海尻二 等点 1303.5m 2025.5.24(土)
雨 単独 小海グリーンサイド別荘地南東端より 行動時間:1H28M
@1050m地点5:52→(23M)→A峠6:15→(21M)→B海尻二等点6:36〜45→(16M)→C峠帰り7:01→(19M)→D戻る7:20
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| @小海グリーンサイド別荘地南東端の1050m地点からスタート。 | 1051高点の分岐。 | 1051高点の山頂へ向かう道側にはゲートあり。上がっていた。 | 1051高点の東側への道には、大型獣用の檻が置かれていた。 |
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| 沢沿いの林道で心地いい。 | 1125m付近からコンクリート舗装。 | A1170mの峠 | Aなんもくではなく、「みなみまきむら」むせんちゅうけいじょ。 |
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| Aこのゲートは開いていたのを閉めた。小海町側から南牧村に入る人を禁じている。 | A72番側へと進む。 | 罰金は30万。無断は山中のことだろう。林道は大丈夫のよう。 | 途中のコンクリート構造の蓄電施設。下は6畳ほどある。 |
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| B山頂のアンテナ施設。 | B最高所から南東に施設。 | B三角点は落ち葉の下だった。 | B標石と防障石 |
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| B状態のいい無傷の二等点 | この施設の壁に背をつけて、まっすぐ歩いて6歩の場所に標石が埋設してある。 | Bヤキソバパンと | Bデジタル中継所 |
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| B放送各社が連ねている。 | B見える支柱の右奥に埋設点。 | C峠帰り | 1051高点帰り |
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| D戻る | Dこの掲示板があり、罰金は10万。以前は別荘族が多かったので、入山者も多く掲示されたのだろう。 | 「小海グリーンサイド別荘地」もう過去の場所かと思ったが、まだ住まいしているお宅があった。 | 開閉栓。利用者は開け閉めして水道を使う。 |
千曲川の右岸、南牧村と小海町との町村界にある海尻二等点峰。小海線の海尻駅の真東に位置し、地図上でも分かり易い場所に在る。点の記を読むと、駅側から南麓経由のルートで書かれている。登山としては、このルートは満足感の得られるルートだろう。しかし現在は、山頂にアンテナ施設が描かれ、その管理道路が実線で描かれている。それが北側からのルート。雨予報の日であり、無理をせずこのルートを伝うことにした。この決行前週では、マダニに関わるニュースが伝えられた。ちょっと過敏になり、藪が予想される場所を避けたのだった。
4時に西上州を出発。雨予報ではあったが八ヶ岳はクッキリと見えるほどで、少し明るい空を見せていた佐久地方。国道141号を小海駅側に折れて、初めて小海原地区に上がって行く。直線路が長く引かれ、その左右に高原野菜畑が広がる。川上村や野辺山で見る風景と同じで、ここも外国人労働者の姿が多く見られた。直線路の終わりから西に折れると集落があり、住まいしている方は多い。進路の間違いに気づいて戻り、直線路の終点から南に進む道に入る。分岐の南には古いバスが置かれた家があり、集落としては最終民家となる。南に進み、二つ目の分岐の場所までストリートビューの車両が入っており下見は出来ていた。ここから東への道にはゲートが造られ閉じていた。
この小海原地区の南、山体としての北麓の道が不思議でならなかった。ダート道を入って行くと答えが出ていた。「小海グリーンサイド別荘地」と看板が出ていた。それで納得で、道の切り方は別荘地のそれであった。ただ、その間に見えるソーラーパネルの土地は何なのだろう。これも後から判るが、以前に別荘地の中に9ホールのゴルフ場が在ったのだった。ポツンポツンと別荘が見えるが、ほぼ廃墟のようで過去の場所と思い進んでゆく。その途中に、分岐に番地まで書かれた表札がある場所があり、右に見ながら進んでゆくと分岐からの右の道の先にあるお宅から明かりが見えマイカーも置かれていた。まだここで暮らしている人が居ることが判った。その先で道は北に向く。その手前を東に折れると、地形図の二重線路は終わり実線路となる。
