旭山 1037.0m
2010.6.19(土)
小雨 単独 栗平の林道を詰め、山頂南側より 行動時間:27M
@取付き9:02→(12M)→A旭山9:14〜21→(8M)→B林道9:29
甘利山に行く途中にある「栗平」。ここから林道が山中に入っている。 | 栗平の林道入口。 | @伐採地の斜面。 | 尾根の上も広く伐採されていた。 |
広い道形が続く。 | 綺麗な透明なギンリョウソウ。 | A旭山山頂。 | A赤く塗られた三角点。かなり割られている。 |
A山梨メープルクラブの標識。 | A西側。 | A登って来た東側。 | 伐採斜面。 |
斜面途中。ここでの作業は進行形の様子。 | B降り立つ。 |
丸山を登り終え、次は甘利山の方へズレて旭山を狙う。ここは東の穂見神社からのアプローチが通常のようであるが、地形図を見ると林道が南側山腹を通っている。これは使わない手は無い。雨模様の日は極力省力。って言うか、基本「楽」をしたいのが性根にあるので・・・。
甘利山へと車道を登って行くと、細かい九十九折の追えた先に、「栗平」と地形名がふられた場所があり、ここから林道が東に入っていた。ゲートでもあるのだろうと思っていたが、ありがたいことに無い。おかげでダート林道をどんどんと進んで行けた。カーナビを見ていると、あれよあれよと旭山が近づき、直下を掠めて東に進んで行った。当然適当な取付き場所を見ながら進むのだが、しばらくは鬱蒼とした山腹斜面であった。すると急に目の前が開け、伐採斜面が現れた。そこは上に向かっての道もあり、最高の条件。車を置く余地もそこそこあり、ここから取付く事に決定。探してみるものである。
かなり泥濘地だが、長靴を持ってきたので問題なし。道具は道具。有ると便利な長靴なのであった。キャタピラーが登ったであろう急峻の道を、靴をドロドロにしながら上がって行く。そしてすぐに尾根上に乗るのだが、そこも広く伐採された状況。この周辺一帯を伐採するのか・・・。ここから進路を北西にとると、樹林の中に入り、ここでは雨に濡れたギンリョウソウが、それこそ幽霊茸と呼ばれるの姿で待っていた。透明で神秘的なのだった。樹林帯の中には道形があり、時折赤ペンキやマーキングも見られる。完全に里山の様相。
旭山の山頂は、そのほぼ中央に航空撮影用の三角点の白いプレートが散乱し、その三角点は西側に鎮座していた。無残にも角が酷く割られ、赤く塗られたペンキにより痛いげな雰囲気があった。二等なのか三等なのか、それさえも判読不能なほどに割られていた。北西側への道形も降りており、尾根通しの道があるようにも見えた。この山頂に居ると、何処からか声が聞こえる。麓なのか、甘利山側からなのかは判らなかった。帰りは往路を辿る。
伐採地の下りは赤土の泥濘地であり、かなり滑るので要注意箇所。ここで最後の最後で滑れば、目も当てられないほどにドロドロに。林道に降り立ち、ゴットリ付いた長靴の土を叩き落す。車を気遣う人は、新聞紙などを持った方がいいかも。林道を戻り、韮崎の町に降りて行く。まだまだ余力は十分あるが、今日はここまで。腹いっぱいより、足りないくらいがちょうどいい。温泉を楽しみ、清里で清泉荘に寄ってから帰路に・・・。