場があるのなら、あのゲートは誰もが開閉できねばならないだろうけど、もう運営されていない。まだ先に何かあるのだろうか。キャンプ場は林道の西側にも区画が見られ、沢の右岸にもサイトがあるようだった。その広さから、往時の賑わいが見えるよう。緩い流れがあり木立の中で避暑にはいい場所に見えた。このキャンプ場の南にもゲートがあるが、現在はバーが取り外され東側に転がっていた。キャンプ場がやっていたは、林道はここでゲートが閉じ行き止まり状態だったのかもしれない。 

 

 旧キャンプ場から歩くこと2分ほどの場所で、西側斜面から広く土砂の押出があった。この辺りから林道上に雪が乗るようになる。標高1420mに谷があり、破線路を伝わずに、ここを入ってもいいようだった。なんとなく道形もあるように見えた。破線路の様子を確認したかったので先に進み、1450mの所から林道を離れ谷に入る。沢の右岸に薄い道形がある。地形図の破線の場所は谷の中ではなく、もっと東側に描かれており、伝っている道形は破線路とは違うようだった。1500m付近で、この右岸の道は鋭角に折れて北東に上がっていっていた。東を見上げると、その道の先だろう場所が見えていた。ここからは沢の中を進んでゆく。両岸からの雪の堆積があり、よく締まっているので歩きやすい。その下からは流れの音がしていた。踏み抜いて水没しないよう、少しドキドキしながら足を降ろして行く。 

 

 谷地形が西に向く場所で、そこからは谷歩きがし辛くなり、谷に対しての左岸である地形を這い上がって行く。登って行くと1580m付近で道形に乗る。これは地形図に見える、西進している道が北進になる、この辺りで間違いなかった。林道は高度を上げて行くので伝いたくもなったが、ここは林道を跨ぎ西進してゆく。残雪が切れると笹の植生が出てくるが、負担にならない程度の膝丈の植生だった。 

 

 1626高点到着。スキー場頂上から見下ろすとゲレンデには雪が続いていたが、リフト降り場を覆っていた雪はもう溶けてしまっていた。ゲレンデが西側にあるので遮るものが無く、その先にある八ヶ岳がきれいに見えていた。ここから北西に尾根を進んでゆく。1600m付近には小さな池が存在した。これは残雪気限定の池かもしれない。尾根上にはプラスチックの赤い杭が続いていた。その頭を悉くシカ齧っ痕があった。 

 

 1590m峰に上がると、ミントグリーンの人工的な色が目に入った。それは支柱で、そこにケーブルが渡っていた。東に支柱を追ってゆくと、大ぶりなアンテナ設備が見られた。これは間違いなくシャトレーゼホテルの受信設備だろう。脚立までが置かれていた。このアンテナの場所から北進に変わる。緩く下り、同じほど登り返すと、最初の目的峰だった。 

 

細長い山頂部で、南側には下草の無い肩部があり、その北側に二ノ窪三等点が埋設してあった。この場所にして、二つの角が割られていた。人工物はこの標石のみで、マーキングの類も付近に見られない。木々の間から八ヶ岳を望めるが、展望が良いとは言えず、登山対象の場所にならないる理由も判る。本日予定の高い方のピークなので、ここでヤキソバパンを出して迷犬と分かち合う。さて次。 

 

北に降りて行くのだが、やや笹の植生が濃くなった印象だった。1540m付近まで下ると、有刺鉄線が張られた支柱が並びだした。もうほとんどが千切れてしまっているが、迷犬はその存在が見えていないようで引っかかりはしないかとハラハラする。この先の1550m峰は休憩適地で下草なし。おまけに周囲展望が良い。木々はあるのだが樹林間隔が広い場所だった。北に進み、次の1500m峰を越えると、屈曲峰になる1510m峰がある。これまでの進路からは北尾根を進みたくなるが、育成四等点峰は北西尾根上にある。ここからの北西への斜面は広く、やや進路方角に戸惑う。視界が得られない時は注意する場所となる、ここは北西に進むと言うより、思い切って真西に下った方が続く尾根が分かり易いと思えた。北西尾根には、その東側斜面に鹿道が見られ、そこを追って進む。 

 

手前峰の1480m峰は休憩適地で、以前にだれか幕営したのかウイスキーの瓶が残置されていた。ここは下草の無い範囲が広く心地いい場所だった。わずかに北に進むと笹に覆われた育成三角点峰に到達する。このピークの南側には、朽ちた道標が倒れていた。二枚の板がステンレスのボルトで締結されていた朽ちた木の古さと、ステンレスボルトの褪せない輝きが対照的であった。南西に五光牧場があり、もしかしたらそこからのハイキングコースがあったのかもしれないと思った。いつもなら、自由に下り路を選定するのだが、ここはそれができない。林道のゲートの場所に戻れるように、往路の屈曲峰である1510m峰迄戻り、そこからの北東尾根を下ることにした。 

 

南東に戻って行くのだが、1510m峰へ向かう尾根に対し、その南側斜面に鹿道があり、そのまま伝って進むと、1510m峰と1500峰との鞍部に出た。ここからは薄く北東に鹿道があり、拾ってゆくと北東尾根に乗ることができた。しばらくは快適だが、1420m付近から細い灌木が出だし、それらを避けながら進む場所となった。尾根歩きを止め南に降りてしまうことにした。一帯は低いササの植生で、ほとんど負荷の無い場所だった。植生の無い場所もオアシスのようにあり、拾いながら進んでゆく。この辺りは広く平らで、どこを見ても景色が似ているので進行方向を間違えないようにしたい。向かう先にフェンスが見えてくる。その並びが切れる南端がゲートの場所だった。 

 

再びゲートを開閉して、獣のエリアから人の住むエリアに出る。天気が良くなり、遮るものがない高原野菜畑の向こうには、凛々しく男山と天狗山が見えていた。車に戻ると、予想したように地面がヌチャっとしており、ちょっとこれがハードルが高かった。まあ畑がある地域、良質のかふかの土地ってことでもあり、そんな場所で遊んでいるので仕方がない。 

 

今回の場所は、積雪期でもグリーンシーズンでも歩き易い場所に思えた。ただし麓は鹿よけフェンスがあるので、その点は注意。 






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