大貫井三等点    1533.6m     三沢四等点    1346.6m     

  

  2025.5.17(土)


  雨   単独    三沢林道1140m地点より      行動時間:3H1M


@1140m地点5:00→(62M)→A蓼科スカイライン出合1470m6:02→(12M)→B大貫井三等点6:14〜24→(10M)→C三沢林道スカイライン側下降点6:34→(27M)→D巡視路南入口1285m7:01→(32M )→E三沢四等点7:33〜37→(12M )→F巡視路三沢林道出合1215m7:49→(12M )→G戻る8:01
                                                                                                                                                                                                                                                           


 
小橋のところに見られる林道名看板 @1140m付近の伐採地からスタート。広い平地あり。 1195m付近の、東への巡視路入口。 1215m付近。西への巡視路入口。振り返り撮影。帰路に出てきた場所。
       
1275m付近の巡視路入口 布施川右俣を跨ぐ。 1295m付近。林道状態は極めていい。 水道施設。9号導水管。登ってゆくとさらに2カ所ある。
   
1470mの三叉路 1470mの三叉路にある道標 A蓼科スカイラインに出る。見える道向こうの斜面にはくくり罠が沢山仕掛けられている。 くくり罠の許可証が沢山見られる。
   
1500m付近。下草が無く快適。 1515m付近で道形(林道幅)に出合う。 南西に進んで行くと道形を笹が覆う場所が現れ、ここから南東へ。 B大貫井三角点峰到達。
       
B混合林の明るい山頂 B苔むして等級が読めないほど。 B東側の枯れ木に、釘が打たれ上側には番線が巻かれていた。 Bヤキソバパンと
       
B帰路は北東尾根に 1475m付近で、林業作業用の道形に出合う。地面が緩くツボ足。 1460m付近でスカイラインに戻る C林道三沢線分岐点(下降点)
       
1465m付近。布施川を跨ぐ場所帰り。右岸に上流へ行く道あり。 D1285m付近の道形入口。ここから入山。 巡視路に出合う。 主尾根に乗った場所。南を見ている。中央に土管(コンクリート)。
       
主尾根に乗った場所から北。 東電の巡視路の杭 鉄平石のような石が沢山見られる。 1365m付近。山体の最高所。
       
フェンスで囲まれた何かがある。 進路が屈曲し西へ向く。 127番鉄塔手前を鋭角に曲がる。 114番鉄塔を潜って登る。
       
平坦地形のササの高さは背丈以上。 115番鉄塔下 E三沢三角点。周囲は刈り払われているが、標石は見出しにくい。南から。 E四等点
       
E北から 128番鉄塔から、北東へ九十九折の巡視路あり。 北東への尾根の北斜面に巡視路 129番鉄塔。この日5つ目の鉄塔。
       
F巡視路と三沢線との出合 布施川右俣の流れで遊びながら G伐採地に戻る。貯木場だったろう場所が広く平らになっている。 水源記念碑。これは麓側ではなく山手側を向いている。




 
蓼科スカイライン沿い、
JAXA美笹深宇宙探査用地上局の北側に大貫井三等点が埋設してある。まず読みが日本的に若干のひねりがある。「おおぬくい」とか「おおぬきい」かと思ったら、「おおのくいだった。そして旧望月町地内で、字地名かと思ったらそうでもないよう。西の立科町と混同しそうだが、字は立科である。 

 

スカイライン沿いで、そこから僅かの場所。スカイライン通過時に何度かトライしようかと思ったのだが、北に在る林道分岐点しか停められそうな余地がない。かなり東に下るとあるにはあるが、高速通過の多いスカイラインを長く歩くのは避けたい。点の記では林道分岐に停めているが、現地を見たが停めると林道利用する方にかなり邪魔になる。どうしようかと思案する中で、北麓の布施川沿いの林道を伝う方法もあると思えた。その途中には三沢四等点もあり、そこには送電線鉄塔が建つので巡視路を利用できるだろう場所。この2点なら、雨の中の行脚でも負荷は少ないだろうと思えた。 

 

 ありがたいことに、林道走行を楽しむバイカーが、スカイラインより林道をレポートしてくれていた。途中にゲートは無いよう。ただし、蓼科スカイラインがまだ全線開通していない冬季モードの時であり、この林道も途中で停められている可能性はある。リスク回避に、グーグルのストリートビューも見ておく。走りやすい林道のようで、かなり奥の布施川の二股の付近まで撮影の車が入っていた。 