二重線路を南に入るとすぐに、東側に広くテニスコートが造られていた。ただし完全に過去のものとなり、コート北にある施設も廃屋のようだった。コート前が広く、車を停めるには適当だったが、別荘地内への道入り口には立入禁止と出ていた。ダート林道まで戻って余地を探すが適当な場所が無かった。東進から南進に変わる場所に2台分の余地があった。東側に対しロープを張ってあるのだが、ここには「きのこを販売しているので採らないでください」と掲示してあった。こんな場所に人は来ないだろうと思うのだが、別荘が現役だった頃では、訪れる人は多かったのかもしれない。きのこ農家が停める場所なのではと気になったが、ここに停めさせてもらう。
5:52行動開始。南に進みながら東を見ると、緑のフェンスに囲われた畑が見える。現在進行形で管理されている様子があった。歩き出して5分ほどで、1051高点の分岐となる。東へ分かれて行く側の道には、路肩に大型獣用の檻が置かれていた。分岐から南進する道には可倒式のゲートが造られ、この時は上がっていた。その横に「松茸山につき入山禁止」と掲示してあった。林道利用も該当するのか、この時は道から山中に入ることを禁じていると解釈し南に登って行く。ここからの登りは、すぐ東に細い流れがあり、流れの音もする目にも耳にも心地いい場所だった。
1125m付近からダート林道がコンクリート舗装に変わる。少し小雨が当たる様になってきたが、雨具を着るほどではなかった。登って行くと峠となり、四差路となっていた。「南牧無線中継所」の看板があり、何か解説がされているようだが全て退色していた。その南牧村側へ降りて行く道にはゲートが造られているのだが、ロックはされておらず開いていた。不思議なのは、峠から下に向けて入山禁止と出ていた。普通は麓側から上に向けてのものを見るが、ここは上からだった。町村界の場所であり、南牧村側の小海町側からの侵入者に対する自己防衛であった。東へは1265高点峰に向かう道があり、そこを背に西に進む道に入る。分岐には巡視路道標が立ち、向かう先は72番であった。
登って行くと山主の注意掲示があり、違反者には30万請求するとあった。スタート地点のきのこの山主は10万だった。おそらく向こうは松茸ではなく他のキノコ。ここは松茸が採れる場所なのだろう。最後の九十九折を登って行くと、向かう先に大ぶりな建物が見えてくる。斜面に造られ、基礎が地下室のようになっており、上に蓄電設備が置かれていた。ここを右に見てカーブしてゆくと山頂だった。
山頂に着くとまずNHKの文字が目に入ってくる。アンテナ群と言っていい場所で、多種多様なアンテナが立ち並んでいた。南牧村は農村地帯で拓けているようだが、電波が入りにくい場所もあるようで、ここで中継して電波を送っているようだった。建物の表示を見るとFMを含めNHKや民放各社が名を連ねていた。これら建物の南西側がこんもりと高く、容易く標石が現れると思ったが、気配がない。ここじゃないのかと、南側を探すも無く、やはり高みの場所と草を分ける。野草が茂り、落ち葉もかなり堆積していた。狙いを定め足で落ち葉を退かすと、四角い人工物が現れた。無傷の二等点だった。四辺をしっかり防障石が守っていた。東の施設に背をつけた状態で、西に6歩の場所に埋設してあった。
周囲展望は無いが、南西の千曲川のある方角は、木々の間から明るさが強く得られていた。雨でなかったら八ヶ岳が望めるのかもしれない。かなり早いが目的地到達であり、迷犬とヤキソバパンを分かち合う。さて下山。帰路は1220m地点からの破線路を伝おうとも思い、カーブの場所から覗き込んだが、道形は皆無で野草が覆っていたので諦める。その背景には「入山禁止」の文言がある。林道以外の場所であり、咎められる可能性があるからだった。
峠まで戻り、北に降りて行く。沢沿いになると、やはり心地いい。雨の後であり、いつもはもっと細い流れなのかもしれない。1051高点を通過するときに、高く上がったバーに取り付けられた掲示を見上げる、関係者以外入山禁止とあり、もう一つ役場の電話番号が書かれたものが下がっていた。この日は開いていたが、閉まっている時もあるようだった。
出発地点に戻る。地形図を見ながら別荘地内を戻って行く。水道の開閉栓があちこちにある。在住が目視できるようにか、栓の場所に各家の札が下がっており、赤い下地に「閉」の文字が書かれていた。「開」の場所は無く、それは住まいしていないことを示していた。小海原を経て小海駅側に降りて行くと、ゴルフの打ちっぱなし施設がある。こんなところに打ちっぱなしと思うが、北麓にゴルフ場が在った頃は違和感はなかっただろうと思えた。