須原三等点 1461.9m 2025.5.10(土)
雨 単独 須原林道より 行動時間:2H3M
@林道入口4:40→(2M)→A須原林道ゲート分岐4:42→(13M)→B須原林道終点4:55→(59M)→C須原三等点5:54〜59→(31M)→D林道終点帰り6:30→(13M)→E戻る6:43
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| @つまごいパノラマラインよりの林道入口 | @チェーンが張られ施錠されている。 | A須原林道起点分岐。ゲートはされているがロックは外されていた。 | A距離が書いてあるのかと思ったら、道巾。 |
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| 1190m付近。広い快適な林道。途中には伐採地は無かった。 | B須原林道終点。終点から先に道形あり。今回はそれを伝うが、終点から北に上がる林道を進んだ方がいい。 | B終点標柱 | 南西側に進むが、道形は消滅。 |
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| 1300m付近からササの植生。 | 獣道を伝うも肩丈の笹で、しかも雨なので至極進みにくい。 | 1330m付近でササが終わり灌木の幼木帯となる。 | 1345m付近に見られたフェンス跡。 |
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| 大きな丸い「虫よう」が見られた。 | 古い伐採痕が続く。1360m付近。 | 1375m付近のヌタバ | 1400m付近から再びササの植生。ここも深い。 |
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| 1425m付近でササの植生が終わる。 | 1425m付近から振り返る。 | 1460m付近。三角点の南西側。 | C須原三等点は探し易い状態。下草皆無。 |
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| C無傷の三等点 | Cヤキソバパンと | Cたぶんこれらは防障石だろう。埋設してあるのは西側のみ。 | C東から見る。明るい場所で居心地がいい。 |
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| 帰路は南尾根を避け、南東側に下る。こちらだとササはほぼ避けられた。 | 1320m付近で古い道形に出合う。東西に切られていた。 | 1270m付近の分岐。このような分岐が多い。 | 1240mの分岐。見える右ではなく、左(西)から降りてきた。深く掘れた道形の方。 |
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| 林道終点帰り | 須原林道き点帰り。 | 貯木場。高さ4mほどに積まれ城壁のよう。 | Dパノラマラインに出る |
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| D駐車は斜向かいの林道入口 |
旧表万座スキー場の南、魚沢の左岸尾根に須原三等点が埋設してある。西を走る万座ハイウェーからアプローチすればわずかな距離だが、それでは面白みがないので、点の記に従ってつまごいパノラマラインが走る南麓からアプローチしてみる。まだ雪のある頃に伝おうかとも考えていたが、4月・5月の残雪期をやりくりしている中でこのタイミングになった。まあ2週続けて標石を拝んでいなかったこともあり、雪解けして探せる条件はプラスに振っている。
2時に家を出る。往路は軽井沢経由で鬼押ハイウェーを使う。つまごいパノラマラインには東側から入り目的地に着く。しかし余地がすぐには見出せなかった。入山点の林道には大量の丸太が置かれ、その搬出などがあれば林道入口に停めては邪魔になる。東西に林道がループしており、入口付近では双方で邪魔になってしまう。西側林道入口の、わずか西側に南に入る林道がある。その入り口に余地を見出した。ここは地面が緩く泥濘状態なので注意が必要。南に進む林道に車が入るようで、轍は確認できた。すぐ西側に万座ハイウェーの高架があり、一応西にも行ってみたが、停められるような場所は無かった。雨は本降りで、それもあってか嬬恋村の夜明け時間になってもまだ暗かった。貯木場になっていなかったら入って行くが、そこが高く積んであり、ましてや左右にあり、極めて閉所的になっており明るくなるのを待った。
4:40出発。林道入口はチェーンが張られ施錠もされていた。圧迫感のある丸太の積まれた間を進んでゆく。崩れることは無いのだろうけど、ここほど高く積んだ貯木場は初体験だった。木材はカラマツで、そこに「低質材」と貼ってあった。進んでゆくと枝林道が北に分岐してゆく。ここには群馬や新潟でよく見るゲートが設置されていた。ただしロックは外され、手で開けられる状態になっていた。パノラマライン側で施錠してあるので、その奥にあるここは不要ってことなのだろう。「須原林道」と書かれた標識により林道名を知る。ゲート脇はバイクでもすり抜けられるスペースがあった。
須原林道に入って行く。林道幅が広くかなり心地いい。何か所か左右に枝林道が入っていた。ゲートから進むこと12分で終点地に着いた。これは地形図通りでいい事なのだが、普通はそれより先に延びていることの方が多い。ただし薄い道形が北と西に見られた。西の広い尾根を歩こうと思っていたので、西へと進む道を伝う。終点の先は深さ1mほど掘れた地形で、道形は在るが終点から先に車は進むことはできない。