 

 3時に家を出る。西上州から雨に打たれながら向かって行く。R254の姫街道は、内山峠越で濃い霧となっていた。佐久の野沢を経て蓼科スカイラインへと入って行く。そして途中の美笹別荘地内から、そのまま美笹湖に向かうように右折して進み、望月町の大木地区に出る。ここから布施川沿いを進んでゆく。かなり奥の方まで住まいしている民家、ここでは農家と言った方がいいのだろうけど、現在進行形で暮らしている様子に驚いた。 

 

 途中の枝沢を跨ぐ小橋の所に「林道三沢線」と書かれた古い標識が立っていた。さらに進むと布施川の二股で、左の地形図に描かれない林道がネコン久保林道で、こちらにはゲートがある。そこを左に見ながら右に進む。この先僅かでストリートビューは終わるが、さらに先に進むと一帯が伐採地になっていた。そこからは、両側から野草がせり出していた。せり出しは短距離で、さらにどんどん進む、この辺りがとても緑が奇麗な場所だった。車で通過してはもったいないと、戻って伐採地の広みに停めた。 

 

 5:00出発。伐採地内の、林道の両側に鹿よけのフェンスが張られ、そこにはアケビが多く見られた。ここを過ぎるとシダ類が覆う平坦地があり、そこに細い布施川の流れがある。かなり気持ちいい場所で、金沢市の犀奥(犀川上流域に居るかのようであった。雨であるから尚更か、頭上から人工的な音が聞こえてくる。それは送電線であった。そこに絡むように、時折巡視路入り口が在る。1195m付近には東への入り口。1215m付近には西への入り口。帰路はここから出てきた。さらに進むと1275m付近にも西に見られた。 

 

 地形図からは水線が消えているが、1285m付近で布施川右股の支流を跨ぐ。右岸側からは沢に沿って登る道が見られた。林道は相変わらず状態は良く。割れた場所も凹んだ場所もなく、雨でありながら水たまりもない。当然崩落して崩れた場所もない。途中にフェンスで囲われた設備が現れた。寄って行くと水道施設であった。ここを含め、道沿いに3施設あり、上に行くほどに導水管番号は小さくなっていた。上のJAXAの施設へ引き上げているものなのか、一般的には上から降ろしてきていると思うのが普通だろう。ただ、降ろす必要はないほどの、麓側には湧出量の半端ない水源地が在った。 

 

 進む先に三叉路が現れ、そこに古い大きな道標が掲げられていた。それを見て、この林道三沢線が、蓼科スカイラインができる前の主要道と解釈できた。現在の国道標識のような仕様なのだった。分岐を鋭角に東に進んでゆくと1475m付近で蓼科スカイラインに出合う。ここには林道を示す標識は無かった。結局のところ、この林道三沢線にはゲートは存在しなかった。冬季に走れるのかは不明だが、美笹の別荘地のところで冬季封鎖になっていても、三沢線を使えばここに出てこられることになる。 

 

 スカイラインに出て、もう大貫井点までわずかなのだが、なかなか取り付けなかった。と言うのも、取りつきやすい場所のほとんどにくくり罠の許可証が下げられていた。かなり短距離にいくつもそれらが見られた。迷犬が罠にかかってはかわいそうなので、それらを左に見ながら西にスカイラインを登り、白い許可証が見られなくなったところで取付く。猟期は終わっているので大丈夫だとは思ったが、すべてのリスクは回避する。 

 

 斜度が強く取付きにくい場所だった。急登が終わると緩斜面になり伝いやすい。やや密な植生だが、下草が無く足にまとわりつくものがないので助かった。雨であり、下草が無いのは何よりだった。南東に登って行くと、なんと1515m付近に東から上がってきている林道幅の道が見られた。下見を何度もしているが、その出口と言うか入口を確認していない。どこから入っている道なのか・・・これもスカイラインができる以前の道なのだろう。気になったので西に進む道を伝ってゆく。がしかし2分ほど進んだ先で腰丈の笹の植生となった。ここで林道幅を離れ、笹の植生の際を伝うように南西に上がって行く。 

 

