蓼科麦草四 等点      2113.7m       凧落三等点      1811.2m                                                                                                                                                                                         2025.10.25(土)


  小雨    単独     スズラン峠登山口より      行動時間:2H57M


@登山口駐車場6:11→(64M)→A蓼科麦草四等点7:15〜19→(48M)→B女神茶屋前8:07→(31M)→C凧落三等点8:38〜44→(24M)→D駐車場9:08 
                                                                                                                                                                                                                                                             


 
@スズラン峠登山口から バスは季節運行で、それも茅野行きの一本のみ。 付近は、植生から赤色は少ない。黄色が大半。 最初の平たん路
       
確かこの標識は道の反対側に立っていたはず。今は北側に立ち、標識の文字が逆さになっている。 だんだんと露岩帯に 露岩帯の登り A蓼科麦草四等点。現行の道は東を通過。標石前を古い道形が通過している。
   
A標石の場所はシラビソが覆っている。 Aここにして無傷で状態がいい。 A西から A標識
     
下山時に少し晴れていたが、展望が得られたのは僅か数分で、以降はガスの中。 B女神茶屋前に戻る。茶屋の裏の駐車場には、小屋番のものだろう車両が見られる。 分岐からは旧道の方へ 尾根の出合分岐
       
前夜からの雨と、濃いガスのおかげでガラス玉のようで綺麗。 たおやかな尾根道を南進 途中から八子ヶ峰ヒュッテ側 どんどんガスが濃くなる。
       
C分岐道標と注意看板が4つ乱立。 C古い道標 C登山道から見る標石の場所 C御料局三等点もある。かなり傾いて立つ。
       
C使えなくなっているがベンチが2脚ある。 C小屋が在ったようで、残骸が残る。一斗缶多数。 C凧落三等点 南に近接して境界標柱が埋設されている。 C南から
       
林檎を食べながら戻ってゆく 南東側。南八ヶ岳全閉。 北東側。左が蓼科山。登っても展望は全閉な日。 下降点帰り
       
D戻る。雨であり、蓼科山側の入山車両は7台のみ。      




 南八ヶ岳のピリッとした場所を
予定していた。しかし残念ながら秋の晴れ間にならずに曇り予報。金曜日は遅くまで雨だったので、これだと朝からの行動時間に降られる可能性も高い。ここに限っては、展望のいい場所であり周囲が見られない時は避けようと思っていた。今年中に片づけたいと思っているが、もうすぐ降雪も考慮せねばならなくなってきた。人間様だけなら何も気にしないのだが、御犬様を連れ上げるので条件が重要であった。実際は、ほとんど犬を追って歩いているので、こちらが連れ上げられている格好なのだが・・・急遽転進場所を探す。
 

 

蓼科麦草四等点は、スズラン峠登山口から蓼科山への経路に存在する。南東にある麦草峠とここの麦草は同じ意味合いだと思うが、近いようでそれなりに離れている。なので地名ではないように思い由来が知りたい部分であった。一級路の経路であり、人気ルートを辿るだけでたどり着ける。ここだけでは寂しいので、登山口に戻ったら八子ヶ峰側に登り、南にある凧落三等点も計画した。珍名点であり、「タコオチ」ではなく「タコウチ」と読ませる場所であった。ここも登山道上であり、この日は漕ぐ場所はほぼゼロであった。 

 

4:15家を出る。R254で西進してゆくと、望月付近からパラパラと降りだしてきていた。雨雲レーダーでは降っていないことになっていたので、垂れ込めたガスの影響のようだった。女神湖付近からは完全に雨模様となり、ここにしてよかったと思えた。南八ッの方は降っていなかったかもしれないが・・・。スズラン峠の駐車場には、エンジンのかかったワンボックスが1台のみ。いつも通り八子ヶ峰側の駐車場に入れる。小屋のスタッフだろうか、女神茶屋上の駐車場にも停まっている車があった。到着後すぐに準備をしだすと、ワンボックスの主も準備をしだした。雨模様に出発を迷ってい、私の行動が背中を押したのだろう。 

 

6:11雨具を着こみ出発。入山口のバス停時刻表を見ると、季節運行且つ下りの1便しかなかった。利用者がほとんどいないってことだろう。逆にこれだけ少なかったら、利用側も使い辛いだろう。バス利用の場合は、ここを下山口として計画しなければならない。ササの中の一級路を進むのだが、前日の降雨のせいかかなりヌタヌタしており、すぐに迷犬の足はドロドロになっていった。紅葉は黄色が主で、たまに赤色があり今年は発色がいいようだった。平たん路を進んでゆくと、左側に道標が逆さになった場所が現れる。前回は20年ほど前の通過だったが、たしかこれは道の(右)に立っていたものだったはず。 

