神道山   400m           江星山    517.1m            
 

 2010.11.14(日)   


  曇り     単独       神道山公園Pより          行動時間1H52M


@駐車場7:34→(17M)→A神道山7:51〜56→(11M)→B最低鞍部8:07→(28M)→C江星山8:35〜39→(34M)→D神道山再び9:13〜21→(14M)→E駐車場9:35


iriguchi.jpg  cyuusyajyou.jpg  kaidan.jpg  rokunokoshi.jpg 
R246からの神道山公園入口 @神道山公園駐車場から階段を登って行く。 手摺のある、優しい勾配の階段。 六の越
cyoujyou.jpg jindouyama.jpg  kanetukidou.jpg  kanetuki.jpg 
A神道山山頂 A標高402.5mとある。地形図と異なるが・・・。 A東端に鐘撞堂がある。 A当然鳴らす。「ゴ〜〜ン♪」
nihonkai.jpg  jindouyamaeboshi.jpg kakoukaishi.jpg  saiteianbu.jpg 
A東屋から見る日本海。 A神道山から見る江星山。 下り始め。少し踏み跡が有るが、すぐに有耶無耶になる。 B最低鞍部付近。モシャモシャ。
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江星山側斜面。急峻の連続。 痩せ尾根にもリョウブなどの植生があり、歩き(登り)辛い。 C江星山山頂。ここもモシャモシャ。 C三等点。
kado.jpg  eboshihoko.jpg  sancyouno.jpg  syamentocyuu.jpg 
C三角点の表面には、丸いロゴが入ったものが埋め込まれている。 C江星山から鉾ヶ岳。 C山頂には、なにか標識が有ったのか。紐が残る。 山腹の紅葉と下界。
tocyukarajindou.jpg  jindounanmen.jpg  modoru.jpg  hutatabi.jpg 
江星山山腹から見る神道山。 神道山斜面の登り。こちらは下草が少なく歩き易い。ただし急。 Dここに出る。神道山の南側展望所。 D再び山頂公園に。
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階段を降りて行く。  E駐車場に戻る。  



 三角台を登り終え、神道山公園にずれて行く。R246号からの入り口には
大きな鐘があり、公園入り口として十分なほどにアピールしてある。しばらく伝って行くとT字路となり、左がマレットゴルフ場へ、右へは下って行く形なので半信半疑だが、道標は右へと導いている。進んで行くと手前に池があり、その先に連絡橋が見える。その右手には和風な建物があり、そのまま道を進んで行くと、道は下降路となりどんどんと高度を下げて行く。どうやら先ほどの場所が正解の様子。和風な建物まで戻ると、それは売店で、裏にはキャンプ場まであった。しかしこの建物は全ての窓に雪囲いがされ冬支度が終わっていた。と言う事は、ここに車を置いても良さそうだが、僅かに戻った場所に大きな駐車場がある。しかしこの周辺に神道山を示す道標が無い。僅かでも道側に有ると判りやすいのだが・・・。

 

 駐車場に入ると、そこにある地図からここが神道山の登山口である事が判る。トイレもあり、よく整備された公園のような感じ。ここは空荷で行こう。すぐに階段を上ると、先ほどの連絡橋からの道と合流。ここには水道もあり水が得られる。さあここから神道山まで「1088段」の階段があるとの事。階段の段差はとても腿上げがしやすい段差で、快適に登って行ける。階段脇には、奉賛金を出した方の、柵の代わりをした柱が並ぶ。階段の登り口には「熊注意」とあり、熊の写真まであったのだが、はたして出てくるのか・・・。当然のように鈴も鳴らさず、静かに登って行く。鈴の音で、自然の音を遮りたくないのであった。

 

 途中途中には、休憩所が設けられ、ベンチや東屋なんかもある。とても登り手側思いの登路なのであった。そして1088段目が見えると、その先に草地の平原が広がり、東側に鐘撞堂があった。登った人の特権で、願い事をしながら鳴らす事が出来る。気持ちよく「♪ゴーン」。その手前の東屋からは、日本海を見降ろす事も出来る。さてここは中継地、最終目的地はこの先。地形図では破線ルートが書かれているが、どれほどの道だろうか・・・。神道山の南側に行くと柵があり、そこから右へ行くと、雑草の中に埋もれた灰皿とベンチがある。それらを見ながら斜面を下りて行く。しかしそこには踏み跡が僅かにあるだけで道形は無い。確かに地形図からは、破線があるのはここでは無いが、江星山と繋げるのには、この尾根が順当。降りて行くと、イヌガヤなどが蔓延る尾根に変わった。道などは皆無。ツル性の植物を切りながら進むような、間違いなく藪漕ぎ。両山の最低鞍部まで進めば、なんとか道形があるのかと思ったが、ほとんど判らないまま江星山側の斜面に取り付く。

 

 急峻を這い上がる感じで、しばらく木々を掴みながら登って行く。しかし、踏み跡はあるものの道形とは言い難い。急峻過ぎて道形が流れてしまっていると考えた方がいいか。江星山側に取り付いて2/3ほど登ると、その急峻も和らぐ。するとそこに道形が出てきた。私の先ほどの予想は当たっているのだろう。緩やかな場所にはそれなりに道形が確認出来るのであった。ただし、明瞭ではない。

 

江星山到着。雑木に覆われた山頂で、背伸びをすると鉾ヶ岳が望める。三角点が鎮座し、それ以外の人工物はマーキングくらい。今登ってきた急峻を降りるのだが、かなりの嫌な感じ。と言うのも、破線が書いてあったので道形があるかと思い、スニーカーで登ってきていた。既に靴の中には泥が入り、枯葉も入り酷いもの。長靴か、登山靴でもスパッツ必携の場所であった。完全に甘く考えていた。低山でもなめてかかると危ない・・・いい教訓であった。

 

 さあ下り、慎重に下るが、スニーカーでのグリップ力に無さに、何回もズルッと滑る。左右の木々を掴みながら体を降ろして行く。鞍部まで降りたかと思い、少し気を抜いていたら、自分が分けた木の枝が、左目眼球を叩いた。それ以降、見えるものがブレて、酔いそうであった。この症状は夜まで続き、家路への帰路、とても怖い思いであった。話を戻し、鞍部から神堂山に登り上げて行く。じっくりと道形を探すように歩いたが、やはりない。廃道と言うより消滅しているよう。

 

 神道山まで戻り、再び鐘を鳴らす。鐘内から湧きだす空気の揺れる音が、低く深くそして長く響いていた。1088の階段を降りて行く。登りでは、階段だけしか見えなかったが、下りは下界の景色が見える。けっこう気持ちがいい感じ。一気に下りて行き、登山口に到着すると、すれ違うように老齢なご夫妻がスタートして行った。カラフルな山服に身を固めていたが、何も持たず空荷。ここなら体一つでの登山で十分だろう。江星山に行くにしてもザックが無い方が行動はし易い。けど、行く人はまず居ないのだろう。そんな踏み痕の様子であった。

 

 さあ次は、能生地区から糸魚川地区に入り小富士山を目指す。

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