点の記では、山道を伝ってとあるので、このまま標石まで連れて行ってくれると思ってしまう。そして北に上がって行く道の方が正解だったかもしれないと、少し惑いつつ西進していく。付近に下草は無く、こんな状況なら道はなくとも楽に登頂できると思えた。進んでゆくと、残念ながら標高1260m付近で道形は消滅していた。そこから西の地形は、道が存在するような地形ではなかった。
西進から北進に変えると、標高1300m付近から上部で笹が現れた。うまく回避できないかと笹の際を再び西進しだす。しかし全く薄くならなかった。ちょうど獣道のような筋があったので、諦め筋を追いササを分けることにした。見たところ腰丈くらいだったので、それほど負荷にはならないと思ったが、20mほど進むと肩丈になった。雨を纏ったササは重く、雪解け直後で寝ている笹も混ざる。そんな場所は腿上げがきつく、後を追ってくる迷犬はその場所の通過に苦労していた。これがずっと続くのかと半泣きになりそうだったが、それでも道がどこかにあるはずで、それさえ見つけられれば笹の中であっても楽になるはずと思うようにした。
1335m付近で笹の植生が終わった。標高差35mくらい、時間にして10分の苦行であった。ここからは、やや密生した幼木帯で分け進むのだが、笹に比べれば負荷はほとんどなかった。また笹が現れるのか、もう現れないのか・・・。1345m付近では、落ち葉に埋もれたネットが現れた。登って行くと、ちらほらとそれが見える。この緩斜面を思うと牧場が在ったように思うのだが、柔らかい仕様のネットであり、これを柵に使用している牧場を見たことがない。何があったのだろうか・・・。
1360m付近には、大きなバレーボール大の「虫よう」のできた木があった。木に何か居るのかと構えたが、コブと判りホッとした。まん丸いもので雨に洗われ輝いていた。ここに至るまでにも見ているが、点々と古い切り株が続いていた。ただし倒木などは一切なく、すべて除去されているのだった。そのための道形もない。切り株やネットが見えたので、道形が現れるかと思ったが、そうはならなかった。
1375m付近には大ぶりなぬた場が見られる。利用頭数は少ない様で足跡はわずかであった。そしてまた、1400m付近から笹の植生が現れた。ここも深い植生で肩丈を分けて行く。もう僅かなのでここで諦めることはないが、雨の中のササ漕ぎほど嫌なことはない。知っていたら、もう少し早い時期に入ったのだが・・・。それにしても、もうすぐ目的地になるのに道形が見えない。国土地理院のWEBページが4月より変わり、それ以前の時より表示解像度が荒くなってしまい、地図の破線の場所が良く見えないのだった。利用者にとっては改悪である。
1425m付近で笹の植生が終わった。ここは6分ほどの苦行であった。そのまま続くのかと思ったら、このエリアはパタッと消えるから面白い。それより上は全く下草がない斜面だった。何もなければ本当に快適斜面だった。1460m付近となり、相変わらず平坦な地形なのだが、その先にこんもりした地形が見えてくる。そこに向かって行くと、見つける労力ゼロと言っていいほどに、向こうから姿を現した。
須原三等点到着。奇麗な標石で無傷。西のみ防障石があり、南側2.5mほどの位置に防障石だったろう石が2個転がっていた。点の記の写真では、伐採したての絵であるが、太い木も林立し雰囲気はだいぶ違っていた。それでも樹林間隔が広いので、雨の中でも明るい山頂部で居心地はいい。迷犬とヤキソバパンを分け合ったら下山に入る。
往路は南尾根を伝ったので、帰路は林道に向かって降りている南東尾根を意識して降りて行く。そして笹の植生を回避して歩いてみようと思った。降りて行くと現れるのだが、その縁を巻くように進んでみる。西側に行くと有ることは判っているので、東に巻いた場所が多い。すると、ほとんどササを分けずに降りられた。往路を終点から北に上がる道を伝っていたら、まったく状況が変わっていたよう。降りて行くと、1320m付近で東西に走る掘れた道形が現れた。これかと判ったが、上部では出合っていない不思議。ここからは道形を追ってゆく。南に下らずに南東に下って行く道形だった。
1270mには分岐があり、掘れた道の方を選んで降りて行く1240m付近には十字路があり、直進が掘れた道なのだが、右折して南へ下る道に入る。登ってきた場合は左折になるのだが、直進してゆく道もあり難しい。降りて行くと終点に降り立つ。往路で見た北に登って行く道で降りてきた。さきほど右折して正解だった。ただし、終点の少し東から掘れた道が北に上がっていっていた。たぶん上の分岐を直進すると、この場所に出るようだった。
残りは林道歩き。雨はまだ降り続いていたものの、新緑と林道の広さがそう思わせるのだろう、とても心地いい場所だった。須原林道起点まで戻り貯木場の木に貼られた表示をよく見る。搬出期限は前年度の12月7日になっていた。期限から5カ月が経過しているのだった。パノラマラインに戻る。林道の途中から切り出しているのかと思ったが、伐採場所は他にあり、ここで一時保管しているようだった。帰路は草津経由にした。雨の中の八ッ場ダムは見事なブルーの発色だった。
振り返る。林道終点からは北に上がるのが正解。ただし分岐や枝道が多く、「道を伝う」のはけっこう難しい。それより南尾根に乗らないよう注意しながら、北西に進むのでいいと思う。そして笹が出ても巻けるので、避けて登る形でいい。

