西高畠三等点      1022.1m                                                                                                                                                                                                                                                                                   
   2025.2.22(土)


  晴れ    単独      下仁田隧道東口より     行動時間:2H19M


@下仁田隧道東駐車スペース6:16→(64M)→A西高畠三等点7:20〜26→(69M)→B戻る8:35 
                                                                                                                                                                                                                                                                


 
@国道254号の下仁田隧道東側駐車場より。 隧道東の下はこのようになっている。旧道からここまで舗装路が上がってきている。 谷を跨ぐ小橋。このことから、上に続く道が在った(ある)事が判る。 675m付近の右岸に薄い道形が現れる。
       
700m付近のガラ場。西からの崩落による押し出し。 730m付近の石積み。これは植林目的のよう。 735m付近に大岩が左右に現れる。 765m付近で、右岸に道形が残る。
   
765m付近から左岸。大岩壁。 780m付近。本渓は凍っているのが見える。上に岩穴が見える。 岩穴はこんな感じ 800m付近。東に岩頭あり。岩頭の上は展望あり。
     
凍った場所を巻き、本渓に戻った場所に奇形の木が目立つ。上から見降ろしている。 850m付近。植林斜面を上がる。 865m付近に炭焼き窯跡 940m付近。薄い道形あり。鹿が多いようで、シカ道かも。
       
A西高畠登頂 A綺麗な三等点 A久しぶりにヤキソバパンが入手できた。 A北から
       
A北側は切れ落ちている。 A北東尾根側 三角点ピークの、一つ西側の1015mピーク。 西に進むと両側が切れ落ちた痩せ尾根が待っている。
       
1020mの高み。北側の展望がいい。 1010mの肩は大展望地。 西側 北側。中央やや左に神津牧場。
       
南にも展望地あり。写真の先には降りられず、下りは西を巻く。 南に荒船山(正面) 南東側の景色 885m付近。鋏岩と言えよう奇岩頭あり。
       
岩穴に見えた場所は、このような場所だった。 奇形木帰り 790m付近。帰路は本渓の右岸を降りてみる。斜面が凍っていたり、岩盤が在ったり、左岸を伝う方が安全。 770m付近。林道幅の終点地のような場所。ここから道形が西に上がっていた。
       
大岩の下に大岩屋を見つける。左岸。  国道まで降りてくる。  下仁田隧道  B戻る。 




 三連休の初日、
日月と登行後の休養日が十分あると思い負荷のある場所をと思っていたのだが、近所の神社総代より神社境内の伐採を頼まれた。後に回してもいいのだが、結局どこかで作業せねばならないのであり、三連休初日に作業することにした。これがために、短時間で狙える場所として、荒船山北にある西高畠三角点峰を狙ってみることにした。点の記からは、国道254号の旧道側からアプローチしているのが読める。当時は新道が存在しなかったのだろう。絵図に見える登路を追うと、途中で新道の場所を跨いでいる。登山道を伝って行ったら、通行できる車道が現れるわけであり、入山点はこの新道の場所とした。
 

 

 一つ気になる点は、点の記の絵図からは全て谷筋を伝っているように見える。斜度が緩かったり、谷が広い場所ならいいが、現地はそうではない。よって荒れている可能性もある。尾根伝いに登っているならそこまで思わなかったが、谷を伝っている部分からは、短いからとて楽に構えず緊張をもって入山することにした。 

 

 4時半に家を出る。下仁田のセブンに寄ると、久しぶりにヤキソバパンが置かれていた。それも最後の一個だった。迷わず手にする。そして254号伝い進んでゆく。目的地は下仁田隧道東口で、地図によっては下仁田トンネルと呼ばれている場所でもある。その東口の場所にはなぜか枝道があるようにガードレールが切れており、その東に広く駐車スペースがある。そこに車を突っ込み、ガードレールの切れ間からの先はどこに向かっているのか見に行く。すると、国道下を潜って下に続いていた。点の記に描かれている道はこのことだったのかと知ることになった。しばし夜明けを待つ。 

 

 6:16行動開始。西に進むと前記の道が下に向かい、もう一つ谷筋を跨ぐ橋が架かっていた。これにより、上に向かう道が存在していることが判る。しかしそれを渡った右岸にはそれらしい道はない。過去の大雨で荒れてしまったようだった。それでも少し登った先の675m付近には薄い道形が確認できた。それもすぐに有耶無耶になる。この先で右岸側がガレに変わる。これは西側の小谷からの崩落でできた押し出しで、かなり大量に崩れていた。ここを乗り越えると地形は落ち着くが、道形は見えてこなかった。 

 

