大沢大瀑
2025.8.9(土)
晴れ 単独 林道ゲートより 行動時間:1H32M
@林道入口ゲート西駐車スペース5:07→(15M)→A大沢橋5:22→(28M)→B大沢大瀑5:50〜57→(28M)→C大沢橋帰り6:18→(11M)→Dネイチャーツアーの水遊び場6:27〜32→(7M
)→E戻る6:39
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| @林道入口西に、広い駐車スペースがつくられていた。 | 林道入口 | ゲート脇から二輪車が入っているよう。 | 木の根沢橋 |
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| 途中のカーブミラーがある場所に、これが目立つ。道形が在り、降りてゆくと楽しい自然地形が待っていた。(帰路に立ち寄る) | A大沢橋 | A雪によるものだろう。欄干が美的。 | A橋下に小滝 |
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| 大沢入渓 | ジャブジャブと進んで行く。 | ゴルジュの下流側入り口。 | ゴルジュは左岸を巻く。 |
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| ゴルジュの中にもチョックストーンが在った。 | ゴルジュの上流側落ち口。 | ゴルジュを抜けた先の様子 | 流れが穏やかで歩き易い。 |
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| 枝沢の出合 | 護岸工事がしてあるかのような直線的な場所。タラタラの流れ。 | 軌道跡のレールが複数見られた。 | 向かう先に目的の滝が見えてくる。 |
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| 右岸の無名滝 | 谷が狭まる場所 | 左岸の滝。この滝も見栄えがする。 | 右岸の窟地形 |
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| B大沢大瀑到着 | Bチョックストーンがある珍景滝。 | ゴルジュを回避した場合で、膝上までの水深だった。これは気象条件で違ってくるだろう。 | 右岸の滝帰り |
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| 左岸の上を見ると林道が見える。急峻で、林道から降りるにはザイルが欲しい。ここから登るのは酷。 | 快適。奥只見の支流を歩いているかのよう。 | ゴルジュ落ち口帰り。ここで左岸を進まずに、南に振って林道に乗ってしまう。 | 林道に乗った場所 |
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| C大沢橋帰り | D「アウトドア連合会事務所」の張り紙のある場所から降りてゆくと、階段状の滝がある。キャニオニングの場所のよう。 | D上側にはやや深い場所がある。 | ゲート帰り |
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| E駐車場に戻る |
以前に川古温泉から赤谷川沿いの林道を歩いた時、ヒルの生息域と言うことを嫌なほどに体験した。この時以降、みなかみ町にはグリーンシーズンの登山では足を向けていない。沢筋は何処も生息域だろうと思い込んでいた。それが、奥利根の照葉峡付近では居ないレポートを発見した。その照葉峡を流れるのが木の根沢で、支流になるのが大沢となる。この大沢にあり、チョックストーンで有名なのが大沢大瀑であった。今回はピークハントでも三角点ハントでもないが、暑い時期の最適の遊びである沢登りを企画する。と言っても優しい沢歩きである。
2時半に家を出る。前週にもみなかみ町を訪れており、その時は35℃と暑いみなかみを体験しており、みなかみにしてもこの夏は暑いのかと思ったら、この日はしっかりと気温は下がっており車の外気温計は15℃を示していた。久しぶりに洞元湖前を通過してゆくと、洞元荘が資材置き場のようになり営業していないことに驚いた。その先の龍洞は営業していたのでホッとしたが、このエリアも寂れてきている感じであった。照葉峡に入って行くと、目的の林道入口西側には、広い駐車場が造られていた。そこに車を入れ停めさせてもらう。大瀑はマイナーな場所のはずであり、大きな駐車場を必要としない。駐車場の存在が不思議でならなかった。
