清水原三等点
1411.7m 灯明平四等点
1502.8m
2025.3.1(土)
晴れ 単独 湯川栗屋砂防堰堤付近より 行動時間:2H47M
@駐車余地5:53→(4M)→A林道清水原線起点5:57→(51M)→B清水原三等点6:48〜55→(27M)→C灯明平四等点7:22〜25→(75M)→D戻る8:40
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| @氷瀑群への道は、途中で通行止め。栗屋砂防堰堤手前の余地からスタート。 | 栗屋砂防堰堤 | A左が湯川氷瀑群への道。右が林道清水原線。ここに路駐が多いのか、注意看板も出ていた。 | A林道清水原線 |
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| 日影に雪が残る。凍っている場所も多く、おそらく2駆では登るのは無理だろう場所だった。 | 1320mから林道を離れ谷に | 上に行くと笹が出だす。 | 1360m付近。東からの古い林道幅が見られた。 |
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| 谷地形の上部。沢筋は途切れず、樋のような幅で続いていた。 | 拓けた場所に出る。旧のゴルフ場敷地にも見えるが、地形図からの境界はもっと西。 | 新しい轍の見られる林道が走っていた。これは地形図の破線に近い位置にある。 | B清水原三等点 |
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| B無傷で状態がいい | Bヤキソバパンと。すぐ西側は廃業した八ヶ岳カントリークラブの敷地。見えるのは避難小屋。 | B硫黄岳 | Bこっちは天狗か根石か。 |
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| 小屋は窓もドアも全開。廃業し過去のものになっていた。 | 南八ヶ岳側全景 | ゴルフ場内の立木は伐採されていた。このあとここでメガソーラーが設置される。 | 看板も取り外され |
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| さらに林道を西進 | C山火事注意の表示が逆さまになっている。この東に埋設してある。 | C灯明平四等点。リボンが下がる | Cこちらも無傷。幸い、雪から顔を出してくれていた。 |
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| C西から見る埋設場所 | Cダンダラ棒も見られた。 | ゴルフ場看板は、工事看板に。既に工期を終えているが、作業は終わっていないようだった。 | 楽天の携帯のアンテナ塔もある。もう人は来ないであろうここには不要だろう。 |
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| 解体中のロッジ | 東の建屋は、人が住まいしているようだった。工事関係者だろう。 | 往路に伝った林道幅の入口。海尻財産区とあるので、やはりゴルフ場の敷地ではないよう。 | 往路に取付いた場所。 |
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| 林道沿いにはくくり罠が多い | 取水場。湧水地がこのエリアは多いよう。 | 清水原線起点分岐帰り | D戻る |
春のような快晴の日。しかし今週も早々に山を切り上げねばならなかった。姪が子連れでやってくる予定で、11時には家に戻っていなければならなかった。車での往復時間、現地での行動時間を加味させ、精一杯背伸びして、信州の方の南牧村にある清水原三等点と灯明平四等点を訪れてみることにした。清水原の方は、「八ヶ岳高原カントリークラブ」が隣接するが、3年前に廃業してメガソーラーになることが決まっている。すでに工事が始まっており、状況によってはフェンスの向こう側となり拝めない点になってしまう。敷地の境が判らないので、こんなリスクを考えるのだが、拝むには早めに行くのが吉と思えた。
北東の芦平地区からと湯川氷瀑群への林道からアプローチ出来、無積雪期であれば車で簡単に到達してしまう場所。特に灯明平点は林道のすぐ脇にある。それではつまらないので下から歩いてみることにした。2025年は、湯川氷瀑への林道は倒木により通行止めになっていた。その期間が2月28日までと南牧村のページにあった。この日3月1日からは解放されるのだろうと、湯川沿いの林道側からアプローチすることにした。