 大貫井三等点登頂。標石は苔が覆い等級も読めないほどになっていた。その東側の枯れ木には釘が打たれバン線も巻かれていた。何か在ったようだが、残っているのは金属類のみだった。ここに立っているとゴーという途切れることのない人工音が聞こえていた。間違いなくJAXAの施設からだろう。距離は1キロほど離れている。ここは広葉樹と針葉樹の混合樹林で、明るく気持ちのいい場所であった。そう高度を稼いだわけではないが、低気圧のせいだろうかヤキソバパンの袋がパンパンになっていた。迷犬と分かち合って朝食とする。 

 

 往路の道形が気になったが、尾根筋を北東に降りて行ってみる。途中を横切るような林道幅は無く、その代わりではないが1480m付近の尾根東斜面に林業用の新しい道形が現れた。緩く切られ頻繁に九十九折がある。そして地面の赤土は緩くツボ足状態で非常に伝い難い。それでも伝って降りて行く。しかし入山点は南側にあるようで、戻りたい林道三沢線への分岐と反対側になる。適当に離れ1460m付近でスカイラインに降り立つ。緩く登り返して林道三沢線の下降点に戻る。 

 

 林道三沢線を戻って行く。雨は依然降り止まずで雨具が脱げない。1285m付近に北に斜上してゆく林道幅ぎみの道があったので、それに入って行く。一度左にカーブした先で十字路となるのだが、横切るその道は巡視路であった。往路に見ている1275m付近からの道のようだった。巡視路と判ったのは、東電の赤い頭の杭が並んでいたからであった。それに伝い西に登ると主尾根に乗り上げる。なぜかここにはコンクリート土管が残置されていた。巡視路は北に登って行く。急登になり、そこに鉄平石に似た平たい石がたくさん見られる。この付近にはミツバツツジも咲いていた。平坦な山頂部となり、最高所は1365mのようだった。 

 

 ガスの巻く中を進んでゆくと。向かう先が明るくなった。伐採地でもあるのかと思ったら、そこは笹原であった。笹枯れの年なのか葉が茶色く枯れたようになり、それが金色色に見えるのだった。巡視路がその笹原に出る際に、フェンスで囲まれた場所があった。これは水に関わるものではないようだったが、何か分からなかった。巡視路はここで北には進まず西に折れて行く。ササ漕ぎを避け巡視路を進む。進んでゆくと127番鉄塔があり、その手前から鋭角に北に進む巡視路が分岐している。ここを入り北へ。そして114番鉄塔の下を潜ると登り勾配になり、登り上げると背丈以上の笹の中に巡視路は切られていた。進んだ先に115番鉄塔が建つ。経路には標石は目に入らず、これでは見つからないとスマホで地形図を表示させて寄せて行く。 

 

 三沢四等点到達。115番鉄塔の南西にあるのだが、地形図の二つの点は現地鉄塔位置を示してはいないので注意したい。ササの中の標石の場所は、巡視路から僅か逸れた場所ではあるが、GPSを頼らずに探し出すのはかなり難しい場所であった。国土地理院の白い標柱も立っておらず、笹原の中にポツンとあるだけであった。一度刈払いしたような跡は見られた。 

 

 ここまでの経路もそうだが、巡視路上には蕨がたくさん見られ、酒のつまみ程度に摘ませてもらう。巡視路は送電線に沿って行くものと、もう一つ南に向かうものがあった。南に行くと128番鉄塔があり、そこからは北東に細かい九十九折を切りながら巡視路は降りて行く。しばらく下ると尾根が顕著に見え、その尾根の北側を道形は降りて行く。そこを進むと129番鉄塔が現れ、鉄塔を見るのはこれが最後となり明瞭な巡視路を降りて行くと、見覚えのある林道三沢線に出た。そこは往路に見た1215m地点であった。 

 

 林道を遊びながら戻って行く。水線の描かれる範囲ではあるが、この時期は極めて細いタラタラの流れであった。往路でも書いたとおりに、一帯は素晴らしく心地のいい場所だった。新緑が雨に洗われとても発色がいい。足元には食べられる山草が多く見られた。樹林から抜け出し伐採地の明るい地形に出て出発地点に戻る。 

 

 どこかは特定できないが、ダニの付着が多く見られた。林道歩きが大半なので、ダニはほとんどつかないと思っていたが、下山後に意外とついていた。大貫井点付近か、最後に林道を逸れたせいか。笹漕ぎの場所は三沢点の僅かな距離。巡視路をシカも歩き、そこにダニも多いのか、複合的に歩いているので詳細は分からない 






   
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