5:07駐車スペースを出発。すぐ東から分かれる林道に入って行く。ここにはゲートが在るのだが、その横は1.5mほど空いており固く踏まれていた。ゲートから1分で、木の根沢を木の根沢橋で跨ぐ。流れは速く、やや太い流れだった。前日が雨だったせいもあるかもしれない。流量は大瀑の見栄えにも関係することであり、雨の直後の決行日を喜んでいたのだった。
木の根沢橋から5分ほど進むと左カーブとなりカーブミラーが立っている。その西側に不思議なブルーシートが目立っていた。自然の色合いの中に見える人工的な青色で、近づいてゆくと何か書いてあるのが見えた。それを見て、ここがキャニオニングを楽しむ場所と判った。先ほどの駐車場とも結びつき、ゲート横の踏まれた地形も合点がいった。大瀑目的以外で大勢が入渓している場所と想像できた。ブルーシート前から南に道が降りており、これは帰路で踏査してみる。
先ほどの木の根沢橋から12分で大沢橋に到着。欄干は雪の重さで変形し、均等にアーチ状に変形しているので美的であった。橋下には小滝があり、轟音が上がってきていた。左岸側に進んで、ここから大沢に入渓する。この付近はひざ下ほどの水量で容易。ただしすぐにゴルジュが現れる。狭まった地形に圧水が流れているので犬は無理、左岸を巻いて進んでゆく。このゴルジュの上部にもチョックストーンが見られた。大瀑の方は情報があったが、ここのは知らなかった。ゴルジュの落ち口付近からは左岸を少し進んだら、浅い場所を選んで右岸に。なにかデジャブな印象を抱くのは、奥只見の大白沢の雰囲気と似ているからであった。
右から合流する枝沢を見ると、その先2分ほどの場所に軌道に使われただろうレールが見られた。合計4本ほどがあり、この沢沿いに木材運搬用の森林鉄道が在っただろうことが想像できた。これを見てから1分ほどで、向かう先に大瀑らしき流れが見えてくる。見えだしたこの右岸にも白髪滝風味な小滝が存在した。ここから二分ほど進むと、グッと谷幅が絞られる。この先の進路では、膝上までの水深を通過してゆく。どんどん雰囲気が良くなり、目的の滝ばかり気にしていたら、手前の左岸から落ちてきている滝が見事なこと。先ほどが小滝なら、こちらは白髪滝の大滝であった。相対しての右岸には、窟と言えよう岩穴が多くあり、その各窟の上から細かな流れが落ちてきていた。そしてラスボス。
大沢大瀑は、落差の中間部にチョックストーンがあり、訪れて良かった観られてよかったと思える美しさであった。いつもがどのくらいの流量か判らないが、白き流れを裸眼で見ていても腕のいいカメラマンが撮影しているかのように映っていた。これはいい。経路は水が冷たく寒いほどであったが、我慢して進んできてのこの景観のご褒美は嬉しい。滑る場所はあるので、危険個所はゼロではないが、優しい沢歩きで到達できる場所であった。
帰路は左岸の林道を意識して戻って行く。滝下付近に林道から降りるにはザイル必携で、右岸の小滝辺りからは上に林道が在るのが見える場所がある。這い上がるにも大変だし、降りるのも大変なのが判る。林道が近接しているのに、林道からアプローチしている人が居ないのには訳が在ったのだった。逆に、林道からのアプローチが容易なら、間違いなく観光目的の場所になっただろう。迷犬を沢遊びさせながら戻って行く。
ゴルジュの落ち口迄戻ったら、そこからは西に進んでみる。細い流れのある小沢を跨いで進むと林道に出た。コルジュを巻かねばならないことからは、往路もこの辺りから入るのが適当かもしれない。ただし、ゴルジュを見るのも楽しいし、そこにあるチョックストーンも見ておきたい。林道を進み大沢橋に戻る。そしてここから10分ほど進むとブルーシートの場所で、林道を逸れて道形を降りて行ってみる。
急下降すると大沢に出て、その上流側には深淵があり、下流は三段の滝のようになり高低差は15mほどあった。たぶんここを滑り降りるのだろう。勇気と力量により、一番上から、中断から、下段からと滑るのだろうと思えた。上の深淵で迷犬を泳がせクールダウンしてから林道に戻る。歩きながら、もう少し陽が上がってから入渓した方が良かったと思えた。歩いての暑さより、外気温と水温の冷たさ寒さの方が勝っており体は冷えたままであった。
ゲートに戻り駐車スペースで着替えていると、尾瀬に向かうのか二台のマイクロバスが通過して行った。車に乗っての帰路、咲倉沢の所では、沢ヤが入渓の準備をしていた。ここでも遊べるのかと知るのだった。この時季のみなかみ町は、素人も玄人も遊べる水遊び場だった。