3時半に家を出る。西上州は4℃、佐久に入ると外気温計はマイナス4℃を示していた。国道141号を南下し、小海のセブンでは運よく最後一つとなったヤキソバパンを手に入れる。以前は湯川橋のところに「灯明の湯」の看板があり判りやすかったが、廃業し看板も撤去されてしまった。もちろんここに、氷瀑への案内も無い。国道を離れ西進し、その温泉跡を見てさらに奥へと進む。途中に通行止めの看板が出ており、ここではバリケードされてはいないのでさらに進む。すると、林道清水原線の分岐で再び通行止め看板が立っていた。ここにはバリケードがされていた。そして観瀑者が清水原線側に停めるようで、路駐禁止の看板も出ていた。少し戻ると栗屋砂防堰堤があり、そのわずか東に3台分ほどの路肩余地があり、ここに突っ込む。
5:25行動開始。大きな栗屋砂防堰堤を見て進む。赤い流れが特徴的だった。そして湯川氷瀑への道を左に見ながら清水原線へと入って行く。湧水地が多い様で、山中に白く氷瀑がいくつも見られる。さらに進むと、ここは本格的で湧水場所で屋根付きの取水設備が出来ていた。それも二つ並んだ形で・・・。日影の路面には雪が残り、車の通過した轍が残る。冬季は使われていないだろうと予想したが、工事関係者が利用しているようだった。あと、林道沿いにはくくり罠が仕掛けられていた。その監視のために設置者が頻繁に通っているのだろう。
1320m地点で林道を離れ、西の谷に入る。最初は這い上がるような斜度だが、すぐに緩斜面に変わる。渓の中には沢のような幅500mmほどの自然な水路が続き、これは上部までずっと繋がっていた。ササが出だしササ漕ぎの場所かと構えたが、膝丈くらいの植生で邪魔になるほどではなかった。途中、1360m付近で、左岸側に古い林道幅が見られた。少しだけ伝えたが、有耶無耶になって判らなくなった。先ほどからの水路を追うと、上部で北西側に進んでゆく。向かう先が明るくなり、上側の大地に乗り上げたことが判る。
抜け出た場所は、まだ雪が残る芝の大地だった。ここも既にゴルフ場の敷地だったのかと思えた。そしてそのまま西に進むと、なんと新しい轍が残る林道が南北に走っていた。それを伝い南に進んでゆく。広く平らで、地形図と現地を見ただけでは、標石を探すのは無理に思えた。ましてや雪が覆っている。スマホで地形図を表示させて寄せて行く。進路右には、広くゴルフ場が広がっている。管理されなくなったからだろう、見える芝の状態は悪く、それがために造られた感が薄らぎ自然な感じがしていた。
清水原三角点の標石は、雪の無い地面から20mmほど顔を出してくれていた。雪が覆っていたら、探すのにかなり苦労しただろう平らな場所に埋設してあった。無傷の三等点で、国土地理院の木柱は倒れていた。ここはゴルフ場の敷地外のようで、敷地の境には白い杭が打たれ並んでいるのが見られた。西側の開けた場所で、八ヶ岳がよく見える場所だった。快晴無風で、寒さは一切なかった。ここの南西に小屋があり、扉も窓も開け放たれていた。これはゴルフ場の避難小屋だろう。ヤキソバパンで迷犬と朝食とする。かなり探すのに時間を要すと思っていたが、短時間で見つけることができた。
清水原点からは西に進む。場内の大木は伐採され、太い切り株が何か所も見られた。夏の日陰を作っていた場所が、すでにメガソーラー用に拓かれていた。林道清水原線に戻り、さらに西に進む。するとゴルフ場の東側の建屋の玄関と室内に明かりが灯り、建屋前にはナンバーの付いた車両が2台置かれていた。その西側のロッジは解体が進行形の様子であった。林道脇には、楽天の携帯アンテナ塔も設置されていた。ドコモやKDDIはよく見るが、楽天のを見たのは初めてであった。芦平へと下る道を右に見てさらに進んでゆく。こちらのゴルフ場内にも、先ほどと同じ仕様の小屋が見られた。
進んでゆくと、北側に「山火事注意」の表示が逆さになった杭が見られる。灯明平点は、そのすぐ東側に埋設してあった。こちらは雪面に天面だけを見せていた。2点は掘らねば出てこないと思っていたが、容易に見つけることができた。こちらにはダンダラ棒がバン線が巻かれて横たわっていた。そしてピンクのリボンが場所を示すように結ばれていた。ここ灯明平の名前から、麓の「灯明の湯」が名付けられたよう。お湯を利用しながら、なぜに灯明なのだろうと不思議だったが、ここの地名を知って合点がいった。予定した2点を拝めたので、帰路に。
帰りに、ゴルフ場のメイン看板に工事の詳細が掲示してあったので見てみる。2024年6月に解体工事終了となっている。しかし現地は、まだまだ建物が立って残っている。だいぶ工事が遅れていることが見えた。太陽光事業も問題が見えてきているので、何かあったのかもしれない。林道を伝い戻る途中、新しい轍の残る林道入口があった。そこには海尻財産区の看板が立っていた。あとで調べて分かったことだが、この海尻財産区域を、ゴルフ場経営会社に土地を貸していたとのことだった。残雪のある場所で迷犬を遊ばせながら林道を伝い戻って行く。
氷瀑への分岐まで戻ると、海尻第2砂防堰堤下にデリカが1台見られた。そこから男女の重装備パーティーが出発したところだった。間違いなく氷瀑に向かうのだろう。これだけ気温が高かったらリスクは高くなるだろう。もう9時に近い時間であった。
駐車余地に戻る。トータル10Kmちょっとの歩行距離。この日はいつも以上に展望(八ヶ岳)が楽しめたので、こんな場所だが大満足。