 

スタートから40分ほどして露岩帯の通過で急登を行く。迷犬はここのような場所を好まないようで、その左右にある土の乗った地形を好んで進んでゆく。体重がある個体だと、爪でグリップさせるに擦れてゆく。こんな場所の通過ではけっこう爪が減るのだった。本人(犬)も判っているのかもしれない。せっかくなら蓼科山山頂まで行きたいが、上部ほどに爪への負荷が大きいので避けたのだった。少し晴れ間も出てガスが取れる時も出てきた。もう僅か。 

 

蓼科麦草四等点到着。迷犬は一足先に到着し、標石の前で休憩していた。たまたまか学習したのか、後者なら嬉しいがまだ前者としておこう。シラビソの枝葉が覆う下に標石はあり、気にして探さないと見えてこない場所であった。そしてその前には旧道があり、薄い道形が上に進んでいた。現在の道は東側に存在する。休憩しているとワンボックスの主が通り過ぎて行った。最初の目的が達成し下山に入る。この時がこの日の一番展望を得られた時で、3分ほどガスが取れ下界を望むことができた。 

 

下って行く。ちらりほらりとすれ違う人が居る。下りも迷犬は岩を避けて下っていた。嫌いなことを無理強いするのは嫌なので、やはり蓼科山のような場所は今後は避けたい。北アの笠ヶ岳などは凄く嫌だろう(笑)。平たん路の所で男女のパーティーとすれ違う。そして女神茶屋前に出て、その南側を通過し上の駐車場に出る。ここには2台停まっていた。北に振って八子ヶ峰への登山道に乗る。分岐からは旧道側を選び進む。階段路の場所は土が流れ段差が大きくなってきていた。土留め木を模したコンクリートは、酸性雨の影響か骨材の鉄筋が出ているものが多かった。 

 

尾根の分岐点まで上がったら南に進む。ここを上がるのは4回目だが南に進むのは初めてだった。伝いやすい緩斜面で展望尾根であったが、ここでもどんどんガスが濃くなっていた。そして進んでゆく先に、これでもかと道標が現れる。各方面に対し各々に注意書きがあり、多さの背景はそれが理由なのだが、道標のほかにバイクや自転車での通行不可を告げる注意書きが掲げられていた。昭和の頃からだろう古い道標も見られる。その分岐点の東南東にこんもりと高い場所があり、僅か10mほど笹の中を踏んで到達、 

 

凧落三等点登頂。北北西4mほどに御料局三角点があり、西面に三等と彫られていた。御料局点では、あまり等級が彫られている標石は見ないので珍しい場所かもしれない。標石はだいぶ傾いており、国土地理院管轄であったならば、「成果不良点」扱いになっていただろう。何を隠そう、先ほどの蓼科麦草点が成果不良点だった。傾いているためのようだが、現物を見ても傾いているようには見えなかった。話を戻して、ここの三等点標石も無傷で奇麗だった。登山道があり、アプローチしやすい場所は傷つけられていることが多いが状態が良かった。 

 

標石に近接して境界標柱が埋まっていた。100mmほどしか離れておらず、こんなに近くに打たなくても・・・と思ってしまう。この山頂にはベンチが二つある。朽ちて使えなくなっているが、各尾根道への四差路的分岐点で休憩適地だったよう。小屋も在ったようで、その残骸が南側に見られた。古い仕様の一斗缶が沢山見られた。予定の2点を拝めたので帰路に。 

 

迷犬とリンゴを分かち合いながら戻って行く。展望尾根途中から八ヶ岳側を望むが、上部深く濃いガスが覆っていた。北も南も、今日の八ヶ岳は全閉だったはず。下降点まで戻って東に降りて行く。駐車場が見えるようになり、道向こうのスペースを見てちょっと驚いた。7台停まる車のうちの1台に、シルバーのボディカバーがされていた。カバーは雨よけや日よけ効果があると思う。この時は小雨だったのでカバーをするほどの雨でもない。ましてや陽射しもない。となるとその目的は防犯効果なのだろうと思えた。自分の車なので何しようが構わないが、珍しい光景だった。 もっとも山間部では別荘地などではよく見るのだが・・・。登山口で見たのは初めて。

 駐車場に着き着替えていると、ハイカーの車がやってきた。男女が外に出てきて、降り続く雨に進退を迷っているようだった。






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