三角台     313.5m                
   

 2010.11.14(日)   


   曇り      単独      シーサイドパーク名立     行動時間:38M


@シーサイドパーク駐車場6:07→(12M)→A公園キャンプ場6:19→(6M)→B三角台6:25〜26→(14M)→C電子基準点6:40→(5M)→D駐車場6:45


  
iriguchi.jpg  kijyuntenno.jpg  huusya.jpg  kaitencyuu.jpg 
@シーサイドパーク入口(帰りに撮影) 基準点のある広場入口。 下から見上げる最初の風車。 Aキャンプ場側から見る風車。こちらは稼動していた。
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途中の分岐。左に入ると、ベンチのある広見がある。 散策路の様子 B三角台(ブレ) B無残にも角が割られた一等点。
sankakudaikara.jpg  toucyukara.jpg  bob.jpg  denshi2.jpg 
B三角点側から見た散策路側。 途中から日本海。 風車下から公園を見下ろす。 C電子基準点(GPS測位)
denshi1.jpg  gezan.jpg  chizu.jpg   
C自分が写りこむほどテカテカな基準点標。 D入口に戻る。  D園内の地図  


 
 名立谷浜ICの所は、ちょうど海岸線が岬のようになっており、そこが鳥ヶ首岬と名付けられている。そしてその岬に対して出っ張り部分の中心をとるような位置に「三角台」という山がある。この名前に魅かれてしまった。なぜに三角台・・・。何処か麓から見ると、そのような形をしているのか、そう思って地形図を見るが、そうでもない様子。麓には灯台もあり、山腹には車道が上がっている。簡単に踏めるだろうと思って狙ってみる。

 
 暗い中、名立駅側からの道を伝って行く。途中に岩屋堂があり、暗い中でのひっそりとした景勝・拝観地は、ちょっと怖さがある。ここを右に見ながら登って行くと分岐となり、シーサイドパークの道標に導かれ左に進んで行く。注意して進んで行くと、右手山側斜面に「三角台」と書かれた道標があり、経路距離が標してあった。ここからの入山と、この先のシーサイドパーク名立からの入山では、距離的に一緒だが、勾配はここの方が強い。楽をしようとシーサイドパークの方へ行く。

 
 シーサイドパークに着くと、地形図に書かれている実線は、分岐個所
(公園入り口)で通行止めになっていた。となると、さっきの場所から登った方が短い事になる。でもここには駐車場があり、車を置いておくにも安心感がある。上に続く道の真ん前に停め準備をする。と言っても1Kmもない経路。持ち物はカメラと軌跡の拾うGPSくらい。

 
 軽装で車止めのチェーンを跨いで行く。進む先には大きな風車が見え、それに加えてフィールドアスレチック施設も見える。ここがこんな場所だったとは・・・。山とは別に遊びに来たいような・・・。時季をもう少し早くにすればキャンプも可能の様子。入口から250mほど伝った左側には、地形図を見ると三角点がある。寄り道して探したのだが、見あたらず。そこからは舗装路は伝わず、フィールドアスレチックの施設脇にある丸太階段を登って行く。ここを登りきると最初の風車の下で、そこにはボブスレーの頂上駅もあった。この山頂大地はキャンプ場になっていて、炊事塔やトイレも備わっていた。展望もいい事から、かなり居心地がいい。静かな公園の、朝の散策といった雰囲気。

 
 目指す南東側にはもう一機の風車がある。こちらの風車はギシギシ言いながら回っている。その下を通過して行かねばならないので、かなり怖い感じが伴う。キャンプ場から緩やかに下って行くと、その風車の下となる。見上げて見たいのは山々だが、軋む音に足早に下を向いて通過し、振り返り見上げるような感じだった。なんだろう、大きさと音からくる威圧感と言ったらいいか。この先は緩やかに右カーブとなる。下からの舗装路も上がってきており、これは風車の建設用の道なのだろう。経路何処にも標識は無い。刈り払われた3m幅ほどの場所をずんずんと進んで行く。

 
 途中、右にゴルフのグリーンのようになった高台が現れ、道はそこから緩やかに降りて行っていた。その高台の上には三角点が鎮座し、見ると一等点であった。ここが三角台山頂。昨日の鉾ヶ岳でも一等点。二日続きで見られるなんてツイている。しかし山頂ではあるが、残念ながらここからの展望はない。そっけない通過点のような場所であった。なにか標識でも有れば、この場所が浮き立つような気もするが・・・。すぐに来た道を戻る。

 
 キャンプ場まで戻りトイレを借りようとしたが、全て閉鎖中。既にシーズンオフと言う事だろう。1番目の風車下に立ち、日本海を見下ろす。曇天、そしてなんか黄色い。“これ、黄砂の影響か”なんかおかしな天気だと思ったら、日本海側特有の・・・。しばらく関東側に居て、この時季の黄砂を忘れていたのだった。再びフィールドアスレチック脇の階段を降りて行く。

 下の広場で
再度三角点を探す。施設の裏側を、それこそローラー作戦のように探すのだが、見つからない。そんなわけは・・・と思い。一回公園側に引いて全体を見てみると、照明灯に見えていたそれが奇妙な装置に見えた。近づくと、それが電子基準点であった。GPSで現在地を測位して、毎日本部へデーターを送っているそうな。灯台もと暗しとはこの事で、ここにはよく見る石の標柱は無いのだった。これで思い残す事はない。気分良く舗装路を降りて行く。

 
 駐車場に戻り、次は昨日登った鉾ヶ岳近くの神道山へずれて行く。

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