 進路前方に風神雷神のような、阿形吽形のような位置取りで大岩が現れる。以前は管理された植林地だったようで、ここには土留めの石積みなども見られた。本渓をそのまま右岸を伝って詰めて行くと、765m付近で明瞭な道形が現れた。ここを見ると、以前は林道幅の道が切られていたようだった。この765m付近からの左岸には大岩壁が見られる。そしてその道幅の終点地のような場所が現れ、そこからは踏み跡が西に上がっていっていた。西だと向かう方角も違うし点の記の絵図とも違ってくる。そのまま本渓を進むと、本渓のに岩穴が見える。本渓はと言えば、流れが凍っていて伝えそうに見えない。怖いもの見たさで岩穴へと上がって行く。 

 

 岩穴は、下から見上げ想像したのとは異なり、奥行きの浅い窪みがあるだけだった。ここからは岩斜面を東から巻き上げて行く。西に本渓が見える場所になるが、上流側に長く凍っていた。凍っていなかったら、伝うのにちょうどいい渓のつくりではあった。高度を稼いでゆくと、800m付近の東側に巨岩頭がスクンと立っていた。そこを目指して這い上がって行く。途中には、とても目立つ塊根植物のような奇形の木が見られた。岩頭の上はそこそこ展望が得られた。 

 

 植林帯の中を登って行くと、865m付近に炭焼き窯跡が見られた。この付近からは、あまり高度を稼がない、トラバースするような道が見られる。そして鹿の糞がかなり多く、これらはシカ道だったのかもしれない。最後は大きく西に振る様にその道形を伝う。本渓の源頭部も確認したが、作道されたよな跡は見られなかった。主尾根に乗り上げ東に進むと、白い標石が目に入った。 

 

 西高畠三角点峰登頂。無傷の奇麗な状態の三等点の標石であった。人工物はこれのみ。地形図にゲジゲジマークがある様に北側は切れ落ちていた。その向こうに神津牧場の施設が見える。展望は木々の間から見る感じ。久しぶりのヤキソバパンを迷犬と分かち合う。山頂の木にはヤドリキが取付いていた。北側の4本ほどは枯死してしまうだろう。往路は、本渓の左岸側で行動してきたので、帰路は右岸側を探ってみることにした。林道終点らしき場所から西に上がっていた道形が気にもなっていた。 

 

 尾根を西に進むと、すぐ西側にも高みがありこちらの方が断然展望が良かった。ここの方が休憩適地と思ったのは言うまでもなく、三角点を訪れたなら、ここまで足を延ばした方がいいと思うほど。さらに西に行くと、かなり瘦せた場所が現れる。幸い根が蔓延るので、それがグリップになっていた。この痩せの西側も展望がいい。先ほどよりさらに良く、ほぼ遮る木がない状況で北側を望むことができる。ここでかなり満足するのだが、さらに西に行くと、1010m付近の肩が、最高の展望地だった。西側から北側、南側にも岩が突き出ており、そこからは南と東側が楽しめる。おそらく地盤が岩で木が生えないのだろう。ゼロではないが、植生が少ないので展望がいいのであった。これで山体の西端まで進んできたことになる。ここから南へ。 

 

 真南へはザイルでもないと降りられないので、西を巻くようにして降りて行く。本渓に戻るよう、気持ち南東側へと進んでゆくと、こちらにも岩頭が起立していた。それも二つ。角度によっては鋏に見え、鋏岩と呼んでもいいようなものだった。その基部迄這い上がって行く。ここも下から見ると岩穴があるように見えたのだった。で、現地のそれは、深いクラックのような形状で浅かった。こうやって山中を歩きながら岩穴を探しているが、なかなか熊が住処にするような岩穴に出合っていないのだった。 

 

 南西に下って行くと、奇形の木の場所に戻った。往路は東側からここに来たが、そのまま右岸側で降りて行く。これが・・・あまりよろしくない斜面で、岩盤の上に薄く土が乗り、その上に落ち葉が乗っているような場所だった。凍っている場所も多く、ここでの行動はかなり神経を使った。斜度も強く本渓との高度差からは、滑ったら痛いだけでは済まされないような場所だった。事故なく降りて行くと770m付近の道形終点地に降り立つ。西に向かう道形が在るのだが、950m峰に向かう道なのかもしれない。 

 

 右岸を降りて行くと、710m付近の対岸の大岩壁を眺めていると、その下に大きな岩屋が見えた。左岸に進んでゆくと、かなり大きな岩屋があり、屋根の下には20人ほど入れそうな大きさだった。場所がここでなければ景勝地として人を呼べるほどにも思えた。国道沿いに大きな駐車スペースがあるので、下仁田町は景勝地として売り出してもいいかもしれない。下に行き右岸に移ると入山点が見えてくる。国道下を潜って行く道には、サマーベッドが置かれていた。投棄したのか、酷暑をここで涼んでいる人が居るのか・・・。流れのある渓の脇で日影でもあり、かなり涼しいだろう。 

 

 駐車場所に戻る。距離こそ短いが、進路を迷う場所が多く楽しかった。グリーンシーズンなら、本渓を詰められるだろう。それはそれで楽しそうに見えた。 



 

                                            
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